TheWingBluff
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ジャンル | シューティング |
対応機種 | Windows |
開発元 | プリムラソフト |
発売元 | プリムラソフト |
メディア | ダウンロードゲーム |
発売日 | 2002年12月30日 |
価格 | 800円(シェアウェア版) |
必要環境 | OS:Windows XP/2000/Me/98 CPU:400Mhz以上(推奨600MHZ以上) メインメモリ:64MB以上 ビデオメモリ:4MB以上(推奨8MB以上) DirectX:7.0以上(推奨8.0以上) |
エンジン | DirectX |
TheWingBluffは日下部青春(現Jasper)が製作している第二次世界大戦を舞台にした双方向2Dシューティングゲームである。通称TWB。
目次 |
[編集] 概要
このゲームは通常の2Dシューティングと違い、左右に広いステージを任意にスクロールでき、揚力や加速度などの概念により独特の操作感がある。自機は圧倒的に強いわけではないので、主にプレイヤーの腕によって勝敗が決まる。初心者に限らず、通常の2Dシューティングに慣れている人でも操作に慣れるまで難しいゲームではあるが、操作に慣れれば長く遊べるゲームである。
登場する戦闘機・爆撃機はおよそ150種類にも及び、実機データに基づいた性能設定で登場する。その中には、戦局の悪化などの影響で製作中止などになった幻の機体、本ゲーム独自の架空機なども登場する。
また、このゲームにはアペンドミッションという機能があり、プレイヤー自身がミッションを創作することが出来る。
一部機体が制限されたフリーソフト版とキャンペーンモードなどが追加されたシェアウェア版の二種類が存在する。
[編集] シングルミッション
- 日本(大日本帝国)サイドのミッション
- イギリス・アメリカサイドのミッション
- ダンケルク撤退作戦(ダンケルクの戦い)
- バトル・オブ・ブリテン
- インパール防衛作戦(インパール作戦)
- マーケット・ガーデン作戦
- ミッドウェイ海戦
- サイパン上陸作戦(サイパンの戦い)
- 呉軍港強襲作戦(呉軍港空襲)
- ドイツ(ドイツ第三帝国)・ソ連サイドのミッション
- エル・アラメインの戦い
- プロホロフカの戦い(クルスクの戦い)
- 最後のルフトバッフェ(ドイツ空軍)
- スターリングラード反抗作戦(スターリングラードの戦い)
- 架空ミッション
[編集] キャンペーンモード
キャンペーンモードとは、シェアウェア版だけに存在するゲームモード。 第二次世界大戦中の日本軍のパイロットとなり数々の戦場を渡って行きながら戦っていくモードである。ミッションの勝敗により戦局が左右され最終的にエンディング(日本の戦勝から、日本の大敗まで様々なエンディングが存在。)を迎えるまで戦っていく。尚武運や勝敗によって途中で戦死(ゲームオーバー)になったりする場合もある。
[編集] アペンドミッション
本ゲームは、アペンドミッションとして、ミッションをINIファイルの形式(拡張子は.apmとなる)で自主制作可能であり、作ったミッションは掲示板で投稿出来る。 また、ほかのユーザーが作成したミッションもプレイ可能であるため、実質上ミッションの数は無限である。
[編集] 問題点
- 操作が十字キーと3ボタン(z,x,cキー)だけと簡易と思われるが、慣れていないユーザーは
失速して落ちてしまう場合がある。また、弱いAI機を追う時にも地面に衝突してしまう 場合もある。
- 飛行場にある機体は格納されないので出撃前の機体を多く破壊してしまうとミッションが
比較的簡単になってしまう(空母上にある場合も狙われやすいが破壊しにくい) なお、機体を積んでいる空母や軽空母が撃沈されると機体も地上撃破として消滅する。
- 爆撃機の中で史実と大きく安定性が異なる機体がある(例:Ju87G スツーカ)
しかしこれはゲームシステムのため(遅くて安定性が低いとAIでさえ旋回すると地上にぶつかる)ためであと思われる。
[編集] アペンドミッション投稿掲示板
ここはユーザーの作ったアペンドミッションを、 投稿する掲示板であったが改ざんされ、現在休止中(3月13日現在)である。 そのため現在のアペンドミッション投稿等は事実上、ユーザーが自主的に運営している掲示板等で行われている。(下記の外部リンクを参照の事。)