新花巻駅
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新花巻駅(しんはなまきえき)は、岩手県花巻市にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅である。
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[編集] 利用可能な鉄道路線
[編集] 駅構造
[編集] 東北新幹線
- 相対式ホーム2面2線の高架で副本線は無いため、ホームには可動式安全柵が装備されている。
- のりば
1 | ■新幹線 | 盛岡・八戸・秋田方面 |
2 | ■新幹線 | 仙台・大宮・東京方面 |
[編集] 釜石線
- のりば
釜石線 のりば |
■釜石線下り | 遠野・釜石・宮古方面 |
■釜石線上り | 花巻・盛岡方面 |
- 釜石線は単式1面1線の地平ホーム。新幹線側窓口でも乗車券を発売しているが、当ホームにもきっぷうりばがあり、携帯型車内補充券端末機を使用している。日中のみ(主に快速はまゆり号運転時間帯)駅員が配置されている。駅員がいない時間帯でワンマンカーの場合、後乗り前降りとなる。
また乗車券を持参していない場合で新幹線へ乗り継ぐ時は、新花巻までの運賃を支払い運転士から乗車証明書を受け取り、新花巻駅窓口で乗車証明書を提示のうえ乗車駅から新花巻までの運賃と乗車駅から下車駅までの運賃の差額分を支払い乗車券を購入することになる。
- 新幹線から釜石線への乗換は、一旦新幹線改札を抜け、駅舎を出てから国道を挟む地下道を通って利用。
[編集] 駅弁
- まるろく(丸六食堂)
- 大人の休日鮭弁当
- 賢治弁当
- 五目めし
- 鹿踊りべんとう
- 注文の多い料理店
- 花巻
- ロマン銀河鉄道SL弁当
[編集] 利用状況
- 2005年度の乗車人員は、1日平均841人である。
[編集] 駅周辺
[編集] 歴史
1971年の東北新幹線停車駅決定に際し、北上駅に敗れた花巻市が、水沢江刺駅とともに全額地元負担という形で開設にこぎつけた(地元では当初、北上と花巻の中間に統一した駅を設置する構想もあったが決裂した)。そのため、ホームは2面2線となっており、開業当初から設置された駅のような通過線を持たない。
また、釜石線側については現在の駅のやや西側に矢沢駅が存在し、当駅の開設とともに廃止となっている。このため、釜石線の新花巻駅については事実上矢沢駅の移転という方が正しい。現在でも駅西方の線路が緩くカーブしているのは、矢沢駅が交換可能な構造だった名残である。この点については当駅には引き継がれなかった。
なお、新幹線駅としての営業キロ数は東北本線花巻駅(東京駅から500km)を準用している。
[編集] その他
エスペラントによるStelaro(星座)という愛称がつけられている。
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
釜石線(銀河ドリームライン釜石線)