須川展也
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
![]() |
クラシック音楽 |
---|
作曲家 |
ア-カ-サ-タ-ナ |
ハ-マ-ヤ-ラ-ワ |
音楽史 |
古代 - 中世 |
ルネサンス - バロック |
古典派 - ロマン派 |
近代 - 現代 |
楽器 |
鍵盤楽器 - 弦楽器 |
木管楽器 - 金管楽器 |
打楽器 - 声楽 |
一覧 |
作曲家 - 曲名 |
指揮者 - 演奏家 |
オーケストラ - 室内楽団 |
音楽理論/用語 |
音楽理論 - 演奏記号 |
演奏形態 |
器楽 - 声楽 |
宗教音楽 |
メタ |
ポータル - プロジェクト |
カテゴリ |
須川 展也(すがわ のぶや、1961年7月25日 - )は、日本のサクソフォン奏者。静岡県浜松市出身。静岡県立浜松北高等学校、東京芸術大学卒業。サクソフォンを大室勇一に師事。第51回日本音楽コンクール管楽器部門で2位(1位なし)、第1回日本管打楽器コンクール・サクソフォン部門で第1位を受賞しデビュー。第4回(1993年度)出光音楽賞を受賞するなど、国内を代表する管楽器奏者のひとりである。
クラシックのみならず幅広いジャンルで活躍している。東京佼成ウィンドオーケストラのコンサートマスター、東京芸術大学講師をつとめる。トルヴェール・クヮルテットのリーダーで、ソプラノサクソフォーンを担当している。2002年のNHK朝の連続テレビ小説『さくら』のテーマ音楽を演奏するなど、マスコミへの露出も多い。 発売したCDも多くあり、『Exibision of Saxphone』『Jenna』『Sugar』等がある。
多くのサクソフォンのための作品を委嘱している。(例、吉松隆作曲「ファジーバード・ソナタ」、「サイバーバード協奏曲」、「ソプラノ・サクソフォン協奏曲~アルビレオ・モード」)
[編集] 人物
大の車好きで、愛車はアルファ・ロメオ。演奏会場まで運転するのをいつも楽しみにしているのだが、高速道路に入った途端眠気を覚える事がよくあるらしい。
酒が入ると眠ってしまう。フォトアルバム「音楽しか考えられなかった」によると、人を介して作曲家の吉松隆と初めてお酒を飲んだ時もぐっすり眠ってしまい、紹介してもらった人に怒られてしまった。
妹が二人いて、下の妹もサックスが吹ける。
初めは中学校の吹奏楽部でフルートを吹いていたが、途中でサックスに目覚め変えてもらう。当初はテナーサックスで、ジャズめいた曲にも関心を示していたが、音楽の授業で「アルルの女」を聴いて以来完全にクラシカルサックスの虜になる。
両親は彼に人の役に立つ職業につく事を願い、静岡県の難関高校である静岡県立浜松北高等学校への進学をすすめる。見事合格を果たし、サックスを買ってもらう。やがて両親に真っ向から反対されるものの、音楽への道を諦めず東京芸術大学に現役合格を決める。
トルヴェール・クヮルテットの彦坂眞一郎、新井靖志、田中靖人はいずれも須川と同じ大室勇一の門下である。当初テナーサックスの人間だけが決まらず、他の3人が大室に相談したところ、紹介されたのが新井の名前だった。ところが須川がいざ新井に連絡しようとした際、うっかり“新井”ちがいで同姓の弟子に連絡してしまったらしい。
ペットは三毛猫の「にゃ」。
コンサートでは、イッセイミヤケの衣装をよく着用している。
フルートの山形由美と同級生。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- Nobuya Sugaya OFFICIAL WEB SITE - 公式ページ。