早岐駅
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早岐駅(はいきえき)は、長崎県佐世保市早岐一丁目にある九州旅客鉄道(JR九州)の駅。
特急「みどり」・「ハウステンボス」はここで分割・併合を行う。
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[編集] 利用可能な鉄道路線
[編集] 駅構造
0・1番線と3・4番線の島式2面4線のホームを持つ。0番線は切り込み線になっているが一般的な切り込み線のイメージ(=短い)とは反対に長いのが特徴で、8両で運転する「みどり」も停車する。
0 | ■特急「みどり」 | 佐世保行/佐賀・博多方面 |
---|---|---|
■佐世保線 | 佐世保方面/有田・肥前山口・鳥栖方面 | |
1・3 | ■特急「みどり」「ハウステンボス」 | 佐世保・ハウステンボス行/佐賀・博多方面 |
■快速「シーサイドライナー」 | ハウステンボス・諫早・長崎方面/佐世保方面 | |
■佐世保線 | 佐世保方面/有田・肥前山口・鳥栖方面 | |
■大村線 | ハウステンボス・大村・諫早方面 | |
4 | ■快速「シーサイドライナー」 | ハウステンボス・諫早・長崎方面/佐世保方面 |
■佐世保線 | 佐世保方面/有田・肥前山口・鳥栖方面 | |
■大村線 | ハウステンボス・大村・諫早方面 |
※1・3番線の「みどり」「ハウステンボス」は分割・併合を行う。ただし「みどり」単独運転の場合がある。
- JR九州直営駅でみどりの窓口、自動券売機設置。駅舎は古くからのもので日本でもよく知られた建築物である。
- 開業時から1984年まで早岐機関区・早岐貨客車区が設置されており、跡地を活用した佐世保鉄道事業部(旧早岐運転区)も併設されており、広いヤードをもつ。また、転車台も残されている。夜から早朝にかけて、同駅構内に駐泊する車両も多い。
- 大村線の線路は佐世保線の肥前山口方面・佐世保方面のいずれの線路ともスルーになっている。このため、「みどり」を始め佐世保線を直通する列車は当駅でスイッチバックを行い、進行方向が変わる。機関車牽引列車の場合は、ホームがない2番線(渡り線)を利用して機関車の付け替えを行なう。
[編集] 利用状況
- 1日平均乗降人員は2,654人である(2003年度、大村線内13駅中第3位)
[編集] その他
- 藤井フミヤが働いていたことがある。
[編集] 駅周辺
- 長崎県道222号平瀬佐世保線
- カレーハウスCoCo壱番屋早岐JR駅前店
- 夢庵佐世保早岐店
- リンガーハット佐世保早岐駅前店
- ドラッグイレブン早岐店
- まるたか生鮮市場早岐店(スーパーマーケット)
- マルキョウ早岐店(スーパーマーケット)
- 金明堂書店早岐店
- 十八銀行早岐支店
- 親和銀行早岐支店
- 長崎銀行早岐支店
- 早岐郵便局
- 佐世保市役所早岐支所
[編集] 歴史
- 1897年7月10日 九州鉄道長崎線の駅として開業。
- 1907年7月1日 国有化される。
- 1909年10月12日 路名称制定により、長崎本線と佐世保線の駅となる。
- 1934年12月1日 長崎本線の有明ルート開通により、肥前山口~早岐間が佐世保線、早岐~諫早間が大村線として路線分離され、佐世保線と大村線の駅となる。
- 終戦直後の一時期、外地からの復員・引き上げ者向けに東京駅からここまで普通列車が日2~3往復運転されていた事があった(ムーンライトながら#東海道本線夜行普通列車沿革も参照)。なお、上り列車は大村線の南風崎駅始発であった。
- 1987年4月1日 国鉄分割民営化により、九州旅客鉄道(JR九州)の駅となる。
[編集] 隣の駅
- 九州旅客鉄道
■佐世保線
■大村線