本山駅 (香川県)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
本山駅(もとやまえき)は、香川県三豊市豊中町岡本にある四国旅客鉄道(JR四国)予讃線の駅。駅番号はY18。
目次 |
[編集] 駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅。1番線が上下副本線、2番線が上下副本線本線(一線スルー)となっている。 交換列車が無いときは列車種別に関係なく2番線に入線する。ポイントは弾性ポイントで、在来線で最初に設置され、160km/hで通過した実績がある。旧貨物ホームは、保線用に利用されている。
駅舎内にはうどん店がある。また、駅舎の隣に汲み取り用のトイレが設置される。平日の午前中のみ駅員が配置されている。
[編集] 駅周辺
- 新市役所建設予定地であったが、平成18年12月議会において本庁舎の位置を定める条例の改正により庁舎として使われることはなくなった。代わってゆめタウン三豊の建設が決まった。2008年秋開業予定。
[編集] 利用状況
1日平均の利用客数は506人である(2003年度)
[編集] 歴史
計画段階では、上高瀬駅(現在の高瀬駅)の北方より、現在の国道11号線に近い経路を通り旧本山村寺家の本山寺の近くに開設される予定であったが、(今では考えられないことだが)地元民の反対により路線が西方に変更され、旧桑山村岡本に開設された。そのため当時、駅名争いがおこったと云う。
以前は、大雨のたびに不通になり、「水の本山」と呼ばれたが、1965年(昭和40年)の水害の後、線路とホームが嵩上げされた。
以前は鉄道弘済会の売店があったが、廃止された。戦前は、琴平行きバスの始発駅だった。
一時期、急行同士の交換のために、上り急行列車の1便だけが運転停車時に客扱いを兼ねて停車していた。