Bye Bye
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Bye Bye(バイ・バイ)
Bye Bye | ||
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長渕剛 の アルバム | ||
リリース | 1981年10月1日 1985年11月1日(再発) 2006年2月8日(再発) |
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録音 | - (SOUND INN STUDIO) (EPICURUS STUDIO) (TOSHIBA EMI STUDIO) |
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ジャンル | ポピュラー | |
時間 | 43分11秒 | |
レーベル | 東芝EMI/エキスプレス | |
プロデュース | 長渕剛 | |
チャート順位 | ||
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売上枚数 | ||
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長渕剛 年表 | ||
夏の恋人 (1981年) |
Bye Bye (1981年) |
時代は僕らに雨を降らしてる (1982年) |
Bye Bye(バイ・バイ)は日本のミュージシャン、長渕剛の4枚目のオリジナルアルバムである。
1981年10月1日に東芝EMI/エキスプレスよりリリースされた。
その後、1985年11月1日にCD化されて再リリースされた。また、2006年2月8日には24ビット・デジタル・リマスタリング化されて再リリースされている。
メッセージフォークとしての趣はより強くなっているが、若干ロックに傾倒している感もある。この後、長渕は本格的にロックサウンドを追求していく事になるが、その原点ともいえる作品。
目次 |
[編集] 解説
長渕剛通算4枚目のオリジナルアルバム。中でも、『二人歩記(ふたりあるき)』は、最初の結婚相手である、石野真子に捧げた1曲としてファンの間では知られている。
前作『乾杯』において「長渕流フォーク」の完成を宣言した彼が、新たなる音楽的な試行を試みたアルバムといえよう。単純にフォークソングのカテゴリにとどまらず、違ったジャンルの音楽を吸収しようとしている様にも思える。全体的には明るい曲調の曲が多いが、最後のタイトルナンバー『Bye Bye』からは、青春時代を過ごした福岡での辛い想い出を聴き取ることが出来る。
収録曲では、特に『碑(いしぶみ)』の評価が高い。
[編集] 収録曲
- 碑(いしぶみ) (5:11)
(作詞・作曲:長渕剛 / 編曲:瀬尾一三)- メッセージ性の強い楽曲。後にアルバム『NEVER CHANGE』で再録音されている。
- 二人歩記 (4:47)
(作詞・作曲:長渕剛 / 編曲:徳武弘文・瀬尾一三)- 「ふたりあるき」と読む。8thシングル曲。当時結婚前の石野真子と交際中の期間であり、あらゆる世の中の喧騒のなかでの二人の事を歌っている。本アルバム発売前に、既にライブアルバム『長渕剛LIVE』の中でも歌われている。
- Poor Boy's Blues (4:21)
(作詞:松井五郎 / 作曲:長渕剛 / 編曲:徳武弘文)- フィクションだが、アメリカでの生活の事を歌い上げている。後にアルバム『LOVE SONGS』で再録音されている。
- さよなら列車 (3:11)
(作詞:長渕剛・松井五郎 / 作曲:長渕剛 / 編曲:石川鷹彦) - 道 (3:53)
(作詞・作曲:長渕剛 / 編曲:徳武弘文・長渕剛)- 珍しくヨーデルを取り入れた楽曲。2003年(平成15年)、ニッポン放送系列(NRN)で放送されていた「オールナイトニッポンフライデー・長渕剛今夜もバリサン」にて、生演奏が披露されている。
- 賞金めあての宝さがし (5:28)
(作詞・作曲:長渕剛 / 編曲:徳武弘文 / ブラスアレンジ:瀬尾一三) - 銀色の涙とタバコの煙 (2:54)
(作詞・作曲:長渕剛 / 編曲:笛吹利明・長渕剛)- かなりマニアックだが、笛吹利明による長渕剛の楽曲のアレンジはこれが初。
- ほこりまみれのブルージーンズ (3:04)
(作詞・作曲:長渕剛 / 編曲:石川鷹彦・長渕剛) - Bye Bye 忘れてしまうしかない悲しみに (10:09)
(作詞・作曲:長渕剛 / 編曲:徳武弘文・長渕剛)- 当時のミュージシャンとしての自分に対する不安や後悔の念を歌った曲。後にアルバム『NEVER CHANGE』で再録音されている。
[編集] 参加ミュージシャン
どの曲でどの楽器を演奏しているかの詳細な記載は、一部を除いてなし。
- Drums:林立夫,森谷順
- A.Guitar:長渕剛,石川鷹彦,笛吹利明,徳武弘文
- E.Guitar:徳武弘文
- E.Guitar Solo:矢島賢(1)
- Dobro:石川鷹彦
- Dulcimer:石川鷹彦
- Banjo:石川鷹彦,長渕剛
- Mandolin:石川鷹彦
- Lap Steel Guitar:谷口陽一
- E.Slide Guitar Solo:古川健二(6)
- E.Bass:武部秀明,杉本和弥
- A.Piano:中西康晴,山田秀俊,長渕剛
- E.Piano:中西康晴
- Organ:中西康晴
- Percussion:浜口茂外也
- Accordion & Prophet-5:岡田徹
- Trumpet:数原晋,外山喜雄(Dixie Band on No.3)
- Trombone:荒井英治,池田幸太郎(Dixie Band on No.3)
- T.Sax:砂原俊三
- Clarinet:後藤雅広(Dixie Band on No.3)
- Chorus:石川鷹彦,ロブバード,浜田良美,山根麻衣,田中真美(5)
- Strings:トマトグループ
[編集] 外部リンク
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