魚津駅
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魚津駅(うおづえき)は、富山県魚津市釈迦堂にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)北陸本線の駅である。日本貨物鉄道(JR貨物)の貨物駅である魚津オフレールステーション(魚津ORS)を併設する。
特急列車は、「はくたか」号の一部を除き停車する。また、大阪方面への特急サンダーバードの上り10号下り39号が乗り入れている。
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[編集] 駅構造
相対式1面、島式1面の計2面3線のホームを持つ地上駅である。みどりの窓口を有する。 昔は、富山地方鉄道魚津停車場(現新魚津駅)と現在のJR魚津駅が跨線橋で繋がっており一つの駅になっていた。現在は北側に地下道ができたため、両駅は切り離され、跨線橋の骨組みの一部が残されている。かつて駅構内にキヨスクが設置されていたが、現在はCHAO(コンビニエンスストア)がキヨスクの役割を担っている。また、駅舎の南側には、「魚津駅前のうまい水」という水飲み場がある。
[編集] のりば
[編集] 利用状況
- 1日平均の乗車人員 2,645人(2004年)
[編集] 魚津オフレールステーション
JR貨物の貨物駅で、旅客駅東口の北側にある。なお、正式名称は魚津駅のままである。
- 取扱貨物は、コンテナ貨物。12ftコンテナのみを取り扱う。
- 貨物列車の発着はなく、富山貨物駅との間にトラック便が1日4.5往復(当駅発が5本)設定されている。
- 1996年より貨物列車の発着がない自動車代行駅になり、その後2006年の貨物駅の名称整理の際にORSの名称を使用するようになった。
- 貨物列車が発着していた頃は、日本カーバイド工業魚津工場へ専用線が続き、貨物輸送を行っていた。
[編集] 駅周辺
(※印は駅西地区に所在。★印はかつて存在していた)
[編集] 建物・施設
- 交通機関
- 官公庁
- 商業施設、飲食店
- 柿の木割り(飲食店街。スナック、バーなどが数十軒ある)
- サンプラザ
- 鮨蒲本舗河内屋(蒲鉾専門店)
- 大阪屋ショップ
- ブックアイランド
- シメノドラッグ魚津店
- サンクス
- サークルK
- ファミリーマート※
- 炭火焼肉米沢亭※
- ジャンプ(スーパーマーケット)※
- まるたかや魚津店
- つぼ八
- メガネの三城
- 大和ギフトショップ
- 新川仏壇センター
- 立山酒店
- ユニー魚津店★(建物はその後解体され、現在、跡地に大阪屋ショップが建つ)
- ホテル
- アパホテル魚津駅前(旧称:信開魚津ファーストホテル。1989年10月20日完成)
- 東京第一ホテル魚津(1992年10月1日完成。日本海シーライン開発が運営)
- ホテルサンルート魚津(1982年完成)
- 魚津マンテンホテル(2008年春オープン)
- 魚津スカイホテル
- ビジネスホテルミナミ
- 美浪館
- 金融機関(貸金業含む)
- 富山第一銀行魚津駅前支店
- 北陸銀行魚津駅前支店
- にいかわ信用金庫魚津駅前支店
- にいかわ信用金庫北部支店※
- ろうきん魚津支店
- 武富士
- ニコニコクレジット
- ポケットバンク
- アイフル
- プロミス★(現在はアップルヒルの近くに所在)
- 富山県信用組合
- 医院
- ありそクリニック
- 松本眼科医院
- 奥村歯科医院
- 加納耳鼻咽喉科医院
- せき矯正歯科医院
- 大崎医院※
- 桝崎クリニック※
- いなば小児科医院※
- みのう医科歯科クリニック※
- 教育機関
- 道下保育園※
- 魚津市立道下小学校※
- 魚津市立東部中学校
- 富山県立魚津高等学校
- 工場・事業所
- 日本カーバイド工業魚津工場※
- 魚津印刷※
- モルデックス※
- 朝野工業※
- 丸晶※
- 丸八
- 学習塾、習い事
- スポーツアカデミー魚津※
- 富山育英センター魚津本部校
- UOZUアカデミー
- 鶴田塾
- ひだ塾
- アルファ進学スクール
- 寺院・神社
- 常泉寺
- 相順寺
- 福徳寺※
- 釈迦堂神明社
- 本新神明社※
- 北鬼江八幡宮※
- その他
- 日産レンタカー魚津駅前店(駅レンタカー魚津営業所)
- サンタマリート(結婚式場)
- 日本通運魚津支店
- 魚津市農協会館(1967年に完成。インテック、北日本放送、チューリップテレビの支社やNICE TVも同居)
- JAうおづ営農経済センター
- ありそドーム※
- 道下公民館※
- 三和物産シーサイド魚津給油所(JOMO)※
- 廣田石油(ENEOS)
- すずめ児童センター※
- 日本専売公社→日本たばこ産業★(敷地は現在、魚津駅の駐車場になっている)
- 日本道路公団★(建物はその後解体され、現在、跡地に東京第一ホテル魚津が建つ)
[編集] 公園・その他
- 市役所前公園
- 道下公園
[編集] 沿革
昭和30年代までの魚津駅前は、駅沿いの道と北陸道沿いに店などが数軒あり、現サンプラザ敷地に日本カーバイド工業の社宅が、現魚津駅駐車場敷地に専売公社(現・日本たばこ産業)の支社があるだけで、あとは全て農家と水田といった状態だった。しかし、1965年ごろから、駅前の道路整備や区画整理が、着々と始まり、魚津駅前にロータリーが完成した。1967年には農協ビル(当時は組合マーケットも併設)と市役所が、1975年にはサンプラザがそれぞれ完成し、着々と駅前の市街地化が進んだ。1980年頃からは、駅西地区の区画整理も進み、1995年に完了した。
[編集] 歴史
- 1908年(明治31年)11月16日 - 国鉄北陸本線 富山駅~当駅間開通と同時に開業。旧仮名遣いは「うをづ」。
- 1954年(昭和29年) - 現駅舎完成
- 1983年(昭和58年) - 「うまい水」を設置
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR西日本・JR貨物の駅となる。
- 1995年(平成7年)4月1日 - 富山地方鉄道駅がJR駅から切り離される。
- 1996年(平成8年)3月16日 - 貨物列車の発着が無くなり、自動車代行駅となる。
- 1998年(平成10年) - 駅前アーケード完成。
- 2006年(平成18年)4月1日 - JR貨物魚津駅が魚津オフレールステーションの名称を使用開始。
[編集] 駅弁
- 田舎ずし
- えび釜めし
- 立山弁当(源)
- 富山味づくし(源)
- 白馬弁当
- ぶりのすし(源)
- ますのすし(源)
- ますのすし弁当(源)
- 夫婦釜めし