新・京都迷宮案内
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新・京都迷宮案内(しん・きょうとめいきゅうあんない)は、テレビ朝日系の「木曜ミステリー」の一つとして放送されている日本のテレビドラマのシリーズタイトルである。主演は、俳優の橋爪功。
ステレオ放送・字幕放送を実施しており、2006年のシリーズから、ハイビジョン制作になった(地上波デジタル放送のみ)。
目次 |
[編集] 概要
- もともとは、1999年1月14日に『京都迷宮案内(以降:「迷宮案内」と示す)』としてシリーズがスタートする。作品内容は、京都を舞台としたミステリー。主人公である杉浦恭介(後述)は新聞記者で、“事件の謎”そのものではなく事件の裏にある“関係者の秘密”を追う。それ故に、秘密が暴かれた後に彩られる悲しさが古都の風情とマッチした事で人気を博す。
- 2003年10月30日からは、タイトルが『新・京都迷宮案内(以降:「新・迷宮案内」と示す)』と改まってからも、“京都で生活している人たちの「心の迷宮」を、杉浦が人と違った視点で解き明かしていく”という番組のテーマは、リニューアル前から変わっていない。
- 「迷宮案内」と「新・迷宮案内」で違うところは、架空の新聞社「京都日報」の京都府警記者クラブから、本社社会部(杉浦が属し勤務しているのは社会部遊軍)に舞台を移したところである。
- 実は本来、2003年10月期には、“テレビ朝日開局45周年記念”として「西部警察2003」が放送される予定であったが、ロケ先の名古屋での撮影中の事故により 制作・放送中止となり、当初2004年1月から『新・迷宮案内』がスタートの放送予定であったものを、急遽前倒しでスタートした。これ以降、迷宮案内では、1月~3月(冬~春にかけて)の放送されていたのが、新・迷宮案内では、10月~12月(秋~年末にかけて)に放送されることになっていた。しかし、2005年のシリーズは、3月に放送されたスペシャルだけとなり、2006年のシリーズは1月12日からスタートし、迷宮案内から3年振りに、1月期のクールで放送された。(「新・迷宮案内」では、初めて1月期に放送される。)
- 『新・迷宮案内』のスタートが、2003年10月期に繰り上がったため、このクールの野際陽子は、後に続いている木曜21時の木曜ドラマ「TRICK」と掛け持ちになり、同局同曜日のドラマに連続して出演するという異例の事態となった。
- また、2004年のシリーズ中の1回、主題歌を唄う唐沢美帆も、ゲスト出演。他のゲスト出演者として、2004年におけるシリーズ第一話にて『京都地検の女』の主役「鶴丸あや」を演じる名取裕子が、同ドラマと全く同じ(京都地検・鶴丸あや検事)役で競演した事で話題になった。(2005年1月13日の『京都地検の女』第1話で、橋爪が「杉浦恭介」として出演している。)
この事で「新・京都迷宮案内」と「京都地検の女」が同じ世界の話であると考えるファンも存在する。 - 2006年のシリーズ中には、筒井康隆が、杉浦の友人として本人役で出演している。(役名は「筒井康隆氏」と表記。)
[編集] キャスト
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] 現在のキャスト
- 杉浦恭介 橋爪功
- もともとは、東京の新聞社でキャップを務めていたが、管理職に収まるのをよしとせず、スタート時から2003年3月の放送までは、地方紙の京都日報京都府警クラブのヒラ記者になる。しかし、『新・迷宮案内』からは、本社社会部遊軍へ異動となり、「遊軍だけに、遊ぶことを見つけたり」と、以前の府警記者クラブ時代よりも、仕事と関係ないことに興味を持ち没頭する。ところが、2004年のシリーズでは、出世亡者の社会部部長のリストラに遭いかけたが、つた子が機転を利かし、週に1本のコラム「京の散歩道」を執筆することになり、頭を悩ませている。「田舎亭」に下宿していて、第2シリーズからは大洞浩次郎も下宿仲間に加わる。ところが、第8シリーズで、辞表を叩きつけたものの、思うところがあり第9シリーズであっさりと復職した。妻(杉浦は「ママ」と呼んでいる)と娘は、現在も東京に住んでおり、単身赴任の身である。
- 曽ヶ端渚 国生さゆり
- 『新・迷宮案内』シリーズから登場。杉浦と同じく、本社社会部遊軍の記者。旦那はトラック野郎で3人の子持ち。家事と子育てには、完璧を求めるタイプで、仕事場に洗濯物やアイロンを持ち込んで来ることもある。元は「町回り」出身なので、無類の庶民感覚や日常感覚の持ち主でもある。たいてい遊軍の男性陣からは名前の「渚」、つた子や大洞、城戸部長からは苗字の「曽ヶ端」と呼ばれることがあるが、たまに杉浦から「ミミズク」や苗字をもじって「じゃがバター」などと呼ばれている。第8シリーズで、取材中で失態をしたため、整理部へ異動となったが、第9シリーズの3話目で、遊軍に欠員が生じたため復帰することになった。
- 円谷晋作 小木茂光
- 『新・迷宮案内』シリーズから登場。杉浦と曽ヶ端の直属の上司である本社社会部遊軍長。物腰は渚と対照的で、常に沈着冷静なクールガイ。おっとりとしたところは、大人の風格が漂う。つた子とは異なり、杉浦にプレッシャーをかけずに、かつ尊敬を抱いて接してもいる。要所要所では、確実に仕事をこなす。杉浦が復職できたのは、円谷が辞表を受理せず、休職扱いにしたためでもある。
- 良成(よしなり)貞子 市田ひろみ
- 杉浦と第2シリーズから登場する大洞浩次郎が下宿している「田舎亭」の女将。生粋の京女のため、京都に関するうんちくを語り出すと長くなる。杉浦と大洞の世話をすることが、息子の世話をしているようで実のところは、嬉しかったりしているようである。たいていは「おかみさん」と呼ばれている。役名の「良成貞子」は、『新・迷宮案内』シリーズから表示されるようになった。
- 城戸剛史 西田健
- 2004年の放送から本社社会部部長として登場。「記事を書かない記者は要らない」という出世亡者。事あるごとに杉浦に小言を言うため、つた子や渚などから煙たがられる存在に。密かに、「杉浦をいつリストラしようか」と企んでいるようであり、いかにもダンディーで冷徹そうに見えるが、シャイで優しい面も見せている。杉浦やつた子に2006年のシリーズからは、たまに陰で、その風貌から『タコ』と呼ばれてしまっている。杉浦の復職を心から喜んでいない人物である。
- 大洞(おおぼら)浩次郎 北村総一朗
- 2000年のシリーズで亡くなる兄善一朗の双子の弟で、京都府警総務部長として、第2シリーズから登場。リニューアル後も、そのポジションは変わらず。府警記者クラブ時代に、つた子と知り合ったため、それ以来つた子のことを「キャップ」と呼んでいる。記者クラブから、杉浦とつた子が去って、「職場も魅力が失せた、あの頃は良かった」が口癖で、正確に過去の杉浦やつた子たちとの思い出が語れるが、朝食の時に、何を食べたか思い出せず、「健忘症が激しくなった」と気に病んでいるようである。何かと理由をつけて、つた子に会いにやってくる。つた子のことが好きでたまらく、アプローチを掛けたり、協力したりするが、ことごとく失敗する。杉浦と同じ「田舎亭」に下宿していたが、第8シリーズの最後に一旦下宿を出たものの、第9シリーズでは再度杉浦と下宿に戻ってきている。
- 橘つた子 野際陽子
- スタート時から2003年3月の放送までは、京都日報京都府警記者クラブのキャップであったが、2003年10月のリニューアルされた『新・迷宮案内』では、杉浦と同様、本社社会部遊軍へ異動し、ヒラ記者に一転降格してしまう。2004年のシリーズ放送からは、“本社社会部デスク”として、再び杉浦の上司として見事に返り咲きを果たす。遊軍を離れても、遊軍スペースに顔を出すこともしばしば。出世亡者である社会部部長のリストラ計画から救おうと、杉浦に、週に1本のコラム「京の散歩道」を執筆することを提案したり、再度杉浦と大洞浩次郎が同じ下宿に住めるように京都府警に根回しするなど、優しい一面もある。たいていは「デスク」や「橘デスク(主に円谷がこう呼んでいる)」と呼ばれているが、渚は「つた子さん」、大洞からは上記記載のとおり「キャップ」と呼ばれている。
[編集] 過去のレギュラー
[編集] 迷宮案内第1シリーズ
- 藤原由美(大河内奈々子)
- 京都日報京都府警クラブの記者で、杉浦からは「お嬢」と呼ばれていた。
- 高階 登(西村和彦)
- 京都日報京都府警クラブの記者で、たまに杉浦からは「階(しな)ちゃん」と呼ばれていた。
- 中根景信(ベンガル)
- 京都日報京都府警クラブの記者で、大の阪神ファン。杉浦とつた子からは「中やん」、高階からは「中さん」と呼ばれていた。
- 大洞(おおぼら)善一朗(北村総一朗(弟・浩次郎と二役))
- 一見、ヤクザ風の格好をして、府警クラブの中に居るが、ライバル紙「デイリー京都」のキャップ。また、府警クラブの牢名主で、つた子の隠れファン。第2シリーズからは、故人となって登場せず、第2シリーズの1回目に遺影で登場する。
[編集] 迷宮案内第2シリーズ以降
- 坂井陽平(的場浩司)
- 京都日報京都府警クラブの記者で、杉浦からは「陽平」と呼ばれていた。
- 森田悦子(大路恵美)
- 京都日報京都府警クラブの記者で、杉浦からは「悦ちゃん」や「悦子」と呼ばれていた。
[編集] 京都府警「デカ長」
- 中風明世(島木譲二)
- 市川伊織(辻本茂雄)
[編集] 新・迷宮案内
- 花田逸平(石田靖)
[編集] 音楽・主題歌
劇中音楽は、すべて池頼広が手がけている(主題歌や、一部の作品に歌謡曲・洋楽など用いられていることがあるが、それらを除く)。さらに、『「主題歌&BGM集」TVサントラ(COCP-33618)』が、2006年3月22日発売予定であった。しかし、経緯は不明であるが、販売中止となったようである。
[編集] 迷宮案内時代
- 1999年 「Perfect Circle(パーフェクト・サークル)」 久宝留理子
- 2000年 「ROOKIE(ルーキー)」 久宝留理子
- 2001年1クール目(1~3月期) 「ファンタジー」 川村結花
- 2001年2クール目(4~6月期) 「What's cha wanna do?」 TUBE
- 2002年 「情熱の風」 La'cryma Christi
- 2003年 「エトランゼ」 Changin' My Life
[編集] 新・迷宮案内
- (「Someday」は、倖田來未12週連続リリースの最終弾である。)
[編集] サブタイトル・視聴率一覧
( )内は放映日を示す。
[編集] 1999年第1シリーズ
- 事件記者、魔界に挑む! (1999年1月14日) …10.6
- 嵐山十三詣りの謎 (1999年1月21日) …9.6
- 一条戻り橋の謎 (1999年1月28日) …8.3
- 雨夜の幽霊伝説! (1999年2月4日) …8.9
- 幻の銘菓の謎! (1999年2月11日) …11.0
- 消えた事件記者の謎! (1999年2月18日) …10.3
- 不幸の手紙の罠! (1999年2月25日) …8.8
- 記憶喪失の少女! 辻地蔵の謎!! (1999年3月4日) …9.6
- 美人秘書行方不明の謎! (1999年3月11日) …9.5
[編集] 2000年第2シリーズ
- 今夜、あの事件記者が帰ってくる!
涙の絶唱!!亡き美女を恋うる歌 (2000年1月20日) …9.8 - 紅葉の死化粧! 鴨川に流れた赤い殺意!! (2000年1月27日) …12.8
- 過去を盗んだ女! 涙に濡れた花嫁衣装!! (2000年2月3日) …10.3
- 月曜日の女の秘密! 老舗旅館に潜む殺意 (2000年2月10日) …11.7
- 張り込まれた女! 京みやげ店に仕組まれた罠 (2000年2月17日) …12.1
- 作られた死体!?京の茶漬けに隠された謎 (2000年2月24日) …12.8
- 対決!京料理人VS美人評論家 幻の味が暴く真実!! (2000年3月2日) …10.5
- 京友禅をめぐる愛憎 青いつけ爪の女!! (2000年3月9日) …13.0
- スクープを用意した女! 京の雨に洗われた憎しみ!! (2000年3月16日) …12.6
[編集] 2001年第3シリーズ
2001年の第3シリーズは、2クール(半年間)放送された。
- 絵葉書の街・思い出に縛られた女 (2001年1月18日) …8.7
- だまされた事件記者! 壊れた京豆腐の秘密 (2001年1月25日) …10.8
- 鬼母と言われた女! 保険金疑惑?消えた兄妹の謎 (2001年2月1日) …12.2
- 雨の舞妓殺し! 古都巡礼、復讐のカウントダウン (2001年2月8日) …12.0
- 殺人犯を愛した女! 時効直前・夫に話せない過去!! (2001年2月15日) …11.3
- 殺意の訪問者! 京都慕情を歌う哀しい女の秘密!! (2001年2月22日) …10.4
- 利用された父子の絆! 老舗料亭に潜む罠!! (2001年3月1日) …11.7
- 欲望の三姉妹! 京漬物に隠された真実!! (2001年3月8日) …10.1
- 京料理若おかみ殺人! 壊された恋物語 (2001年3月15日) …8.7
- 涙のスクープ! 狙われた女子高生たちの謎 (2001年4月19日) …11.6
- 殺人犯を待つ女! 京都~天橋立、運命の再会!! (2001年4月26日) …10.1
- 復讐のスクープ! 連続殺人を待つ男女!! (2001年5月3日) …11.0
- スクープの罠! 保険金殺人犯の秘密!! (2001年5月10日) …9.9
- 盗まれた赤ん坊を追え! 古都を走る女の謎 (2001年5月17日) …10.9
- よそ者と言われた女! 偽りの町家暮らし!! (2001年5月24日) …12.5
- 哀しい殺人者! 赤い京野菜に秘められた謎 (2001年6月7日) …11.8
- 哀しき社長夫人! 偽りの幸福に縛られた女 (2001年6月14日) …12.9
- 復讐を呼ぶスクープ! 悪女になった美人記者!! (2001年6月21日) …9.1
- 京都迷宮案内スペシャル (2時間特番)
- 時効直前! 15年前の殺人に試される夫婦の絆 (2001年10月4日) …11.7
[編集] 2002年第4シリーズ
- 鬼と呼ばれた女社長 (2002年1月10日) …9.7
- 狙われた町家レストラン! ラブレターの罠 (2002年1月17日)…10.2
- 古本屋の女・寺町通り骨董屋殺人事件! (2002年1月24日) …11.3
- 埠頭で待つ女・舞鶴、兄弟船に仕掛けられた罠! (2002年1月31日) …11.8
- 祇園を行商する女・姑いじめが呼んだ失踪劇!? (2002年2月7日) …12.2
- 愛人を呼びつけた女VS殺人者を待つ女! (2002年2月14日) …16.2
- 神戸から来た女・逆セクハラに潜む謎! (2002年2月21日) …14.0
- 喪服の女・連続香典泥棒に秘められた謎! (2002年2月28日) …11.5
- 偽名の女・短歌に秘められた三角関係! (2002年3月7日) …11.7
- 恋人を捨てた母VS母親を捨てた跡取り娘! (2002年3月14日) …11.7
- 道連れにされた記者 京都~鹿児島~枕崎、故郷に拒絶された女との二人旅!
盗まれたスクープテープを追え!! (2002年3月21日) …12.3
[編集] 2003年第5シリーズ
- ひき逃げ殺人犯を雇った男! (2003年1月9日) …10.6
- 骨壺を抱く女! (2003年1月16日) …12.0
- 25年目の恋! スクープを止めた女 (2003年1月23日) …12.3
- 泥棒の息子と呼ばれた男 (2003年1月30日) …12.3
- もう一つの時効! 汚名を着せられた女!! (2003年2月6日) …13.4
- 殺人犯を待つ父子 (2003年2月13日) …11.9
- スクープを与えた刑事 (2003年2月20日) …12.2
- 殺人犯にされた事件記者 (2003年2月27日) …13.9
- 恋に落ちた女性記者! (2003年3月6日) …12.7
- 恋愛小説の罠! ストーカーを待つ女!! (2003年3月13日) …13.0
- 娘を愛しすぎた母! 悪意のスクープに壊された親子の絆!!
京都~神戸・有馬温泉を結ぶ謎!! (2003年3月20日) …10.6
[編集] 2003年第6シリーズ
この第6シリーズから、タイトルが『新・京都迷宮案内』と改まる。
- 偽りの母を演じる女記者…嵐の人事に揺れる杉浦とつた子!! (2003年10月30日) …13.3
- 私は誰!?逮捕されたい女…京都~舞鶴港、届かぬ母娘愛 (2003年11月6日) …9.9
- 助けて杉浦君!! 元彼女の叫び (2003年11月13日) …9.7
- 初恋の罠! ストーカーになった母 (2003年11月20日) …10.8
- 見えない紅葉…祇園から消えた女 (2003年11月27日) …11.5
- 私は捨てられた女! 老母の逆襲!! (2003年12月4日) …12.0
- 紅葉の罠! 殺人犯に愛された人妻!! (2003年12月11日) …12.8
- カリスマ主婦の誤算 女子高生通り魔事件 (2003年12月18日) …10.6
- 幻の殺意! 二人の男を愛した未亡人!!
京都~金沢、涙のクリスマスプレゼント (2003年12月25日) …10.5
[編集] 2004年第7シリーズ
- VS京都地検の女! 狙われた記者!! (2004年10月28日) …15.0
- 闇に消えた客! 取材拒否の店 (2004年11月4日) …10.2
- 奇妙な落書きの謎 (2004年11月11日) …12.3
- 正義の父! ジャムパン一個殺人事件!! (2004年11月18日) …11.8
- 消えた舞妓の秘密 (2004年11月25日) …11.8
- 特ダネ写真を持ち込んだ女! (2004年12月2日) …10.6
- いつも誰かに見られている! (2004年12月9日) …11.2
[編集] 2005年
- 新・京都迷宮案内スペシャル (2時間特番)
- 死を呼ぶコラム "桜咲く" 犯罪に利用された杉浦記者!
京都~大阪、追跡の果てに (2005年3月24日) …11.6 - (このスペシャルは、2005年1月6日に放送予定であったが、時代背景に配慮したため、上記の日程に延期された経緯がある。)
[編集] 2006年第8シリーズ
- 狙われた洋食屋! 被害届を出す女 (2006年1月12日) …9.8
- 出来すぎたアリバイ! 消えた殺人犯 (2006年1月19日) …13.7
- 晩秋の京都~琵琶湖 杉浦のなが~い一日 (2006年1月26日) …12.1
- 眠れぬ夜の殺意! (2006年2月2日) …12.1
- 高すぎた茶碗! 骨董品サギの秘密 (2006年2月9日) …13.4
(小野商事の社長が逮捕されたため、予定していた内容を変更し、2006年3月2日に放送予定分のものを、3週繰り上げて放送した。) - 殺意の社交ダンス! 姿なきパートナー!! (2006年2月16日) …15.1
- 禁じられた取材! 京都日報に張られた罠 (2006年2月23日) …15.4
- 京都の母! 修学旅行生に裏切られた女将 (2006年3月2日) …14.0
- 張り込まれた女! おむすびの恋!! (2006年3月9日) …14.2
(この第9話は、2006年2月9日に放送予定であった内容で延期されていたのであるが、上記の日程に放送された。) - 杉浦恭介最後の事件 殺意を呼ぶ逆転勝訴!
京都~奈良、25年の絆を試された熟年夫婦 (2006年3月16日) …16.5
[編集] 2007年第9シリーズ
- 杉浦復活! 作られたスクープ!! (2007年1月11日) …10.1
- スクープの罠! 利用された女の謎 (2007年1月18日) …11.0
- 虹を待つ女! 黒電話の秘密… (2007年1月25日) …12.1
- 放課後の罠! 女子高生の告白… (2007年2月1日) …12.6
- 見えない絆! 連続放火犯に潜む闇 (2007年2月8日) …11.5
- 出来すぎた証言! 逃げた泥棒の謎 (2007年2月15日) …11.1
- 逮捕されたい男! 京都タワーの謎 (2007年2月22日) …11.0
- 37年目のラブレター 雛祭りの秘密 (2007年3月1日) …12.7
- 二人だけの卒業式! 二度殺された少女!! (2007年3月8日) …14.2
[編集] 脚本
- 西岡琢也 (2000年 第2シリーズ ~)
(2006年 第8シリーズの8話のみ 脚本協力西田通子 ) - 公園兄弟 (真辺克彦と鴨義信の共同ペンネーム)
(2003年 第5シリーズ ~ 2003年 第6シリーズ、2006年 第8シリーズ~) - 林誠人 (1999年 第1シリーズ)
- ちゃき克彰 (1999年 第1シリーズ ~ 2000年 第2シリーズ)
- 渡辺善則 (1999年 第1シリーズ ~ 2000年 第2シリーズ)
- 日暮裕一 (1999年 第1シリーズ ~ 2000年 第2シリーズ)
- 橋本一 (2001年 第3シリーズ)
- 真辺克彦 (2002年 第4シリーズ)
- 塩田千種 (2002年 第4シリーズ ~ 2003年 第5シリーズ)
- 久松真一 (2006年 第8シリーズ)
[編集] 監督
- 黒沢直輔 (1999年 第1シリーズ~)
- 齋藤光正 (1999年 第1シリーズ)
- 松田秀和 (1999年 第1シリーズ、2001年 スペシャル)
- 橋本一 (1999年 第1シリーズ ~ 2003年 第5シリーズ)
- 杉村六郎 (2000年 第2シリーズ ~ 2006年 第8シリーズ)
- 森本浩史 (2002年 第4シリーズ、2003年 第6シリーズ)
- 藤岡浩二郎 (2002年 第4シリーズ ~ 2006年 第8シリーズ)
- 山下耕一郎 (2003年 第5シリーズ、2007年 第9シリーズ)
- 榎戸耕史 (2007年 第9シリーズ)
- 石川一郎 (2007年 第9シリーズ)
[編集] 備考
[編集] タイトルバック
『千年の古都である、京都の迷宮のような街並みの中を、杉浦が真実を求めて走り回る』というコンセプトの下で制作されている。演出もドラマ本編とは別に、CM制作会社である東映CM株式会社のディレクター(1999年第1シリーズ~2005年スペシャルまでは中島真也、2006年第8シリーズは宇野潤が担当)が手がけている。内容は、主演の橋爪功の軽快な走りと少し妖しげな映像を、主題歌にのせてスタートしていく。第8シリーズの最終回では、第1シリーズから第8シリーズまでのタイトルバックの名シーン(ほとんどが、橋爪の走りまくっているシーン)でエンディングを迎えた。
[編集] 暖簾と記者クラブ
これは、迷宮案内時代の話になるが、各ブースの出入り口に、どこの新聞社のブースであるか区別のために暖簾がかけられている。それぞれ1999年スタート時と、2000年~2003年3月までは、異なっている。
- 第1シリーズ
- 京都日報の暖簾は単に「京日」とだけ書かれていた(ただし1、2、4話にはその記載は無く無地のもの)。記者クラブは、ガムテーブで破れたところを張っていたソファーが置かれていた。
- 第2シリーズ以降
- 暖簾には会社の社標も付け加えられ、きちんと「京都日報」と記されていた。記者クラブは、ソファーが無くなり、畳敷きのスペースが設置された。
[編集] 遊軍スペース
新・迷宮案内からは、舞台を本社に移すが、遊軍スペースにも変化がある。2003年スタートの時は、単独スペースであったが、2004年のシリーズ以降は、壁が取り払われ、社会部と一続きになっている。渚が洗濯を干したり、杉浦が煙草を吸っているテラスと、「遊軍魂(表記は「魂軍遊」)」と書かれた「書」はスタート時から変わっていない。
[編集] 「つづく」
大体のドラマやアニメなどは、ストーリーが続いていく形式をとられているが、全てが1話完結のストーリーで構成されている。しかし、ごくまれに「つづく」と表示されることがある。それは、本当に話(ストーリー)が次回にも継承されていたり、関連がある場合にのみ表示される。(例:2004年シリーズの第6話と第7話で、6話に「つづく」と表示された。)
[編集] 徹子の部屋
主演の橋爪が、2006年6月26日放送(BS朝日では2006年6月29日)の同局のトーク番組「徹子の部屋」に出演した際、共演した野際や、文学座の同期でもある北村との逸話について話を展開し、また、この番組についても触れられた。司会の黒柳徹子が、「あれ(このドラマを指す)は終わったの?」と質問すると、橋爪は「何とも言えませんね」と答えた。この発言は、第8シリーズでシリーズが完結したような終わり方だったものの、第9シリーズがあるような含みを持たせた返事であったが、2007年1月11日から、第9シリーズが放送されることになった。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 順序 上記トップページ→番組
「番組」欄で、過去の全8シリーズのあらすじなどの情報が閲覧ができる。
[編集] 作品の変遷
tv asahi系 木曜ミステリー 1999年第1シリーズ | ||
---|---|---|
前番組 | 京都迷宮案内 | 次番組 |
新撰組血風録 (ここまでは時代劇枠) |
舞妓さんは名探偵! | |
tv asahi系 木曜ミステリー 2000年第2シリーズ | ||
科捜研の女 | 京都迷宮案内 | 別れる2人の事件簿 |
tv asahi系 木曜ミステリー 2001年第3シリーズ | ||
科捜研の女 | 京都迷宮案内 (2クール) |
オヤジ探偵 |
tv asahi系 木曜ミステリー 2002年第4シリーズ | ||
科捜研の女 | 京都迷宮案内 | 京都鴨川東署迷宮課おみやさん |
tv asahi系 木曜ミステリー 2003年第5シリーズ | ||
オヤジ探偵 | 京都迷宮案内 | おみやさん |
tv asahi系 木曜ミステリー 2003年第6シリーズ | ||
京都地検の女 | 新・京都迷宮案内 (このシリーズから『新・京都迷宮案内』になる。) |
異議あり!女弁護士大岡法江 |
tv asahi系 木曜ミステリー 2004年第7シリーズ | ||
おみやさん | 新・京都迷宮案内 | 京都地検の女 |
tv asahi系 木曜ミステリー 2006年第8シリーズ | ||
女刑事みずき~京都洛西署物語 | 新・京都迷宮案内 | 京都地検の女 |
tv asahi系 木曜ミステリー 2007年第9シリーズ | ||
おみやさん | 新・京都迷宮案内 | その男、副署長~京都河原町署事件ファイル~ |