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梅田晴夫 - Wikipedia

梅田晴夫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

文学
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梅田晴夫(うめだ はるお、1920年(大正9年)8月12日 - 1980年(昭和55年)12月21日)は、日本のフランス文学者劇作家小説家随筆家。本名は梅田晃(あきら)。戯曲やラジオドラマ、物の歴史に関する著述や翻訳で活躍した。また、パイプ万年筆などの、多岐にわたる蒐集趣味でも有名。経営コンサルタント梅田望夫脚本家の梅田みかは子。

目次

[編集] 経歴

1920年(大正9年)8月12日、ロシア貿易会社を営んでいた父と、文学者の母[1]との間に、東京都新宿区愛住町の暗闇坂で生まれる。両親の仕事の関係で西洋の調度に囲まれて育ち、1926年(昭和2年)に慶應義塾大学幼稚舎に入舎。以後18年間、大学院まで慶應の学舎で学んだ[2]、生粋の慶應ボーイであった。梅田は幼少時から物に対する愛着が深く、1930年(昭和6年)の春、梅田家に就いていた家庭教師の女性からオノトの万年筆を譲り受けたとき、物を蒐める悦びに目覚め、以後万年筆をはじめとした物の蒐集に熱中するきっかけとなった。知識欲も旺盛で、母の玲子が丸善から購入していた、ブリタニカ百科事典第11版は梅田の青年期からの愛読書になった。[3]

1941年(昭和16年)に、戦争のため、母の実家の別荘がある神奈川県中郡二宮町[4]に土地を購入し、生活の拠点を同地に移す。在学中からフランス文学[5]に傾倒していた梅田は、1943年(昭和18年)、後年編集にも携わることになる慶應の文学誌「三田文学」に、当時の編集者、和木清三郎から書評を書くことを薦められ、当時深い関心を寄せていたフランスポピュリスト、ウージェーヌ・ダビに関する評論を書く。しかし、内容が共産主義に与するものであるとして、当時の内務省から注意を受け、一時「三田文学」が廃刊の危機にさらされてしまう。

同年(昭和18年)に最初の結婚[6]をするが、戦後まもなくして離婚する。1944年(昭和19年)、慶應義塾大学院文学部フランス文学科を卒業し、中央公論出版部にしばらく勤めたのち、母校の文化学院講師に就任するが、フランス文学の教職活動と並行して、小説の執筆や、プールヴァール演劇[7]などのフランス戯曲の翻訳活動をする。

最初の妻との離別後しばらくして、二宮在住の女性、石井喜美と再婚。1950年(昭和25年)、喜美をモデルにした長篇小説『五月の花』が佐藤春夫の推薦を受け、第2回水上瀧太郎賞を受賞。劇作家、内村直也の門下に入り、劇作家として本格的に執筆活動を開始。『NHKラジオ小劇場』、『チャッカリ夫人とウッカリ夫人』などのラジオドラマや、一時は東宝の専属脚本家として川端康成の『伊豆の踊子』の映画脚本[8]を書くなど、昭和30年代にかけて数千本の脚本を執筆した。[9]

1955年(昭和30年)、結核のため11年間連れ添った妻の喜美が死去。梅田家は東京[10]に移転する。この後宝塚歌劇団出身の女優と三度再婚するが、いずれも間もなく離婚。1960年(昭和34年)には映画女優の万里陽子[11](本名:政江)と再婚。翌年、長男望夫[12]が誕生したのを機に劇作家としての活動から退き、広告代理店博報堂に入社。この時期には仕事の関係で渡欧[13]もしている。5年後に長女みかが誕生したのを機に取締役を務めていた博報堂を退社し、世田谷区代沢に居を移す。

1965年(昭和40年)以降は、親譲りの事務所である、『梅田ビル』[14]を拠点に作家活動に専念。幼少時から関心を寄せてきた物の歴史に関する著述や洋書の翻訳紹介を活動の中心とし、古今東西の雑学を収集する『雑学の会』[15]を主宰、萬物蒐集家を自称し、パイプや万年筆、アンティークなどのホビーや、トレンドに関する著作を数多く発表し、随筆家としても活躍。若者たちからも人気を集めた。

1970年以降(昭和45年以降)からは、著書の執筆のため数回にわたってふたたび渡欧[16]する。1975年(昭和50年)には、梅田ビルを拠点に㈱アンティック社を設立し、西洋骨董情報誌『アンティック情報』[17]を創刊。あわせて西洋骨董の同好会『GEMの会』を結成し、アドバイザーとして会の運営に携わった。1978年(昭和53年)にはプラチナ萬年筆株式会社[1]と共同で、コラボレート万年筆『プラチナ#3776』[18]を制作販売。15万本ものベストセラーを記録し、万年筆愛好家たちの話題となった。

1980年(昭和55年)8月、慶應大学医学部付属病院に入院。同年の12月21日、長年の喫煙[19]による肺癌のため死去。享年60歳。最後の著作は『ステイショナリーと万年筆のはなし』[20](東京アド・バンク刊、1981年)。梅田の墓所は、港区元麻布の竜沢寺にある。[21]

[編集] 作風

梅田の作家としての出発点はラビッシュなどのフランス戯曲にあり、処女作の戯曲『風のない夜』では、書籍化されていないため確認できないが、作者自身によると[22]、まだフランス戯曲の影響の色濃い習作にとどまっていたという。フランス戯曲の翻訳も数多く手がけたが、書籍として出版されたものは少なく、訳出された時期についても不明なものが多い。

小説においては母親への切なる愛情が感じられる『母の肖像』や、二番目の妻をモデルにした『五月の花』などにはフェミニストとしての梅田の一面が見られる。しかし、後年、梅田は著書のなかで、女性に対して差別的な発言[23]を行ない、物議[24]をかもしたが、これは幾度もの結婚の失敗が一因となっているものと思われる。

1950年代に集中的に書かれたラジオドラマや映画の脚本では、プールヴァール喜劇から影響を受けたと思われる軽妙で洒脱な作風に磨きがかけられていき、とくに喜劇にその適性を示した。梅田の原稿の執筆量はこの時期が最も多いと思われるが、ほとんど書籍化されておらず、推定の域を出ない。

1960年代からはホビー関連の随筆家としての活動が中心となっていくが、アルフレッド・ダンヒルが著した、『The Pipe Book』(日本語タイトル『パイプの本』)を翻訳したのを期に、その影響を受けて、文章にペダンティックな知識を盛りこんでいくようになる。これは梅田の衒学ぶりを如何なく発揮するものであったが、嫌味なものに陥らず、文章に流麗なリズムを生み、読み手を引きこむ力を与えている。この時期の著作は梅田が最も力を入れたものと思われ、豪華な装幀の限定本が多く、それらの中には、梅田愛用の万年筆による署名本もいくつか存在する。愛好者の視点で書かれた、これらのホビー関連書は多くの読者の共感を呼び、大いに人気を博した。

総じて梅田の文筆活動は昭和40年から昭和50年代にかけての時期が最も活発であり、自身の趣味に沿った執筆活動において光彩を放った。梅田は、当時の日本の文壇では特異な存在であったと見え、文芸評論家にとっては評価しにくい人物であったようだが、梅田が書く流麗な文章は、名文として読者や多くの作家達から賞賛を受けており、後進の作家たちに与えた影響は少なくない。[25]

梅田は、晩年に書いた趣味関連の著作があまりに有名になったために、今日では趣味人[26]の随筆家として紹介されることが多いが、ラビッシュなどのフランス戯曲の紹介者としての功績も記憶されるべきものと言える。[27]

[編集] 作品リスト

出版社名がないものは書籍化されていない。また、共著、共訳者はかっこ内に示した。

[編集] 小説

  • 『五月の花』 京橋書院 1950年
  • 『母の肖像』 宝文館出版 1953年 (同名戯曲の小説版)
  • 『わが道を行く』 宝文館出版 1953年 (同名戯曲の小説版)

翻訳作品

  • ラ・ファイエット『クレェヴ公爵夫人』 思索社 1950年
  • モーリス・デコブラ『赤軍 ニューヨークを占領す』 室町書房 1955年

[編集] 戯曲

舞台劇

  • 『風のない夜』 1940年代
  • 『未知なるもの』 未来社 1950年
  • 『入社条件』 1955年
  • 『着るものがないのよ』
  • 『サイコロトバク』

ラジオドラマ

  • 『クリスマスの贈物』 協立書店 1951年
  • 『台風の日』 宝文館出版 1951年
  • 『結婚の前夜』 宝文館出版 1951年
  • 『チャッカリ夫人とウッカリ夫人』(共著)[28]ラジオ東京 1951年~1962年
  • 『みゆき』 宝文館出版 1953年 
  • 『母の肖像』 ラジオ東京 1953年
  • 『わが道を行く』 ラジオ東京 1953年
  • 『乞食の歌』 宝文館出版 1956年

翻訳作品

  • ウージェーヌ・ラビッシュ
  1. 『人妻と麦藁帽子』 世界文学社 1949年
  2. 『ペリション氏の旅行記』 世界文学社 1949年
  3. 『文法』 世界文学社 1949年
  4. 『ルルシーヌ街殺人事件』
  • ギィ・フォワシィ
  1. 『相寄る魂』 レクラム社 1979年
  2. 『親父の説教』
  • アンドレ・ルッサン
  1. 『劇場の異邦人』
  2. 『奥様にご用心』
  3. 『巴里の魔女同盟』
  4. 『坊やに下剤を』
  5. 『バダン君』
  • クロード・マニエ
  1. 『オスカー』
  2. 『四角関係』
  3. 『ミニミニミニィ』
  4. 『ら・睡眠薬』
  • フランソワーズ・ドラン
  1. 『人生の請求書』 劇書房 1979年
  2. 『つきとつけ』
  3. 『男なんて?』
  • D・カマンカ 『三億ぽっちでどうなるもんかよ』
  • アルフレッド・ド・ミュッセ 『世紀児の告白』 世界文学社 1949年
  • ジャン・アヌイ 『メデェ』 白水社 1957年
  • ジャン・ジロドゥ 『間奏曲』(西村熊雄) 白水社 1957年
  • ルイジ・ピランデルロ 『各人各説』 白水社 1958年
  • ジャン・ベルナール=リュック 『恋の冷凍保存』 劇書房 1979年

[編集] 評論

  • 『シナリオの工夫』 室町書房 1955年
  • 『ワルイ日本人-うまい話はザラにない』 オリオン社 1965年
  • 『亭主関白のすすめ』 秋田書店 1966年
  • 『シナリオを書こう!テレビ・映画・ラジオ』 華書房 1966年
  • 『亭主天国』(土岐雄三・新橋遊吉・楠本憲吉) 立風書房 1967年
  • 『新フランス読本 パリ熱愛記』 ジャパン・パブリッシャーズ 1978年

翻訳作品

  • ルイ・ジューヴェ/ガストン・バティ/ジャン=ルイ・バロー『フランス俳優論』 白水社 1955年
  • ルネ・ラルー『現代フランス演劇』(内村直也) 白水社 1955年
  • ロジェ・プラダリエ『放送芸術』(内村直也) 白水社 1957年
  • ラルフ・フィーンズ『奇跡の人々-十三人のサムライ』 近代書館 1969年

[編集] 映画

映画原作

  • 『恋人』 新東宝 1951年(原題『結婚の前夜』)[29]
  • 『チャッカリ夫人とウッカリ夫人』(市川三郎) 新東宝 1952年
  • 『続・チャッカリ夫人とウッカリ夫人-底抜けアベック三段とび』(市川三郎) 新東宝 1952年
  • 『君を愛す』 大映 1956年
  • 『誓いてし』 大映 1957年 カラー作品

映画脚本

  • 『抱擁』(西亀元貞) 東宝 1953年
  • 『続思春期』(井手俊郎) 東宝 1953年
  • 『芸者小夏』 東宝 1954年
  • 『伊豆の踊子』 東宝・室町書房・華書房 1954年
  • 『わたしの凡てを』(浅野辰雄・市川崑) 東宝 1954年
  • 『魔子恐るべし』 東宝 1954年
  • 『土曜日の天使』(山本嘉次郎) 東宝 1954年
  • 『芸者小夏-ひとり寝る夜の小夏』(宮内義治) 東宝 1955年
  • 『花嫁会議』(椿澄夫) 東宝 1956年
  • 『若人の凱歌』 東宝 1956年

[編集] 文化史

  • 『宝石』 実業之日本社 1971年
  • 『宝石と宝飾』 東京書房社 1973年
  • 『蓄音機の歴史』 パルコ出版 1976年
  • 『THE TOBACCO たばこ博物誌』 エルム 1976年
  • 『パイプのフォークロア』 柴田書店 1976年
  • 『ウィスキーのフォークロア』 柴田書店 1977年
  • 『博物蒐集館・時計』 青土社 1979年

翻訳作品

  • アルフレッド・ダンヒル『パイプの本』 読売新聞社 1971年
  • リチャード・コーソン『メガネ博物誌』 東京書房社 1972年
  • ハーヴィー・グロス『図説・クラシックカメラ』 東京書房社 1973年
  • エドワード・ブラマー『紅茶・珈琲誌』 東京書房社 1974年
  • エリック・ブラットン『時計文化史』 東京書房社 1974年
  • ミルボーン・クリストファー『世界の魔術』 東京書房社 1975年
  • ミルボーン・クリストファー『博物蒐集館・魔術』 青土社 1979年
  • リチャード・コーソン『メガネの文化史』(増補改訂版) 八坂書房 1999年

[編集] 趣味・実用

アンティーク

  • 『時計・蒐集の魅力と神秘』 三一書房 1972年
  • 『古物美学』 東京書房社 1972年
  • 『古物蒐集入門』 三一書房 1973年
  • 『ガラクタで儲ける法』 アロー出版 1973年

パイプ

  • 『THEパイプ』 読売新聞社 1973年
  • 『パイプ美術館』 東京書房社 1973年
  • 『パイプ 七つの楽しみ』 平凡社 1976年
  • 『パイプ-Pipes of the World』 立風書房 1978年
  • 『博物蒐集館・パイプ』 青土社 1979年

万年筆

  • 『THE万年筆』 読売新聞社 1974年
  • 『万年筆』 平凡社 1978年
  • 『博物蒐集館・万年筆』 青土社 1979年
  • 『ステイショナリーと万年筆のはなし』 東京アド・バンク 1981年

洋酒

  • 『THEウイスキー』 読売新聞社 1975年
  • 『博物蒐集館・ウィスキー』 青土社 1979年
  • 『洋酒のはなし』(藤本義一) 東京アド・バンク 1979年

風俗

  • 『おんなの有料道路 ホステス心得十ヶ条』 オリオン社 1965年
  • 『全調査 東海道・酒・女・女の店』 有紀書房 1967年
  • 『禁じられた遊びの本』 有紀書房 1968年

トレンド・実用

  • 『紳士のライセンス 国際人のための★★★事典』 読売新聞社 1969年
  • 『粋な男への招待状』 実業之日本社 1971年
  • 『男を磨く169の作戦』(真野博・鴛海正平) ロングセラーズ 1973年
  • 『淑女のライセンス』 読売新聞社 1974年
  • 『男の一流品 199の知識』 ロングセラーズ 1974年
  • 『新男性学 オトコが男になって男の中の男になる方法』 朝日ソノラマ 1974年
  • 『男の冠婚葬祭 199の常識』 ロングセラーズ 1975年
  • 『紳士の美学-粋でNOWな人のために』 青也書店 1977年
  • 『男のエレガンス 96の作戦』 ロングセラーズ 1978年
  • 『嫁さんをもらったら読む本』 日本実業出版社 1980年

雑学

  • 『ひまつぶしの本 無我夢中に楽しむ法』 ベストセラーズ 1974年
  • 『おかしな世界一 珍記録に挑戦する』 ベストセラーズ  1975年
  • 『これが元祖だ やっぱり最初が面白い』 ベストセラーズ  1976年
  • 『90秒エスプリ ムダ話の一級品』 ロングセラーズ 1976年
  • 『物の名前 調べたり楽しんだり』 ロングセラーズ 1976年
  • 『西洋エスプリ大法典 心の贅沢・知識の泉』 青也書店 1977年

[編集] 対談・座談

かっこ内は出席者

  • 『既成劇作家を語る』[30]三島由紀夫・八代静一・戸板康二)
  • 『夜の騎士道を見て』[31] (棚田吾郎・植草圭之助)
  • 『アメリカと日本のテレビ映画を語る』[32] (岡田晋)
  • 『蒐め魔放談録』[33] (高橋邦太郎・磯部敬恒・赤羽勲・前田右府郎・井上篤夫)
  • 『257歳の顔にいまぼくらの忘れ物が甦る!』[34]会田雄次植草甚一横溝正史

[編集] 舞台劇の公演記録(1970年~1981年)

ここでは一例として劇団NLT(旧:新文学座)のものを挙げる。NLTの創立者、賀原夏子が文学座時代から梅田と交流があった縁で、NLTは、1968年から梅田の舞台劇や彼の翻訳によるフランスのプールヴァール演劇を数多く上演している。

*凡例:作者(Writer)はW、翻訳(Translater)はT、演出(Director)はD、振付(Choreographer)はCで表示。

1970年

  • 1月  『着るものがないのよ』  梅田W 仁科余志夫D
  • 同月  『サイコロトバク』  梅田W 賀原夏子D 坂上道之助C

1971年

  • 6月  『オスカー』  クロード・マニエW 梅田T 賀原D

1972年

  • 1月  『相寄る魂』  ギィ・フォワシイW 梅田T 森田俊二D
  • 2月  『坊やに下剤を』  アンドレ・ルッサンW 梅田T 賀原D
  • 同月  『バダン君』  A・ルッサンW 梅田T 賀原D
  • 同月  『劇場の異邦人』  A・ルッサンW 梅田T 賀原D
  • 5月  『巴里の魔女同盟』  A・ルッサンW 梅田T 水田晴康D
  • 7月  『相寄る魂』   G・フォワシイW 梅田T 賀原D
  • 同月  『親父の説教』  G・フォワシイW 梅田T 賀原D
  • 8月  『親父の説教』  G・フォワシイW 梅田T 賀原D
  • 9月  『恋の冷凍保存』  ジャン・ベルナール・リュックW 梅田T 賀原D
  • 10月  『恋の冷凍保存』  J・B・リュックW 梅田T 賀原D

1973年

  • 2月  『奥様にご用心』  A・ルッサンW 梅田T 賀原D

1974年

  • 2月  『四角関係(よんかくかんけい)』  クロード・マニエW 梅田T 村上登志夫D
  • 同月  『サイコロトバク』  梅田W 賀原D 坂上C
  • 4月~6月  『着るものがないのよ』  梅田W 賀原D
  • 同月  『サイコロトバク』  梅田W 賀原D 坂上C
  • 6月  『男なんて?』  フランソワーズ・ドランW 梅田T 賀原D
  • 7月  作品、作者、翻訳、演出とも上に同じ
  • 9月  作品、作者、翻訳、演出とも上に同じ
  • 同月 『四角関係』  C・マニエW 梅田T 村上D

1975年

  • 2月  青野平義追悼公演 『ミニミニミニィ』  C・マニエW 梅田T 村上D
  • 7月  『ら・睡眠薬』  C・マニエW 梅田T 賀原D
  • 12月  『三億ぽっちでどうなるもんかよ』  D・カマンカW 梅田T 村上D

1978年

  • 10月  『ルルシーヌ街殺人事件』  ラビッシュW 梅田T 村上D

1979年

  • 9月  『つきとつけ』  F・ドランW 梅田T 中村哮夫D

1981年

  • 7月  『文法』  ラビッシュW 梅田T 平山勝D
  • 10月  梅田晴夫追悼公演  『オスカー』 C・マニエW

[編集] 脚注・出典

  1. ^ 梅田の母玲子は、俳人として玲如とも号し、同年生まれの俳人、原石鼎をはじめ、島村抱月松井須磨子岸田劉生、小林徳太郎、平塚らいてう、柳原白蓮など、当時の文化人たちと幅広い交友関係を結んでいた。(出典:『石鼎とともに』 原コウ子著 明治書院 1979年)
  2. ^ 梅田の二人の子息も慶應の一貫教育を受けている。
  3. ^ 梅田の読書好きは終生続き、百科事典を買いこみ、最初から最後まで熟読することを愉しみとしていた。(出典:月刊『サンジャック』 1976年9月号 鎌倉書房)
  4. ^ 梅田が二宮に居住していた昭和22年1947年)には、慶應大学出身で三田文学同人でもあった、後年小説家として特異な才能を発揮することになる、当時17歳の山川方夫(本名:嘉巳)が梅田家を訪れた。梅田は山川の才能に惚れ込み、山川が昭和40年1965年)に不慮の交通事故で世を去るまで交流を続けた。なお、山川方夫のペンネームは、日本画家、鏑木清方の「方」と、梅田晴夫の「夫」を合わせたものである。
  5. ^ 梅田は、アンドレ・ジイドの『狭き門』(山内義雄訳)を読み、フランス文学に傾倒するようになった。最も愛惜するフランス文学作品はアベ・プレヴォーの『マノン・レスコー』と、ジャン・ド・ラ・フォンテーヌの『寓話』。また、梅田は文学上の師として川端康成林達夫のふたりを挙げている。(出典:『ステイショナリーと万年筆のはなし』東京アド・バンク 1981年)
  6. ^ 梅田は生涯に六回結婚したが、それについては「私はフェミニストのくせにわがままだった。」と、著書『嫁さんをもらったら読む本』(日本実業出版社 1980年)で述懐している。
  7. ^ パリの凱旋門から放射状に伸びている、パリで最も長い大通り「プールヴァール」に数多く建てられた劇場を中心に広がった、恋愛など市井の出来事を題材にした庶民的な喜劇芝居。
  8. ^ 『伊豆の踊子』は結局松竹で映画化されたため、梅田の脚本は使用されなかった。なお、この脚本は梅田の著書『シナリオの工夫』(室町書房)と、『シナリオを書こう-映画・テレビ・ラジオ』(華書房)に収載されている。
  9. ^ 梅田が書いた脚本は膨大な数に上るが、その内容については不明な点が多く、脚本家としての梅田の仕事の全貌をつかむことは困難である。テレビドラマの脚本も多数書かれたようであるが、題名はもとより、出演者その他の詳細についてもほとんど判明せず、本稿からは割愛せざるを得なかった。また、この時期の梅田は万年筆蒐集にも熱中し、「チャッカリ夫人とウッカリ夫人」の原稿料で、喜劇俳優、古川ロッパから40本もの万年筆を買い取っている。(出典:『万年筆』平凡社 1978年)
  10. ^ 梅田は、当時道玄坂付近にあったフランス料理店『二葉亭』の三階に間借りしていた。(出典:月刊『暮しの創造』(8)春号 特集:木の話 創芸出版社 1979年)
  11. ^ 万里陽子の代表的な出演作は東宝から1956年に公開された、『吸血蛾』(原作:横溝正史、監督:中川信夫、出演:池部良久慈あさみ東野英治郎ほか)、『ある女の場合』(原作:飯沢匡、監督:瑞穂春海、出演:池部良、原節子司葉子ほか)、『兄とその妹』(脚本:島津保次郎、監督:松林宗恵、出演:東山千栄子村瀬幸子宮口精二ほか)の三作品。
  12. ^ 望夫の名前は、望月の頃(8月)に誕生したことから梅田が命名したという。(出典:『西洋エスプリ大法典-心の贅沢・知識の泉』(青也書店 1977年)
  13. ^ 梅田は、この時の体験をもとに、著書『ワルイ日本人 うまい話はザラにない』(オリオン社 1965年)を書いている。
  14. ^ 梅田ビルは恵比寿(渋谷区東2丁目24-6)にあった。その地下には「古典屋」というアンティーク・ショップがあり、梅田のアンティーク・コレクションのいくつかはそこで求められたものである。なお、古典屋の店主である赤羽勲氏は梅田が創刊した雑誌『アンティック情報』の編集主幹を務めている。
  15. ^ 雑学の会の具体的な活動内容については記録がなく、詳細は不明であるが、梅田はこの会で収集した雑学をもとにした著作を数多く残しており、なかでも『ひまつぶしの本』(ベストセラーズ 1974年)は梅田の代表作に挙げられている。ちなみに、現在『雑学倶楽部』として活動している団体は梅田とは関りがない。
  16. ^ 推定だが、1973年から翌年にかけて、一家4人でパリをはじめとするヨーロッパに旅行。1975年には、著書『パイプ 七つの楽しみ』の執筆のため、ロンドンのダンヒル本社を訪問した。大のダンヒル党であった梅田は、このときダンヒルからオリジナル・ブレンドのパイプたばこを購入している。梅田の顧客番号は“365-18”で、たばこの配合処方は“MM10”を四分の一オンスと、“MM965”を四分の三オンスずつブレンドしたものであった。(出典:『パイプ 七つの楽しみ』平凡社 1976年)
  17. ^ 『アンティック情報』の編集同人は梅田のほか、赤羽勲、池田圭、兼松美枝子、木村俊雄、坂本曠之輔、斉藤智、豊岡博幸、新田浩、畠山滋の10名。本誌は当初梅田が発行人をつとめたが、発起人のひとりである赤羽勲の死去に伴い、1977年以降は坂本曠之輔が後任となった。なお、梅田は亡くなるまで同誌の編集アドバイザーを務めている。
  18. ^ 梅田が1970年代にプラチナ萬年筆株式会社と共同開発した手作り万年筆。梅田の約1000本のコレクションから、特に優れた12本の万年筆の長所を合わせて設計、一日30枚以上の原稿を執筆するヘビーライターとして知られた50名の作家の協力を得て、試作、試用を積み重ねて1978年に完成。モンブラン万年筆に対抗して、富士山の標高に因み、「プラチナ#3776」と命名された。軸の直径は13㎜。キャップを外して軸にはめた全長は約160㎜。ペン先の長さ22㎜。重心点は軸の中心からやや後方の56~57%の位置。ペン先は14金、ペン芯にはエボナイトが使われ、カートリッジ・インク対応。ペン軸にはギャザー(襞)が入っており、長時間持っても熱がこもらない仕組みになっている。現在はペン軸にパイプの素材として有名なブライヤー材を使用したものや、蒔絵を施した豪華品も製造販売されている
  19. ^ 梅田は、16歳の宝塚観劇の折にはじめてたばこを喫って以来、後年には一日にハイライト三箱を空けるヘビースモーカーとして知られていた。(出典:『パイプ 七つの楽しみ』平凡社 1976年)
  20. ^ 本書には、万年筆誕生100周年となる1984年までに、『万年筆100年史』を執筆する予定であったことが述べられている。
  21. ^ 梅田のお棺の中には愛用のモンブラン万年筆と原稿用紙が入れられた。また梅田の万年筆コレクションと愛用の机は、政江夫人の手によって、慶応義塾大学三田メディアセンターと、生前から親交があった作家の山口瞳にそれぞれ寄贈された。(出典:『とっておきのもの とっておきの話』第3巻 アミューズ・ブックス 1997年)
  22. ^ 出典:『未来劇場23 未知なるもの』未来社 1954年
  23. ^ 梅田はしばしば「女が物の装飾的側面のみに関心を持つのは女が○○だからだ」という主旨の発言をしている。
  24. ^ パイプ愛好者の団体『日本パイプスモーカーズクラブ(JPSC)』の会員は、同人発行の書籍『パイプ大全』(森林書房 1978年)のなかで、梅田の発言や、梅田が翻訳した『パイプの本』の誤謬を指摘している。
  25. ^ 作家の西尾忠久氏は、梅田に私淑しており、『ヴィトン読本』(グラフ社)、『男のこだわり図鑑』(廣済堂)など、トレンド関連本も多数執筆。梅田の後継者とも呼べる活動をしている。
  26. ^ 多趣味で知られた梅田は、一時期、『キングハルオー』というアラブ系の競走馬を所有しており、たびたびレースにも出走させ、読売カップレースでは優勝したこともある。ちなみに、その時の梅田のオッズは76倍であった。(出典:『おかしな世界一 珍記録に挑戦する』 ベストセラーズ 1975年)
  27. ^ 2007年3月現在、梅田の著書は、リチャード・コーソンの『メガネの文化史』(八坂書房)と、ジャン・ジロドゥの『間奏曲』(白水社刊、ジロドゥ戯曲全集第2巻に所収)の邦訳をのぞいて、全て絶版となっている。
  28. ^ 本作品は、市川三郎、大村一平、佐々木恵美子、中江良夫、南達夫との共同執筆によっており、佐々木恵美子の執筆分のみ英宝社より書籍化されている。参考文献参照。
  29. ^ 映画版のスタッフとキャストは、監督が市川崑、出演が久慈あさみ森繁久彌池部良ほかの面々。現在VAPレコードよりDVDが発売されており、商品番号はVPBT-15265 。
  30. ^ 演劇雑誌、『劇作』 1950年1月号に掲載。
  31. ^ 演劇雑誌、『シナリオ』第12巻(シナリオ作家協会刊 1956年)に掲載。
  32. ^ 月刊誌、『テレビドラマ』 1964年8月号(ソノレコード株式会社)に掲載。
  33. ^ 梅田の著書、『ガラクタで儲ける法』(アロー出版社、1973年)に掲載。
  34. ^ 雑誌、『サンジャック』1976年9月号(鎌倉書房)に掲載。

[編集] 関連人物

  • 赤羽勲-梅田ビルの地下にあったアンティーク雑貨店「古典屋」店主。
  • 池田圭-オーディオ評論家。隔月刊『アンティック情報』の編集同人。
  • 内村直也-梅田が師事した劇作家。『雪の降る町を』の作詞者。
  • 梅田望夫-梅田の長男。経営コンサルタント。
  • 梅田みか-梅田の長女。脚本家。
  • 梅田玲如-梅田の母。俳人。
  • 賀原夏子-演出家。梅田の舞台劇の演出を数多く手がけた。
  • 川端康成-小説家。梅田が私淑した。
  • 佐々木博-梅田と縁が深かった東京銀座の喫煙具店「佐々木」店主。
  • 西尾忠久-作家。梅田に私淑しており、トレンド関連書も多数執筆。
  • 林達夫-評論家。梅田が私淑した。
  • 古川ロッパ-喜劇役者。梅田は彼の万年筆コレクションを譲り受けた。
  • 前田右府郎-翻訳家。梅田の蒐集仲間。
  • 山口瞳-小説家。梅田の没後、遺品の机を譲り受けた。

[編集] 参考文献

これらの書籍は現在すべて絶版。

  • 『明朗ラジオドラマ集』 佐々木恵美子著 英宝社 1962年
  • 月刊『太陽』NO.132 特集:大正時代 平凡社 1974年
  • 隔月刊『アンティック情報』 アンティック社 1975年~1981年
  • 月刊『サンジャック』NO.16 鎌倉書房 1976年
  • 季刊『暮しの創造』(7)冬号 特集:日本のクラフト 創芸出版社 1978年
  • 季刊『暮しの創造』(8)春号 特集:木の話 創芸出版社 1979年
  • 『石鼎とともに』 原コウ子 明治書院 1979年
  • 『新版:パイプ大全』 日本パイプスモーカーズクラブ編 森林書房 1983年
  • 『とっておきのもの、とっておきの話』第3巻 YANASE LIFE編 アミューズ・ブックス 1997年
  • 『二宮町図書館だより』2005年7月号(通算16号)外部リンクからPDF形式で閲覧可能

[編集] 外部リンク

加筆依頼:この項目「梅田晴夫」は、加筆依頼に出されており、内容をより充実させるために次の点に関する加筆が求められています。
加筆の要点 - 梅田が創業するも倒産させてしまった出版社名とその会社の設立および倒産した年

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