タンポポ (ハロー!プロジェクト)
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タンポポは、ハロー!プロジェクトに所属する女性歌手グループ。
モーニング娘。から誕生した最初の「グループ内ユニット」であり、モーニング娘。とは違った女性らしさを感じさせる楽曲で新たな人気を獲得した。花の「タンポポ」らしく目立つ事は無いが、地道で地に根を張った活動をした。
目次 |
[編集] 歴史
在籍メンバー構成毎の時代に分けて記述する。
[編集] 結成
1998年10月、石黒彩、飯田圭織、矢口真里で結成。 矢口真里はモーニング娘。2期メンバー3人の中からオーディションで選ばれた。
ユニット名を決めた時に候補に挙がった他の名前は次の通り。
- ライラック
- 3/8
- 3HIPS
- スーパーマン3
- クレイ
- CRAY
- スーマン
- スーパーマンション単騎
- ホステス
- チャームベイベー
- トリプルージュ
- ナインティンナインティンナイン
- 大中小
- LMS
- 6cups
- スーパースリーヒップス
- あくび
[編集] 石黒彩・飯田圭織・矢口真里 時代
ファンからは初期タンポポ(初期タン)と呼ばれる。
- 初めは「セクシー」路線であったが、第3シングル「たんぽぽ」で、健やかで清々しいイメージに路線変更して、人気を不動の物とした。この代表曲「たんぽぽ」は元々アルバムの「TANPOPO 1」に収録されていたが、評判が良かった事によりシングルカットされた曲である(その後も「たんぽぽ」はセルフカバーされ、「All of タンポポ」では、歴代メンバー全員バージョンとなった)。
- 第4シングル「聖なる鐘がひびく夜」は石黒の最後のCD(初期タンの最後のCD)となった。
[編集] 矢口真里・飯田圭織 時代
2000年1月、石黒彩卒業。楽曲の変更が無い為、1.5期と呼ばれる。
- 進学の為、石黒が脱退。一時期、タンポポは2人体制になる。「解散か?新曲が出るのか?」と心配された時期もあったが、毎週ラジオのレギュラーの「タンポポ畑でつかまえて」や「タンポポの今夜も満開」で、存在をアピールしていた。コンサートでも2人バージョンで曲披露をしている。
[編集] 矢口真里・飯田圭織・石川梨華・加護亜依 時代
2000年6月、石川梨華、加護亜依が加入。2期(2期タン)と呼ばれる。
- 2000年5月にモーニング娘。に4期メンバーが加入。その中より石川、加護が加入。タンポポは4人体制になった。「乙女 パスタに感動」では再びイメージチェンジを行い、ガールズポップ路線になった。その後タンポポは、この路線で活躍する事になった。2000年10月にはTBSラジオで「タンポポ編集部OH-SO-RO!」の放送が開始される。2001年11月発売の「王子様と雪の夜」はグループとして初のオリコンチャート1位を獲得した。この時期がタンポポの最盛期であったが、2002年8月、つんく♂(と言うより所属事務所の一方的な方針)によるハロプロ構造改変ハローマゲドンにより、石川を除くメンバーの総入れ替えが決定した。同年9月に、ラストシングルを出す事も無く(卒業記念のベストアルバムは発売された)、矢口・飯田・加護が卒業。
- ラストステージでは卒業を惜しむ事を示す為、ファンが客席中を黄色いサイリュームで埋め尽くした。飯田が「タンポポがいっぱいだよ…」と言ったのは名言。「タンポポ畑」としてDVDにも収録されている。
[編集] 石川梨華・紺野あさ美・新垣里沙・柴田あゆみ 時代
2002年9月、グループ再編成で、石川梨華、紺野あさ美、新垣里沙、メロン記念日の柴田あゆみの4人体制となる。
- グループ再編で石川だけを残し、モーニング娘。の5期メンバーより紺野、新垣、そしてメロン記念日より柴田が加入した。このメンバーチェンジは5期メンバー(紺野、新垣)とメロン記念日の認知度向上の目的もある。再編直後に「BE HAPPY 恋のやじろべえ」が発売された。もっともこの時期メロン記念日はファーストコンサートが行なわれた事などの関係でモーニング娘。のコンサートに柴田が同行することはなかったため、コンサート会場で本体制のタンポポが登場することはほとんどなかった。その点、シングルを発売していないにも関らずモーニング娘。のコンサート上に常に登場していた新プッチモニとは対照的である。その後シングル等は出ず、コンサート・ラジオ番組での活動のみになった。2003年9月、唯一の活動であったラジオ番組「タンポポ編集部OH-SO-RO!」も終了し、グループは休止状態(解散も同然)になった。
- その後は、柴田あゆみが2005年9月の「闘え!!サイボーグしばた3(さん)」公開記念イベントに於いて「タンポポのメンバーとは仲が良く、遊びに行ったりします。最近はタンポポとしての活動はこれと言ってありませんが、又何か出来たら良いなと思います。」と発言する等、希にメンバーがタンポポに関して言及する事はあるものの、公式の活動は全く見られず、ハロー!プロジェクトのコンサートに於いてタンポポの曲がカバーされる程度であった。
- 2006年4月、メンバーの1人である紺野あさ美のハロー!プロジェクトからの卒業が発表された。この際、紺野が所属しているGatas Brilhantes H.P.に関しては同時に卒業する旨の言及があったものの、タンポポに関しては公式にも本人からも何のメッセージも出ておらず、既に過去の物になっている事を窺わせた。
[編集] 石川梨華・新垣里沙・柴田あゆみ 時代
2006年7月、紺野あさ美のハロー!プロジェクトからの卒業に伴い、この3人体制になったと思われるが、活動は依然休止状態のままである。
- 紺野あさ美のハロー!プロジェクトからの卒業直後、アーティスト写真は4人のままで公式サイトのメンバーの表記が石川梨華・新垣里沙・柴田あゆみの3名となったが、タンポポとしての活動の再開に関しては何らのメッセージも出ていない。
[編集] 音楽
[編集] シングル
- ラストキッス(1998年11月18日)(編曲・小西貴雄)
- カップリング:時間よ止まれ (編曲・高橋諭一 & LH Project)
- Motto(1999年3月10日)(編曲・河野伸)
- カップリング:愛の唄(編曲・小西貴雄)
- たんぽぽ(Single Version)(1999年6月16日)(編曲・小西貴雄)
- カップリング:A Rainy Day(編曲・山内薫)
- 聖なる鐘がひびく夜(1999年10月20日)(編曲・小西貴雄)
- カップリング:聖なる鐘がひびく夜(featuring Iida)、聖なる鐘がひびく夜(featuring Ishiguro)、聖なる鐘がひびく夜(featuring Yaguchi)
- 乙女 パスタに感動(2000年7月5日)(編曲・永井ルイ)
- カップリング:私の顔(編曲・前嶋康明)
- 恋をしちゃいました!(2001年2月21日)(編曲・渡部チェル)
- カップリング:BABY CRY(編曲・高橋諭一)
- 王子様と雪の夜(2001年11月21日)(編曲・永井ルイ)
- カップリング:年末年始の大計画(編曲・鈴木Daichi秀行)
- BE HAPPY 恋のやじろべえ(2002年9月26日)(編曲・永井ルイ)
- カップリング:やるときゃやらなきゃ女の子(編曲・鈴木俊介)
1~4は、飯田、石黒、矢口、5~7は、飯田、矢口、石川、加護、8は、石川、柴田、紺野、新垣
[編集] アルバム
[編集] DVD
- タンポポ シングルVクリップス 1(2004年6月16日)
[編集] 書籍
[編集] 写真集
- タンポポPhoto Book(2001年7月5日 ワニブックス) ISBN 4-8470-2654-0
[編集] 出演
[編集] ラジオ
- タンポポ畑でつかまえて(1999年10月9日-2000年3月25日、ニッポン放送)
- タンポポの今夜も満開(2000年3月30日-2001年4月12日、ニッポン放送 モーニング娘。中澤裕子のallnightnippon SUPER!内)
- Be@t B@by!!タンポポ編集部 OH-SO-RO!→火曜Junk タンポポ編集部 OH-SO-RO!(2000年10月3日-2003年9月23日、2002年4月よりタイトル変更。TBSラジオ)