三澤興一

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男子野球
銀	1996	野球

三澤興一（みさわこういち、1974年 6月8日 - ）は、プロ野球のセントラル・リーグ、中日ドラゴンズの投手である。身長178cm、体重84kg。

[編集] プロフィール

[編集] アマチュア時代

帝京高校では1991年春夏1992年春夏の4期連続甲子園出場を果たす。
1992年春の甲子園では4連投の末、決勝戦で東海大相模高校を3-2で破り、優勝を果たす。1992年夏の甲子園では1回戦で尽誠学園高校に0-1で敗れ、春夏連覇の夢を絶たれる。
早稲田大学では1年生から活躍し、通算31勝をマークする。三澤以降、通算30勝投手は現れていない。また、東京六大学野球での奪三振数は、和田毅、江川卓に次いで第三位を誇る。
1996年のアトランタオリンピックでは日本代表に選ばれ、大学生にも関わらず、初戦のオランダ戦に先発し勝利を挙げるなど3試合に先発、1試合リリーフの合計4試合登板し、銀メダル獲得に貢献する。

[編集] プロ時代

巨人時代は主に中継ぎで活躍する。また、日曜日の朝の情報系番組、『ザ・サンデー』（日本テレビ）において、「前略・三沢興一です」のコーナー（同番組で逞しい質実剛健キャラの石井浩郎や川上憲伸に対抗し、三沢はゆるキャラ）があった。2001年途中、玉峰伸典と共に田畑一也、真木将樹との交換トレードで近鉄に移籍する。移籍してからはビハインドの場面で登板、ゲームを作り直して打線を奮起、逆転を呼び込み7連勝の活躍で、この年の近鉄のリーグ優勝に大きく貢献する。2003年オフには堀内恒夫監督たっての希望により、根市寛貴＋金銭のトレードで巨人に復帰する。しかし、2004年は怪我もあり15試合の登板にとどまり、オフに戦力外通告される。(その際に『ザ・サンデー』（日本テレビ）において、「前略・三沢興一です」のコーナーが消滅以後、放送されなくなる。)

その後の合同トライアウトでヤクルトに合格したが、2005年シーズン前のオフに右ふくらはぎ肉離れに見舞われ大きく出遅れ、10月にずれ込んだシーズン一軍初登板では1回6失点など過去最低の成績に終わる。2006年に再び戦力外通告を受け、2度のトライアウトを経て中日ドラゴンズに合格する。「前略・三沢興一です」のコーナーが川上憲伸のコーナーと一緒に放送される模様。

1投球毎に舌なめずりをする癖がある。

[編集] 略歴

身長・体重：178cm 84kg
投打：右投右打
出身地：埼玉県ふじみ野市（旧・大井町）
血液型：AB型
球歴・入団経緯：帝京高 - 早大 - 巨人（1997年 - 2001年途） - 大阪近鉄（2001年途 - 2003年） - 巨人（2004年） - 東京ヤクルト（2005年 - 2006年） - 中日（2007年 - ）
プロ入り年度・ドラフト順位：1996年（3位）
英語表記：MISAWA
守備位置：投手
推定年俸：900万（2007年）

[編集] 背番号

31（1997年～2001年）
26（2001年～2003年）
25（2004年）
12（2005年）
38（2006年）
70（2007年～）

[編集] 年度別成績

年度	球団	登板数	勝利	敗北	セーブ	防御率
1997	巨人	35	3	4	2	4.55
1998	巨人	43	3	5	3	3.84
1999	巨人	36	5	3	0	3.97
2000	巨人	41	1	1	1	2.33
2001	巨人	2	0	1	0	18.00
2001	大阪近鉄	21	7	0	0	4.01
2002	大阪近鉄	53	4	2	0	4.22
2003	大阪近鉄	48	2	2	0	3.38
2004	巨人	15	3	0	0	4.58
2005	ヤクルト	2	0	0	0	27.00
2006	ヤクルト	-	-	-	-	-
通算成績	-	296	28	18	6	3.98