山口鉄道部
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山口鉄道部(やまぐちてつどうぶ)とは、山口県山口市の山口駅構内にある西日本旅客鉄道(JR西日本)の鉄道部の一つであり、広島支社の管轄。同鉄道部には130人の社員がいる。SLやまぐち号の運転も担当しており、蒸気機関車の運転士養成も行っている。
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[編集] 管轄路線
※管轄境界駅については、山口鉄道部が管理を担当している駅を記載している。
[編集] 乗務員乗務範囲
- 山口線(全線)
なお山口線で1往復運転されている貨物列車は、山口線内に関しては列車の運行主体であるJR貨物の運転士ではなく山口鉄道部の運転士が乗務している。
[編集] 歴史
[編集] 車両管理室
車両管理室は、山口鉄道部管下の車両基地で、新山口駅構内に施設がある。かつては、小郡運転区(おごおりうんてんく)と称したが、1995年10月1日に山口鉄道部の下部組織となった。
[編集] 所属車両の車体に記される略号
「広クチ」・・・広島支社を意味する「広」と、山口を意味する「クチ」から構成される。
[編集] 所属車両
以下は2006年4月現在の所属車両である。
- 気動車
- 0番台31両、1000番台19両、1500番台1両、2000番台8両、2500番台3両、3000番台8両、3500番台2両が所属。一部車両がワンマン運転に対応している。
- キハ40形と同区間で運用されている。
- 0番台、1000番台が1両ずつ所属。
- 2両編成1本と、保留車のキハ28形が1両所属。臨時列車で運用される。
- 1両(キハ23-1)が所属。下関車両センターで保存されている。
- 客車
- SLやまぐち号専用に改造したレトロ調客車5両(700番台)と、スハフ12形1両(予備電源車)が所属する。
- 1両が救援車代用として在籍する。
- 貨車
- チ1000形
- 1両が所属。レール輸送用長物車。
- チキ5200形
- 6両が所属。レール輸送用長物車。
- ホキ800形
- 18両が所属。バラスト輸送・散布用ホッパ車。
- トラ45000形
- 7両が所属。配給車代用有蓋車。