安善駅
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安善駅（あんぜんえき）は、神奈川県横浜市鶴見区安善町1丁目にある、東日本旅客鉄道（JR東日本）および日本貨物鉄道（JR貨物）鶴見線の駅である。
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[編集] 駅構造
島式ホーム1面2線を持つ地上駅である。駅舎側から乗り場は順番に1番線、2番線となっており、島式ホームと駅舎との間は構内踏切で連絡している。自動券売機（Suica対応）、簡易Suica改札機設置駅。貨車入換作業用の側線が数本あり、構内は広い。
- のりば
| 1 | ■鶴見線 | 浜川崎・扇町方面 大川方面 |
| 2 | ■鶴見線 | 鶴見方面 |
[編集] 貨物取扱
- 取扱貨物は、専用線発着車扱貨物。
- 旧・浜安善駅（運河を挟んだ対岸、安善町2丁目にあった）へ続く側線があり、同線から当駅に隣接する在日米軍鶴見貯油施設へ続く専用線が分岐している。そのため当駅から拝島駅までジェット燃料を輸送する貨物列車（通称｢米タン｣）が平日に運転されている（実際には週に2・3度で、米軍の訓練状況により運転日と輸送量が変化する）。
- 1980年頃まで、かつて駅西側に存在した東京瓦斯鶴見工場へ専用線が続き都市ガス（石炭ガス）製造用の石炭を輸送していた。隣駅の武蔵白石駅が旅客駅である関係から、同駅周辺にある日本鋳造工場や富士電機システムズ川崎工場へ続く専用線も、当駅分岐扱いとなっていた。
- 旧・浜安善駅から分岐しエクソンモービル潤滑油工場へ続く専用線が2002年頃まで存在し、清水駅から潤滑油が輸送されていた。
[編集] 駅周辺
[編集] 路線バス
[編集] 歴史
- 1926年（大正15年）3月10日 - 鶴見臨港鉄道 安善町駅（貨物駅）が開業。弁天橋駅～浜川崎駅間の開通と同時。
- 1926年（大正15年）4月10日 - 石油支線分岐点～石油駅（後の浜安善駅）間が開通。
- 1930年（昭和5年）10月28日 - 石油支線分岐点を駅に変更し、安善通駅（旅客駅）開業。
- 1943年（昭和18年）7月1日 - 鶴見臨港鉄道の国有化により国鉄の駅となる。同時に安善通駅を安善駅に改称し安善町駅を併合。貨物取扱を開始。
- 1971年（昭和46年）3月1日 - 無人駅となる。
- 1986年（昭和61年）11月1日 - 当駅～浜安善駅間の貨物支線が廃止され、当駅の構内側線となる。
- 1987年（昭和62年）4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本・JR貨物の駅となる。
[編集] 駅名の由来
安善は、安田財閥創業者であり、鶴見線の前身である鶴見臨港鉄道を創設した安田善次郎にちなんでつけられた駅名である。
[編集] 隣の駅
- 東日本旅客鉄道
- 鶴見線
- 大川支線
- 安善駅 - （武蔵白石駅） - 大川駅
- ※大川支線の本来の分岐駅は武蔵白石駅であるが、武蔵白石駅にはホームが無いため、現在は安善駅での乗換えとなっている。
[編集] 関連項目
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