百舌鳥八幡駅
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百舌鳥八幡駅(もずはちまんえき)は、大阪府堺市堺区向陵東町二丁目にある、南海電気鉄道高野線(りんかんサンライン)の駅。準急(泉北高速鉄道から乗り入れてくる列車が中心)、各停が停車する。
泉北高速鉄道の車内のLED案内表示機では、「もず八幡」と混ぜ書き表記されている。
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[編集] 駅構造
相対式2面2線のホームを持つ地平駅。駅舎(改札口)は難波方面行ホームの高野山寄りにあり、高野山方面行ホームとは跨線橋で連絡している。改札付近が狭く、自動改札機の配置位置が特殊であったが、2006年に駅舎がリニューアルされ改善された。
- のりば
[編集] 利用状況
2004年度の調査結果では、1日あたりの平均乗降客数は4228人。この数字は南海の駅全体では99駅中57位、高野線の駅(難波~岸里玉出間含む)としては42駅中27位である。
[編集] 駅周辺
駅の東側には高層マンションがあり、その北に向陵公園がある。駅の西側は住宅街となっている。
2007年に駅前の踏切の改善工事が行われ、歩道が備え付けられた。
- 百舌鳥八幡宮
- 堺向陵東郵便局
- 堺市立工業高等学校(堺市立第二工業高等学校併設)
- イズミヤ百舌鳥店
余談だが、1968年にイズミヤ百舌鳥店が開店した当時は大阪狭山や河内長野方面からも買い物客が電車で来たため、この駅も大変賑わった。百舌鳥店はイズミヤの大型ショッピングセンターとしては岸和田店に次いで2番目にできた店舗で、大阪府下の大型ショッピングセンターは当時、寝屋川市のダイエー香里園店を含めて3店舗しかなかった。
[編集] 歴史
- 1900年(明治33年)9月7日 高野鉄道の駅として開業。
- 1907年(明治40年)11月15日 会社合併により高野登山鉄道の駅となる。
- 1915年(大正4年)4月30日 社名変更により大阪高野鉄道の駅となる。
- 1922年(大正11年)9月6日 会社合併により南海鉄道の駅となる。
- 1944年(昭和19年)6月1日 会社合併により近畿日本鉄道の駅となる。
- 1947年(昭和22年)6月1日 路線譲渡により南海電気鉄道の駅となる。
- 年月日不明 ホーム延伸。構内踏切を廃し、跨線橋を設ける。