鬼無駅
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鬼無駅(きなしえき)は、香川県高松市鬼無町佐藤にある四国旅客鉄道(JR四国)予讃線(瀬戸大橋線)の駅。駅番号はY02。駅表示パネルのコメントは「桃太郎と盆栽の駅」。 各駅停車、一部の快速列車が停車する。
この地域の「鬼無の桃太郎伝説」にあやかり鬼無桃太郎駅という愛称が付けられている。
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[編集] 駅構造
相対式2面2線のプラットホームを持つ。簡易委託駅である。駅舎の中に入っている中華料理屋が切符の受託販売をしている。上りホームには自動券売機がある。高松方面のホームの先に2つ信号機があるが上位が高松駅方面への本線で下位は高松貨物ターミナル駅への連絡線となっている。愛称に因み、高松行きのホームにゲームソフト会社のハドソンから寄贈された桃太郎電鉄の石像がある。 駅出入口脇に無料駐輪場がある。駅利用者の自転車はこれで十分まかなえる。
[編集] 駅周辺
鬼無駅の周辺には松の盆栽畑が広がる。鬼無駅周辺の地、鬼無は桃太郎伝説の発祥地のひとつである。桃が流れてきたといわれる本津川、おじいさんが柴刈りに行ったといわれる山などもある。ただしこれらの話は創作である可能性が指摘されている。勝賀山には香西氏が中世にたてた勝賀城址がある。石垣などが残る。
- 高松市立鬼無小学校
- 香川県立高松西高等学校
- 香川誠陵中学・高等学校
- 香西寺(四国別格二十霊場19番)
- 国土交通省四国運輸局香川運輸支局
- 香川県道177号円座香西線(駅東側)
- 香川県道33号高松善通寺線(駅西側)
[編集] 利用状況
1日平均の利用客数は1,613人である(2003年度)
[編集] 歴史
- 1897年(明治30年)2月21日 - 讃岐鉄道の駅として開業。
- 1904年12月1日 - 買収により、山陽鉄道の駅となる。
- 1906年12月1日 - 国有化され、国鉄の駅となる。
- 1987年4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR四国の駅となる。
[編集] 隣の駅
- 四国旅客鉄道
- 予讃線
- 香西駅 - 高松貨物ターミナル駅 - 鬼無駅 - 端岡駅
[編集] 関連項目
予讃線(高松 - 観音寺)