エバー航空
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エバー航空 | ||
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IATA BR |
ICAO EVA |
コールサイン Eva |
設立日 | 1989年 | |
ハブ空港 | 台湾桃園国際空港 | |
マイレージサービス | Evergreen Club | |
会員ラウンジ | Evergreen Lounge | |
同盟 | 非加盟 | |
保有機材数 | 51機 | |
目的地 | 43都市 | |
親会社 | EVA Airways Corp. | |
本拠地 | 台湾台北市 | |
代表者 | Dr. Chang Yung-Fa | |
ウエブ: http://www.evaair.com/html/b2c/japanese/ |
エバー航空(Eva Airways:通称 Eva Air)は、台湾の航空会社。現地名「長榮航空公司(注音: ㄔㄤˊ ㄖㄨㄥˊ ㄏㄤˊ ㄎㄨㄥ ㄍㄨㄥ ㄙ、ピン音: Chángróng hángkōnggōngsī)」。台湾桃園国際空港を拠点とする。日本以外ではイーヴァエアーで知られる。
目次 |
[編集] 概要
1989年4月7日、中華民国の大手海運会社エバーグリーングループの手により創立。1991年7月1日に営業を開始した。会社名は、全く関係が無いアメリカオレゴン州に本社があるエバーグリーン国際航空との混同を避ける為、「エバー航空」とした。
日本へは成田国際空港、関西国際空港、中部国際空港、新千歳空港、福岡空港、仙台空港へ定期便が乗り入れている。なお、台湾桃園国際空港と成田国際空港、関西国際空港、中部国際空港、福岡空港を結ぶ路線ではエアーニッポン(ANK)と共同運航を実施している。
エバー航空はどの航空会社グループにも所属していない。しかしながら、コンチネンタル航空とマイレージ提携、エアーニッポン(ANK)とコードシェアとサービス面での協力提携を行っているほか、ブリティッシュエアウェイズやルフトハンザ航空と貨物面での協力提携を行っている。
航空会社として初めてサンリオと提携し、ハローキティの塗装やアメニティを施した「Hellokitty JET」を導入し、2機体制で主に日本路線に使用している。空港のチェックインカウンターにも客室乗務員姿のハローキティが大きく描かれている。「Hellokitty JET」機内では離陸するとキティグッツ(トランプなど)が搭乗記念に配られる。
なお、エバー航空は、立栄航空を子会社に持つ。無線でのコールサインはイーヴァエア。
[編集] 就航地
[編集] 日本
- 成田 週28便(毎日4便)(全便ANKとのコードシェア。但し毎日2便はANKの機材・乗務員での運航)A330-200(ハローキティジェット)
- 関西 週11便(毎日1便、火・水・金・土は2便運航)(毎日運行便はANKとのコードシュア)A330-200(火・水・金・土運航便は、ハローキティジェット・バージョン2)
- 札幌 週9便(毎日1便、水・日は2便運行)A330-200
- 福岡 週7便(毎日1便)(全便ANKとのコードシュア)A330-200(ハローキティジェット)
- 仙台 週2便(木・日)A330-200(ハローキティジェット・バージョン2)
- 名古屋 週12便(毎日1便、月・火・水・金・土は2便運航)(全便ANKとのコードシュア。但し毎日運航便はANKの機材・乗務員での運航)A330-200(ハローキティジェット・バージョン2)
[編集] アジア
[編集] 北米
[編集] ヨーロッパ
[編集] オセアニア
[編集] 保有機材
エバー航空の機材は以下の航空機で構成される (2006年3月現在):
- ボーイング 777-300型機3機
- ボーイング 747-400 Combi型機 9機
- ボーイング 747-400型機 6機
- ボーイング 747-400F型機 4機
- マクドネル・ダグラスMD-11F型機 12機
- ボーイング 767-300ER型機 4機
- ボーイング 767-200型機 4機
- マクドネル・ダグラスMD-90型機 4機
- エアバス A330-200型機 12機
エアバスA330型機のうち2機は「ハローキティジェット」「ハローキティジェット・バージョン2」として運航している。
発注中の航空機:
- ボーイング 777-200LR型機 (for del.2008-2009) 3機
- ボーイング 777-300ER型機 (for del.2005-2009) 9機
- エアバス A330-200型機 (for del. 2005-2006) 3機