山梨市駅
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山梨市駅(やまなししえき)は、山梨県山梨市上神内川にある東日本旅客鉄道(JR東日本)中央本線の駅である。
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[編集] 駅構造
駅舎側に単式ホーム1面1線、その奥に島式ホーム1面2線とあわせて2面3線を有する地上駅。両ホームは一つの跨線橋で結ばれている。
- のりば
- ■中央本線 大月・八王子・新宿方面
- ■中央本線
- ■中央本線 甲府・塩尻・松本方面
木造平屋建ての駅舎は、2005年に改修された。交通新聞(2005年12月20日付記事)によると、総工事費約6000万円のうち約5000万円を山梨市が負担した。デザインコンセプトを「自然の恵みと文化の香りが調和した街=フルーツ・ガーデン・シティ」としており、木目調の外壁やスパニッシュ風瓦の採用など、甲府盆地をとりまく山々をはじめとした周辺景観への調和を配慮した装いとなっている。
特急列車は、「あずさ」の一部と「かいじ」の全列車が停車し、ダイヤによっては普通列車と相互の接続も行われる。直営駅、みどりの窓口設置駅。
[編集] 駅周辺
山梨市の中心部。駅前広場が整備され、山梨市営バスやタクシーが発着する。
[編集] 利用状況
- 2005年度の乗車人員は1日平均1,858人であった。
[編集] 歴史
- 1903年(明治36年)6月11日 - 国鉄中央本線 初鹿野駅(現、甲斐大和駅)~甲府駅間開通と同時に日下部駅(くさかべえき)として開業。旅客及び貨物の取扱を開始。
- 1962年(昭和37年)1月15日 - 山梨市駅に改称。
- 1982年(昭和57年)11月15日 - 貨物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化に伴いJR東日本の駅となる。
- 2004年(平成16年)10月16日 - 自動改札機を導入し、Suicaの利用が可能となる。
- 12月 - 山梨市の駅前土地整理事業により、駅前広場(夢の実広場)が完成。
- 2005年(平成17年)12月16日 - 駅舎改修工事が完成。供用開始。
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
辰野支線(旧線) : 岡谷 - 川岸 - 辰野(>>飯田方面) - 信濃川島 - 小野 - 塩尻