アカギ (漫画)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
この「アカギ (漫画)」は、まだ完結していない作品や番組に関する項目です。ある程度ストーリー・番組内容がまとまってから編集するようにしてください。 |
![]() |
ウィキポータル |
日本の漫画作品 |
日本の漫画家 |
漫画原作者 |
漫画雑誌 |
カテゴリ |
漫画作品 |
漫画 - 漫画家 |
プロジェクト |
漫画作品 - 漫画家 |
『アカギ ~闇に降り立った天才~』( - やみにおりたったてんさい)は、近代麻雀(竹書房)に1992年から連載中の福本伸行原作の麻雀漫画作品。本作の主人公、赤木しげるの名をタイトルに冠している。
目次 |
[編集] 概略
『天 天和通りの快男児』からスピンオフした漫画で、天の登場人物、“伝説の雀士”赤木しげるを主体にし、赤木の少年期から青年期、そして伝説の雀士として登りつめていく姿を描いた作品である。もっとも、現在ではアカギのネームバリューが先行してしまい、天の派生作品であることを知らない新規読者も多い。
他の福本作品同様に人間の内面や心理描写をこと細かく描く事で人気を呼び、2006年現在、福本作品の中で最長期連載を記録している(単行本数では『賭博黙示録カイジ』シリーズの方が多い)。もっとも心理描写が作品の中心となっているため物語の進行が進まず、現在連載中の「鷲巣麻雀編」は何年たっても終わりが見えてこない、という状況に陥っている。これについて福本は、テレビアニメガイドブックでのインタビューにて「短くしたいと思っている」と語っている。
1995年に『闘牌伝アカギ』(とうはいでん - )、1997年にその続編の『雀魔アカギ』(じゃんま - )としてVシネマ作品となり、1996年にVシネマ版を、2002年に漫画を、2006年にアニメを、それぞれ元にしてコンピュータゲームが制作・発売された。2005年には『闘牌伝説アカギ ~闇に舞い降りた天才~』(とうはいでんせつアカギ やみにまいおりたてんさい)として日本テレビ系列でアニメ化された。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] あらすじ
昭和33年、高度成長期真っ只中の時代。雨降りしきるある夜のとある雀荘で、ヤクザ相手に命がけの勝負を挑んでいた南郷は徐々に窮地に追い込まれていた。その時突然、雀荘に一人のずぶぬれになった少年が入ってきた。少年にただならぬ気配を悟った南郷は、麻雀牌すら握ったことのない彼に代わりに打たせた。このときからその伝説が始まった。少年の名は赤木しげる。後に「神域の男」としてその名を裏社会に轟かせる人物であった。
[編集] 登場人物
- アカギ(赤木しげる)
- 主人公である白髪の少年。並外れた度胸と強運の持ち主で、麻雀・その他ギャンブルの天才。口数が少なく常に冷静で、一見冷めているようでもあるが、自らの信念と判断には命までも賭ける熱さを秘めている。武装したヤクザの脅しにも屈する事はない。若年ながら数々の修羅場をくぐりぬけ、伝説を築き上げる。
- 南郷(なんごう)
- ギャンブルで借金を背負い、ヤクザ相手に命がけの勝負をしていたときにアカギと出会い、命を救われた男。作中で様々な狂人・異才が登場する中、一際人間臭さが目立つ人物。
- 安岡(やすおか)
- 警察官だが、暴力団ともつながりがある。そのため元々アカギとは追う側と追われる側の立場だった。対局場を用意するなど、アカギのサポート役にまわる事が多い。本心では自分が儲けるためにアカギを利用しているが、意外と人情家な部分もある憎めない親父。ただし鷲巣麻雀ではアカギの足を引っ張る事も多々ある。
- 竜崎(りゅうざき)
- 川田組のヤクザ。南郷と勝負をしていたが、アカギが南郷の代打ちになってから力の差に圧倒され、矢木を呼ぶ。
- 矢木(やぎ)
- アカギが初めて対局した代打ち。竜崎の代打ちとしてアカギと対局する。アカギの才能を部分的に見抜き、イカサマを用いるなどの念を入れる。しかし最後までアカギが素人だという概念を捨て切れず、逆にイカサマを食らって敗北。
- 市川(いちかわ)
- 老いた盲目の代打ち。矢木より遥かに格上と言われており、矢木に続き竜崎の代打ちとしてアカギと対局する。自分のツモ山を完全に記憶でき、すり替えのイカサマの使い手であった。
- ニセアカギ(平山幸雄)
- 安岡が約半年、アカギの替わりとして、代打ち業をさせていた偽者。凄まじい記憶力と計算力を持つ。だが、計算や確率に依存しすぎたその性格が災いし、浦部戦にて惨敗。後に鷲巣麻雀で悲惨な最期を遂げ、ついにアカギと対局することはなかった。
- 治(おさむ)
- アカギが働いていた玩具工場の同僚。アカギに魅せられ彼と共に工場を辞め、一時期アカギと行動を共にする。金銭などの賭けという意識がなければそこそこの強さを誇り、浦部との勝負で、一時浦部を追いつめたこともある。
- 浦部(うらべ)
- 藤沢組の代打ち。関西弁を喋る。ニセアカギ戦で当初いかにも弱そうに装っていたが、最終的にレートを倍増して負けを取り返す、豪腕の麻雀打ちだった。オープンリーチやテンパイのブラフでニセアカギを追い詰める。危険を前にすると立ち止まって様子を見る、保留のマージャンの使い手だが、逆にそこを付け込まれてアカギに敗れる。
- 仲井(なかい)
- 雀荘などで得た金銭で生計を立てている男。九州弁。アカギの噂を聞きつけて彼に勝負を挑むも、通し(イカサマ)を用いてなお敗北。そこでアカギの力の本質を悟り、アカギについて行こうとする治を引き止めた。アニメ未登場。
- 鷲巣巌(わしず いわお)
- 日本の闇の帝王と目される75歳の老人。戦前は有望な警察官僚だったが、日本の敗戦を予見し退職。戦後は経営コンサルタント会社を設立し、戦前のコネを駆使して巨財を築き上げた。しかし、自身の老いと死への絶望から狂う。下記の「鷲巣麻雀」を仕立て、それにより若者が死に絶えるのを最高の喜びとしている。狂人の多い福本作品の中でもかなり異質の存在。現在漫画で最も長く戦っている相手で、単行本の7巻(1997年初版)から現在も戦い続けている。
[編集] 鷲巣麻雀
「鷲巣麻雀編」で設定された、「アカギ」作中におけるオリジナルの麻雀ルール。
- 同種牌4牌中3牌がガラス牌で、全員に牌が何なのかわかるようになっている。
- 洗牌は半自動卓で行われ、山は積まず配牌やドラ、ツモは卓の中央の穴から取り出す。盲牌を防ぐため皮の手袋を着用する。
- 暗カン明カンがいくらあろうと、捨て牌の合計が70牌で流局である。
- 鷲巣は現金、対戦相手は血液を賭ける。レートは通常血液10cc=10万円=1,000点で、持ち点は各200,000点(男性成人の平均的な流出致死血量が2,000ccのため)。アカギは初期点数を血液2,000cc分=20,000点にすることにより、10倍に上げている。血液はあがった時や半荘終了後の清算時、点数に応じ取り戻す事が出来る。
- 特殊なご祝儀が存在する。本作上では鷲巣と対局者の間で点棒の授受があった場合、それとは別に同額の血液または現金を授受する。どちらを受けるかはあがった人が決める。
- 半荘終了ごとに清算となる。終了時それぞれ10-30の順位ウマと、トップにはオカとしてさらに20,000点が加算される。そして、鷲巣と対局者との点差に応じ、血や金を支払う。生き残るか鷲巣の持ち金を全て奪えば対局者の勝ち、奪った金を得る。死に至るまで血を失えば対局者の負けである。対戦者が負けた場合、それまでに得た金は全て没収される。
- 勝負は半荘6回(アカギとの対局では、半荘2回が終わった後は各回終了時に続行か打ち切りかを鷲巣が決められる)。
尚、アカギとの対局時には、6回戦の開始に際し、
- 誤ロン、誤ツモがあった場合、チョンボのマンガン払いはアカギと鷲巣が直接被害を被ることになる。(アカギ、安岡のアカギ陣営ならアカギの血液を、鷲巣、鈴木の鷲巣陣営ならば鷲巣の残金を、それぞれ点数分支払う)
- アカギが鷲巣に順位で上回れぬ場合、その清算は金でなく血液で支払う。
という取り決めが為された。
作品公式のグッズではないが、鷲巣麻雀ルールそのままの牌(4牌中3牌がガラス牌)を作って販売している業者が実在する。
[編集] 単行本
アカギ 闇に降り立った天才 (近代麻雀コミックス 竹書房)
- ISBN 488475574X
- ISBN 4884756207
- ISBN 4884756738
- ISBN 4884757238
- ISBN 4884757998
- ISBN 4812450055
- ISBN 4812451388
- ISBN 4812451930
- ISBN 4812452813
- ISBN 481245333X
- ISBN 4812455448
- ISBN 4812456169
- ISBN 4812456703
- ISBN 4812457920
- ISBN 4812459176
- ISBN 4812460220
- ISBN 4812461871
- ISBN 4812464366
- ISBN 4812465494
[編集] Vシネマ
飯田譲治が製作総指揮を担当、監督を舞原賢三が、アカギ役を柏原崇が勤めた。
[編集] 闘牌伝アカギ
1995年製作・発売。
[編集] スタッフ
- 製作・発売:竹書房
- 原作:福本伸行
- 製作総指揮:飯田譲治
- 製作:高橋一平
- 監督:舞原賢三
- 脚本:田辺満
[編集] 出演
[編集] 雀魔アカギ
1997年製作・発売。
[編集] スタッフ
- 製作・発売:竹書房、タキコーポレーション
- 原作:福本伸行
- 製作総指揮:飯田譲治
- 企画:伊藤明博、山地浩
- 監督:舞原賢三
- 脚本:田辺満
[編集] 出演
[編集] アニメ
『闘牌伝説アカギ ~闇に舞い降りた天才~』と題して、2005年10月4日から2006年3月28日まで日本テレビ系の深夜に放送された。全26話。福本作品では初めてアニメ化された。福本ワールドを忠実に再現した結果、現実世界を舞台にしているにもかかわらず、女性が一切登場しない極めて珍しいアニメ作品となった。現在はDVD-BOX2巻(DVDディスク4x2・計8ディスク)にまとめられ、発売中。
基本的にストーリーは原作と同じだが、原作の10年以上かけて連載された作品を26話で放送したため、原作にあった重要な台詞や場面が省略されている。いわゆる深夜アニメはほとんどが視聴率1~2%という中で、4%前後という高視聴率を記録したが、原作も完結していないため、最終話は勝負の途中で終了するという残念な終わり方になってしまった。ファンからは原作が完結してからの続編を希望する声が多い。
ストーリーや麻雀のルール上、おかしい描写が散見できることから製作上のツメの甘さも指摘されている[1]。が、原作に負けない迫力や緊張感、福本の絵を見事にアニメ化している点は評価が高い。特に、対戦相手が驚愕したときの顔面が曲線状にゆがむ表現(グニャると呼ばれる)など、原作の特徴を非常に忠実に再現している。[2]。
麻雀を得意とする実写系の俳優が数多く出演している事もあり、DVDボックスでは原作者・福本と主な出演者が実際に普通のマージャンや鷲巣麻雀(鷲巣麻雀は福本未参加)を行った特典映像ディスクが付属、好評を博した事から本作を放送したCS系放送局・日テレプラス&サイエンスではダイジェスト版が放送された。
2007年1月1日早朝(番組表上では2006年12月31日の放送に組み込まれている)、日本テレビでのみ全話を各勝負ごとにまとめて約130分に再構成した総集編『超アニメ!!闘牌伝説アカギ2006特別版』が放映された。番組の随所にはアカギ役の萩原聖人がナビゲーターとして登場、本放送当時の心境を語りつつ、各勝負の状況を解説した。
[編集] 放送局
- 日本テレビ 2005年10月4日~2006年3月28日 火曜深夜24:50 - 25:20
- 札幌テレビ 2005年10月7日~2006年4月21日 金曜深夜26:35 - 27:05
- 中京テレビ 2005年10月17日~2006年4月24日 月曜深夜24:50 - 25:20
- よみうりテレビ 2005年10月24日~2006年4月10日 月曜深夜25:43 - 26:13 ※MONDAY PARK第1部
- 日テレプラス&サイエンス 2006年2月1日~ 水曜深夜24:30 - 25:00(4ヶ月遅れ)
[編集] スタッフ
- 原作:福本伸行
- 企画:大澤雅彦(NTV)、大島満(VAP)
- プロデューサー:中谷敏夫(NTV)、田村学(VAP)、丸山正雄(マッドハウス)
- 監督:佐藤雄三
- シリーズ構成:高屋敷英夫
- キャラクターデザイン:梅原隆弘
- 総作画監督:梅原隆弘、高田晴仁
- 色彩設計:大野春恵(DR TOKYO)
- 美術監督:横松紀彦(スタジオワイエス)
- 音楽:タニウチヒデキ
- 編集:寺内聡
- 撮影監督:奈良井昌幸(DR TOKYO)、Jung,Hee-mok・Oh,Seong-ha(DR MOVIE)
- 音響監督:本田保則
- 録音:阿部智佳子(タバック)
- 音響効果:長谷川卓也(サウンドボックス)
- 録音スタジオ:タバック
- 音響制作:アーツ・プロ
- アニメーションプロデューサー:篠原昭、白井勝也
- アニメーション制作:マッドハウス
- アニメーション制作協力:DR MOVIE(ベガエンタテイメントがグロス請けした3話・9話を除く)
- 製作著作:日本テレビ、バップ、フォアキャスト・コミュニケーションズ
- オープニング:『何とかなれ』 古井戸
- エンディング(1~13話):『アカギ』 マキシマムザホルモン
- エンディング(14~26話):『S.T.S.』 アニマルズ
[編集] 声の出演
- アカギ:萩原聖人
- 南郷:小山力也
- 安岡:玄田哲章
- 竜崎:中田浩二
- 矢木:高木渉
- 市川:田中秀幸
- ニセアカギ:佐藤銀平
- 川田組長:川久保潔
- 石川:福田信昭
- 治:佐藤雄大
- 浦部:風間杜夫
- 仰木:二又一成
- 鷲巣巌:津嘉山正種
- 鈴木(白服):森川智之
- 山崎(黒服)、田原(玩具工場の同僚)、吉岡(白服)など:三宅健太
- 青木(黒服)、古谷(玩具工場の同僚)など:中村悠一
- 黒服、白服など:奈良徹
- ナレーション:古谷徹
[編集] ゲスト出演
- 丸メガネ:うすいたかやす(1~3話?)
- 宮内組長:藤本譲(5~7話)
- 黒崎(黒服):内田直哉(7話)
- 川島:黒田崇矢(8~10話)
- 藤沢組長:家弓家正(10~13話)
- 山中:大塚芳忠(14話)
- 倉石:原康義(14話)
[編集] サブタイトル
- 闇に舞い降りた天才
- 資質の覚醒
- 異端の策略
- 本物の無頼
- 裏切りの絶一門
- 悪漢の資質
- 無邪気な悪鬼
- 復活の前兆
- 天才の真贋
- 逆襲の予言
- 絶望への布石
- 偶機の魔法
- 風雷の軌道
- 羅刹の新章
- 逢魔が時
- 破滅の闘牌
- 異才の証明
- 呪縛の牌姿
- 鬼神の昏迷
- 希望と愚行
- 一縷の幻想
- 作為の足枷
- 剛運の威力
- 魔物の意思
- 殺意の誘惑
- 狂気と闇と
[編集] 日テレ雀ニック
日テレ雀ニック(にっテレじゃんニック)はアニメの本編終了後、1分間放送されたミニコーナー。アニメ公式サイトでもこのコーナーの動画を配信している。(よみうりテレビでは当初放送されていなかったが、第13話から放送されるようになった。)オーディションで選ばれた白雀ニック(岡村麻純)、發雀ニック(松木櫻子)、中雀ニック(今野陽佳)の3人でアカギのプロモーションや麻雀のイメージアップを目指す活動をしていた。
主な内容は、雀ニックが雀荘に入ってアカギをプロモーションしたり、アカギに出演している声優のインタビューなど。前半は雀ニックが実際に麻雀をする回もあったが、後半はアカギグッズなどの宣伝が多かった。
[編集] アニメ本編におけるミステイク
普通に見る分には特に問題は無いが、コアな原作ファン、及び麻雀を知る者から見ると明らかに制作上のミスと言える箇所を下記に列挙する。
- 第2話「資質の覚醒」の冒頭、竜崎のリーチ時にあった一索が、その後の場面で消えている。矢木が上がり放棄した後、卓の全体がみえる俯瞰の図の時、矢木の捨て牌が13牌あるのに、次のアップで南を矢木が切るとき11牌目になっている。
- 第3話「異端の策略」で矢木が一萬単騎待ちに振り込んだときのセリフの区切りがおかしい。
- 第5話「裏切りの絶一門」で南郷テンパイからわずか1巡で三人テンパイ気配のところで南郷の捨て牌を見ると明らかに数巡進んでいる。(販売用DVD-BOXで修正確認)
- 第6話「悪漢の資質」で国士ブラフの局の時の市川の配牌を組長が見てイーシャンテンなのに「リャンシャンテン」と言う。
- 第7話「無邪気な悪鬼」で勝負が決着する局で市川のテンパイをナレーターが「二筒-五筒-八筒待ちのリーソーケイ」と言う。決着がついた後、市川が肩を貸してもらって退出するシーンで、アカギの引いたリンシャン牌が山に残っている。
- 第8話「復活の前兆」で石川が偽アカギの実力を計る麻雀のシャボ待ちを両面待ちに変えなかった局で、六筒が一度逆さまになってその後また元に戻る。
- 第9話「天才の真贋」で場面が切り替わった最初に川島が治から三萬のカンチャン待ちをあがるがピンフがついている(販売用DVD-BOXで修正確認)。アカギの六萬を掏り替えた牌が、掏り替えた時は萬子なのに、河に戻した牌は一筒になっている(販売用DVD-BOXで修正確認)。
- 第10話「逆襲の予告」で浦部対偽アカギの4回戦が始まってすぐ、河の中に裏を向いている牌が2牌ある。
- 第11話「絶望への布石」で浦部がオープンリーチをする際に五千点棒を投げている(販売用DVD-BOXで修正確認)。アカギ四暗刻の局、三筒を引いて三暗刻になった時のナレーションは「8順目」だが、捨て牌は4牌しかない(販売用DVD-BOXで修正「数巡後」という台詞になっている)。さらにこの局でアカギは一筒九筒と切ったのに、捨て牌は一筒九索になっている(販売用DVD-BOXで修正確認)。
- 第12話「偶機の魔法」でオーラスの浦部の配牌で六筒が逆さまになっている。オーラスの浦部の配牌時にあった九索が、次に浦部の手牌が映った時に六索に変わっている(販売用DVD-BOXで修正確認)。オーラスの浦部のハイテイ時、手牌が【四萬・四萬・五萬・七萬・七萬・二筒・四筒・六筒・四索・六索・八索・九索・發・西】となっているが四筒はアカギの現物である(=通るはず)。四筒自体、浦部が2枚切っていて浦部の上家が11巡目に1枚切っていてしかもアカギ自身も6巡目に切っている(つまり4枚見えているうえに浦部の手牌にも1枚ある=5枚ある)。第12話の最後でアカギが部屋を出て障子を閉める音が聞こえたのに、浦部振り込み時にアカギがまだ部屋に居る。
- 第13話「風雷の軌道」では、まるで第12話のミスなどなかったかのように、浦部の手牌にあった四筒が冒頭から五筒に変わっている。
- 第18話「呪縛の牌姿」のポン三連発の場面。安岡が東を切ったとき河に一萬が切られているが、次に中を切ったときには消えている(販売用DVD-BOXで修正確認)。
- 第25話「殺意の誘惑」で東三局、まだ2巡目なのにアカギの捨て牌がたくさんある(販売用DVD-BOXで修正確認)。
- 第26話「狂気と闇と」でタンヤオドラ1をあがる際、七萬が2牌とも透明ではない通常牌になっている(販売用DVD-BOXで修正確認)。一旦別室に移動した鷲巣が戻ってきて台詞を言うシーンの最後の方で、麻雀卓に着いているアカギが右端に映るが、アカギ左脇の吸血装置の上部に、明らかにおかしな色が着いている。また、最後のナレーションの日付に誤り(16話でナレーションが「8月31日午後10時30分」(原作も8/31)と言っているが、26話の時点ではそこから3時間余が経過しているので、日付が変わって9月1日であるはずなのに「8月11日」と言っている)。
日本テレビ火曜24:50枠、よみうりテレビMONDAY PARK第1部 | ||
---|---|---|
前番組 | 闘牌伝説アカギ 闇に舞い降りた天才 | 次番組 |
MONSTER | 桜蘭高校ホスト部 |
[編集] ゲーム
[編集] 闘牌伝アカギ
1996年にマイクロネットからプレイステーション用・3DO用ソフトとして発売。Vシネマ版を元にしており、ゲーム中ではVシネマの映像をそのまま使用している。
[編集] アカギ ~闇に降り立った天才~
2002年12月12日にD3パブリッシャーからプレイステーション2用ソフトとして発売(開発は、童)。漫画を元に製作されており、アカギ役を草尾毅、ナレーションを池田昌子が担当。2004年10月14日にSIMPLE2000シリーズ Ultimateとして廉価版が発売されている。鷲巣はエンディングに一瞬だけ登場する程度の扱い。
[編集] 闘牌伝説アカギ ~闇に舞い降りた天才~
2006年3月3日にカルチャーブレーンからゲームボーイアドバンス用ソフトとして発売。アニメを元に製作されている。
[編集] 関連商品
- アニメ
- 闘牌伝説アカギ DVD-BOX 覚醒の書(2006年3月24日発売、1~13話収録)
- 特典映像『夢の闘牌・アカギ杯グランプリファイナル』(約135分)
(参加者:福本伸行/萩原聖人/風間杜夫/玄田哲章)※通常の麻雀
- 特典映像『夢の闘牌・アカギ杯グランプリファイナル』(約135分)
- 闘牌伝説アカギ DVD-BOX 羅刹の書(2006年5月24日発売、14~26話収録)
- 特典映像『鷲巣麻雀最強位決定戦』(約122分)
(参加者:萩原聖人/津嘉山正種)※鷲巣麻雀ルールによる一対一勝負
- 特典映像『鷲巣麻雀最強位決定戦』(約122分)
- 闘牌伝説アカギ DVD-BOX 覚醒の書(2006年3月24日発売、1~13話収録)
[編集] 脚注
- ^ 詳細は別項参照。この他、近代麻雀に掲載された萩原聖人のインタビューで、萩原が第1話を確認したときに、牌描写のミスでアカギがフリテンになっていたことをスタッフに指摘して修正されたとの暴露話があった。
- ^ 福本漫画の代名詞とも言える傍観者の心理的なざわめきを表現した書き文字「ざわ・・・ざわ・・・」は通常再現されていなかったが、最終話で遂に「ざわ・・・」の文字が使われた
[編集] 外部リンク
- 日本テレビ「闘牌伝説アカギ ~闇に舞い降りた天才~」アニメ公式サイト
- VAP「闘牌伝説アカギ」アニメ関係のグッズ販売元サイト
- D3パブリッシャー「アカギ」ゲーム情報ページ
- カルチャーブレーン「闘牌伝説アカギ ~闇に舞い降りた天才~」ゲーム情報ページ
カテゴリ: 未完の作品 | 漫画関連のスタブ項目 | アニメに関するスタブ | 漫画作品 あ | 麻雀漫画 | オリジナルビデオ | マッドハウス | 麻雀ゲームソフト | スピンオフ作品 | カルチャーブレーン | 2005年のテレビアニメ