豊田駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
豊田駅(とよだえき)は、東京都日野市豊田4丁目にある東日本旅客鉄道(JR東日本)中央線の駅である。
目次 |
[編集] 駅構造
- 島式ホーム2面4線の地上駅である。橋上駅舎を持つが崖線に沿って立地しているため崖下側になる南口は通常の橋上駅のように階段を下りて地上に降りるのだが崖上になる北口へは自由通路の階段を上って地上に出るという構造となっている。
- 改札口は1ヶ所であるが、自由通路に繋がっているので北口、南口どちらへも出られる。
- 各ホームに2基ずつエスカレーターが備えられている(いずれも高尾寄り階段)。
- トイレは改札の内側の橋上部分にある。なお車椅子トイレも設備されている。
- キヨスクは改札口を出て左手すぐにある。
- 高尾方に豊田電車区があり、当駅が始発終着となる列車も多い(ただし始発終着が設定されているのは通勤電車だけで、中距離電車は回送の上、八王子・立川始発か高尾始発となる)。
- のりば
1・2 | ■■中央線 | 八王子・高尾・大月方面 |
3・4 | ■■中央線 | 立川・新宿・東京方面 |
- なお、下り本線は2番線、上り本線は4番線である。
- 発車メロディは 1、2番線が「Water Crown」 3、4番線が「Gota del Vient」である(ただし回送列車は普通のベル)。
[編集] 利用状況
- 多摩平、旭が丘、西平山地区から東京都心方面への通勤通学客の利用が多い。
- 日野自動車、コニカミノルタ、富士電機システムズ、東芝などへの通勤客や訪問客の利用が多い。
- 首都大学東京、中央大学、東京薬科大学、東京都立日野台高等学校の学生の利用が多い。首都大学東京、中央大学へは路線バスが、東京薬科大学へは大学のチャーターした送迎バスの便があるため。東京都立日野台高等学校へは自転車通学する者が多い。
- 2005年度の利用者数は1日平均32,747人である。
[編集] 駅周辺
[編集] 北口
- 京王電鉄バスの発着場があり、日野市内や京王八王子駅を経由して八王子駅までの便、中央大学を経由して多摩センター駅までの便などが運行されている。
- 日野自動車、コニカミノルタ、東芝日野工場、富士電機システムズ東京工場へはこちらからが便利。
- マクドナルド、吉野家、松屋、マツモトキヨシなどが駅前に出店している。
- 日野市立多摩平図書館へはこちらからが便利。
- 銀行はみずほ銀行、三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行、東京都民銀行、多摩信用金庫の支店がある。三菱東京UFJ銀行は旧東京三菱店舗で、合併前は「豊田支店」だったが、愛知県豊田市にUFJ銀行豊田支店があるため、「日野豊田支店」となった。また、元々みずほ銀行は旧第一勧銀、三井住友銀行は旧さくら店舗のみがあった。
- 駅前ロータリーから東京都道235号豊田停車場線が日野市日野台の都道256号八王子国立線交点まで延びている。
[編集] 南口
- 昔ながらの商店街がある。
- タクシー乗り場がある(中央大学や東京薬科大学へ急ぐときはこちらのタクシー乗り場の方が良い場合がある。北口よりも空いていることが多く、信号をいくつか省略することもできるので時間の節約になる)。
- 日野市立中央図書館へはこちらからが便利。
- 銀行は多摩信用金庫の支店がある。
[編集] 路線バス
[編集] 歴史
- 当時は、現在の南口だけに改札口のある小さな駅だった。
- 1906年(明治39年)10月1日 - 甲武鉄道の国有化により国鉄の駅となる。
- 1958年(昭和33年)12月10日 - 貨物の取扱を廃止。
- 1966年(昭和41年)11月10日 - 駅構内に豊田電車区を開設。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本の駅となる。
[編集] その他
- 当駅の電報略号は『トタ』である。
[編集] 隣の駅
豊田駅~八王子駅間に「西豊田駅早期実現を」という大きな看板があり、(線路の南側に設置されている)住民が新駅設置を要望している。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
辰野支線(旧線) : 岡谷 - 川岸 - 辰野(>>飯田方面) - 信濃川島 - 小野 - 塩尻