よみうりランド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
種類 | 株式会社 |
市場情報 | |
設立 | 1949年9月24日 |
業種 | サービス業 |
主要株主 | 株式会社読売新聞グループ本社(14.25%) 日本テレビ放送網株式会社(13.86%) 株式会社東京ドーム(7.18%) |
外部リンク | www.yomiuriland.co.jp |
よみうりランドは、東京都稲城市と神奈川県川崎市多摩区の都県境にある遊園地である。又は、これを運営する株式会社よみうりランド。
目次 |
[編集] よみうりランド
1964年オープンの遊園地。かつて園内を一周するモノレール路線(読売ランドモノレール)があったが廃止された。また、日本で唯一の常設の水中バレエ劇場があったが、これも観客の減少により閉館になった。最近では敷地内にスーパー銭湯(よみうりランド丘の湯)が開設され、地域住民の話題になっている。
ちなみに、よみうりランドの所在地は東京都稲城市だが、よみうりランドの敷地のほとんどが神奈川県川崎市多摩区に属する(さらにややこしいことに、読売ジャイアンツ室内練習場の一部などに稲城市の飛地が存在する)。また、よみうりランドの電話番号が稲城市の042ではなく、川崎市の044となっているため、ほとんどの人がよみうりランドの所在地を川崎市多摩区だと思っている。
[編集] 主な施設
[編集] 遊戯施設
- ホワイトキャニオン(木造ローラーコースター)
- 横Gは世界最大。
- バンデット(ローラーコースター)
- 登場当時(1988年)は世界最速110km/h。
- ループコースター MOMOnGA(座り乗り、立ち乗り)
- 登場当時、日本初のループコースター、世界初のスタンディングコースターだった。
- ドラゴンコースター
- クレージーヒューストン
- ロックンローラー
- ルーピングスターシップ
- バンジージャンプ
- 大観覧車
- 天気のいい日は新宿副都心まで見える。運が良ければ横浜みなとみらい21まで見える。
[編集] 建物
- オープンシアターEAST(よみうりランドEAST)
客席数(最前部仮設席412)+(固定席(2ブロック)4182)+(自由席(芝生))=約10000人収容の 日本では最大級の常設野外ステージである。(日比谷野音でもMAXで6000人前後である。) 1990年前後までは広くコンサート等に利用されてきたが(CCB、等)それ以降は昼間のイベント(アイドルの握手会・ 子供向けショー等)がメインとなっている。 理由は、周辺の宅地開発が進んだことや立地条件の関係(山の頂上部を切り開いたので)で音漏れを100%止められないので1980年代後半 より苦情だけにとどまらず、調停・裁判沙汰にまで発展し地域住民とよみうりランドとの協定で午前9:00以前、午後20:00以降の音だし (搬入出含む)規制されているためである。 おそらく規制が無ければかなりの確率でよみうりランド本体の発展に寄与であろうと思われるだけに残念である。
- よみうりランド丘の湯
- 読売ジャイアンツ球場
[編集] アクセス
- 所在地:東京都稲城市矢野口4015-1
- 京王相模原線京王よみうりランド駅からよみうりランド直営ゴンドラで約5分
- 小田急小田原線読売ランド前駅から路線バスで約10分
[編集] 株式会社よみうりランド
1949年に株式会社川崎競馬倶楽部として設立。1968年に現在の社名となった。
よみうりランドとその付属施設である東京よみうりカントリークラブ、読売ジャイアンツ球場、ヴェルディグラウンド(東京ヴェルディ1969の練習会場)、及び地方競馬の川崎競馬場、船橋競馬場、船橋オートレース場等の管理・運営を行っている。
なお、よみうりランドは1991年から1998年までヴェルディ(当時川崎市に本拠を置いていた)の運営会社「株式会社読売日本サッカークラブ」に出資していたが、1999年に親会社の読売新聞共々、資本から撤退している。
[編集] 子会社
- 株式会社よみうりサポートアンドサービス
- よみうりスポーツ株式会社
- よみうり開発株式会社
- 株式会社よみうりメディカルサービス
[編集] その他
毎年オープンシアターEAST(よみうりランドEAST)において、「GOGO !読売巨人軍」というファンイベントが、キャンプイン直前の1月最終日曜日に催される。
また以前は「きらきらサンデー」という、文化放送のアイドルが中心で歌を披露する公開放送番組を行っていた。(毎週日曜12:30~13:00で1990年代後半まで)