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木曜ミステリー(もくようみすてりー)は、1999年1月14日の『京都迷宮案内』から、tv asahi系で毎週木曜日20:00~20:54(JST)に放送されている東映製作のテレビドラマである。
[編集] 概要
- 名前の通り、サスペンス色が強く、またかつて時代劇枠だったためかほとんどの舞台が京都で、基本的に台詞は京言葉でなく標準語というのもこの枠の特徴であり、このドラマ枠は“京都枠”と呼ばれている。
- 2003年10月期には、『開局45周年記念』として、その当時では京都以外が舞台となる「西部警察2003」が全10回で放送予定だったが、ロケ先の名古屋での撮影中の事故により制作・放送中止となり、急遽2004年1月期からスタート予定であった「新・京都迷宮案内」が繰り上がった。またこの影響で2004年に放送された「異議あり!女弁護士大岡法江」は木曜ミステリー枠で 東京が舞台となった。
- このドラマ枠とおそらく見る層が被っているだろう「お江戸でござる」の放送が終了した2004年の4月以降は、視聴率が上昇している傾向にあり、逆に低迷している『TBS・日曜劇場』や『フジ・月9』の数字を上回る事もある。またこの枠は20代後半~70代主婦に人気がある。二時間サスペンス常連俳優、女優が主演するためサスペンスファンからも人気がある。
- 2006年1月5日に、新春サスペンス特別企画として、『黒いバッグの女』が放送された。月刊ドラマ誌2006年1月号に掲載された脚本の西岡琢也の言によれば、長年、連続ドラマ『京都迷宮案内』を手がけてきたご褒美に何か一つ、自由に書いていいと言われて企画がはじまったドラマだという。この出演者には、橋爪功や名取裕子など、下記に上がっているドラマの中から、主役や準主役級が出演し、設定上にも「京都日報」などが登場したりした。
- 2000年4月~9月までの半年間は、『ニュースステーション』が21:54(JST)からのフライングスタートに伴い、全体的に6分早まった19:54~20:48(JST)に放送されていたこともあったが、同年10月以降、再度現在の時間帯に戻っている。
[編集] 過去に放送された作品
- 京都迷宮案内[3](2クール)
- オヤジ探偵
- 科捜研の女[3]
- 新・京都迷宮案内[3]
- 京都地検の女[3]
- 新・科捜研の女[3]
- おみやさん[5]
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
[編集] 番組の変遷