高知運転所
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高知運転所(こうちうんてんしょ)は、土讃線布師田駅~土佐一宮駅間に設置されている四国旅客鉄道(JR四国)の車両基地で、乗務員(運転士と車掌)も所属する。
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[編集] 配置車両の車体に記される略号
- 国鉄型車両:「四コチ」・・・JR四国を意味する「四」と、高知を意味する「コチ」から構成される。
- 機関車・JR型気動車:「知」・・・高知を意味する「知」から構成される。
- 「高」としないのは、高松運転所との重複を避けるため。
[編集] 歴史
- 1924年3月 - 須崎機関庫として開設。
- 1975年3月 - 高知気動車区となる。
- 1989年4月1日 - 高知運転所へ改組。
- 2002年3月23日 高知駅の高架化工事に伴い、同駅構内から現在地へ移転。
[編集] 配置車両
2006年7月1日現在の配置車両。
[編集] 気動車
78両が配置されている。
- 23両{グリーン車(2000形)7両(うち1両は松山運転所との共通運用とともに予備車扱い)、普通車先頭車(2100形)9両、普通車中間車(2200形)7両}が配置。2000形、2100形、2200形ともにこのうち1両がアンパンマン列車のブルー編成となっている。
- 特急「南風」、「しまんと」で運用されている。
- 5両が配置。キハ28形と編成を組んで運用される。
- 6月上旬に4両が廃車回送された。
- 土讃線(阿波池田~土佐山田~高知~伊野)で運用されている。
- 3両が配置。キハ58形と編成を組んで運用される。
- キハ58と同じく、6月上旬に4両が廃車回送された。
- 11両が配置。
- 土讃線で運用されている。
- 24両が配置。5月下旬に8両が徳島運転所から転入。
- 土讃線(土佐山田~高知~窪川)で運用されている。
[編集] 客車
[編集] 機関車
- 2両のみ配置。車両基地内での車両入れ替えや、上記の「ムーンライト高知」などの客車列車を牽引する。
[編集] 乗務員乗務線区・列車
- 特急列車
- 普通列車