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水曜JUNK2 エレ片のコント太郎(えれかたのこんとたろう)は、エレキコミックと片桐仁(ラーメンズ)のコントユニットエレ片が、TBSラジオをキー局にJRN系列各局で、毎週水曜深夜27:00~28:00(毎週木曜日未明03:00~04:00)JUNK2水曜枠のパーソナリティを務めるラジオ番組。
[編集] 概要
- エレキコミックと片桐仁(ラーメンズ)による、ラジオコントの少ないこの時代にラジオコントを放送する番組。
- 放送開始当初は1回の放送内に2,3本のコントが放送されていた為、普通のラジオ番組のオープニングとは違い、いきなりコントから始まることもあったが、最近では1回の放送内にコントは1本となり、オープニングもタイトルコールから番組が始まるスタイルになった。
- 通常録音放送であるが、レイティング期間やライブの公演当日などでは生放送になる。
- 2006年4月~9月までは月に一度、コントユニットとして各地でライブも行っていた。
[編集] 番組変遷
- 金曜JUNK2 エレ片のコント太郎
- 2006年4月7日~2007年3月30日 金曜日深夜27:00~28:00(毎週土曜日未明03:00~04:00)
- 水曜JUNK2 エレ片のコント太郎
- 2007年4月4日~ 水曜日深夜27:00~28:00(毎週木曜日未明03:00~04:00)
[編集] コーナー
[編集] 現在のコーナー
- 東京タワーのコーナー
- リリー・フランキー著書の小説タイトルにあやかり、いろんなモノの「○○と□□と、時々、××」を考えるコーナー。
- なぜかこのコーナーだけやついが昭和年代のDJ口調で仕切る。
- ムラムラさんのネットリ解説
- 世の中にある様々なモノやワンシーンなどをネットリとエロく解説するコーナー。
- 2006年12月22日の放送では原幹恵を迎えて『ミキミキミキティーのネットリ解説』というコーナーになった。
- エロ悲しい
- 「エロ」と「悲しさ」は似ている事をコンセプトに、エロ悲しいエピソードを募集するコーナー。
- イパネマの娘を訳そう
- イパネマの娘という歌の本当の歌詞を募集するコーナー。
- 同局で放送していたラジオ番組「スピードワゴンのキャラメル on the beach」の「訳詞まるひろ子のイトリ倶楽部」のパクリ企画。番組放送中、スピードワゴンが乱入し、どちらがオリジナルであるか競うため、両番組で対決し、敗れた「訳詞まるひろ子のイトリ倶楽部」は終了した。(小沢一敬の声が聞き取りにくかったという理由もある)
- 因みに「スピードワゴンのキャラメル on the beach」と「エレ片のコント太郎」プロデューサーは同じ萩原プロデューサーである。
- 俺を怒らせたことを後悔するがいい!
- アニメや漫画で言いそう、でも実際にはなかなか言う機会のないかっこいい台詞を募集するコーナー。
- 一時期、リスナーの「大政を奉還する」とつぶやく台詞からコーナーが始まっていたが、最近ではコーナーテーマ曲にも使用されている聖飢魔IIのデーモン小暮閣下の笑い声から始まっている。
- はじめてのコント
- リスナーが書いたコントをエレ片が演じるコーナー。2007年3月現在も募集はされているがほとんど放送はされていない。
- ウソテク
- 今立の発案によって始まったコーナー。嘘のゲーム裏技を募集している。現在は新しいゲームの企画も募集している。
- 太郎とウロコ
- 片桐宅の長男である「太郎」とペットのヨウム「ウロコ」に喋ってもらいたい言葉を募集する。
- 泣いて馬刺を食う
- ポッドキャスティング内から始まったコーナーで、実在する居酒屋三国志の為に武将や三国志にちなんだメニューを募集する。
[編集] コーナーのコーナー
- 新しいコーナーを紹介する時にある臨時コーナー。前回は番組の中で行った。
[編集] 終了したコーナー
- むしろ哲学
- 文科系ワル化企画第1弾。出来る男の口ぐせである「むしろ」を使いこなし、男の生き様を考えるコーナー。
- 僕らの知らない武田信玄
- 武田信玄のオモシロエピソードを教えてもらうコーナー。コーナーの方向性が定まっていないままスタートした為、2週で終了という短命に終わった。
- ドキドキかずきメモリアル
- エレキコミックが呼ばれた高校の文化祭で出会ったリスナーに恋のアドバイスをするコーナー。
- 進展を執拗に聞き続けた結果、最終的に着信拒否され消滅するかたちとなった。
- ヤリチンブームのコーナー
- リスナーがどんなヤリチンになりたいか投稿するコーナー。最も感銘を受けたものは「今週のキングマーラー」に選ばれる。
- キラキラいいにおい
- 女性リスナー獲得のため、女の子が好きそうな「キラキラ」したものや「いいにおい」のものを募集するコーナー。
- やついによる思いつきで始まったコーナーだったが、当時唯一女性リスナーが応募出来るコーナーとして「ヤリチンブームのコーナー」に次ぐ人気コーナーとなった。
- 読まれたハガキを歌詞に使って曲を作ろうという動きになり、2006年9月1日放送内で銀杏BOYZの峯田和伸に即興で曲を作ってもらい披露された。この曲は現在番組のエンディングテーマになっている。
- 夏の天パー甲子園
- コンプレックス応援企画第1弾。リスナーから送られてきた天然パーマどうしを引っ張り合って対決するコーナー。
- 最終的に天パーではなくストレートのリスナーが優勝してしまった。
- 世界デブバレー
- コンプレックス応援企画第2弾。おデブ様が言いそうな言葉を募集するコーナー。片桐、やついの2チームに分かれて対戦し、負けたほうはもっとおデブ様の気持ちに近づけるようラードをのせた世界の料理を食べなければならなかった。
- 例:ワッフル(ベルギー)の上にラード、ティラミス(イタリア)の上にラード など
- 「呂布見ました」のコーナー
- 三国志の武将やガンダムのキャラクターの目撃情報を募集するコーナー。
- 「きれいなまるが書けたよ」のコーナー
- きれいなまるを書いてもらい、その時のオモシロエピソードを募集するコーナー。
- 初期のラジオコント内にも登場した。
- 片桐大統領
- 選挙演説に使えそうなマニフェストを募集して、片桐大統領が「採用」「却下」「保留」で判定を下すコーナー。
- 2006年4月14日の放送では片桐大統領から小林総理にホットライン交渉、というかたちで小林賢太郎(ラーメンズ)が電話出演した。
[編集] その他の活動
- ときめき大学
- やついが思いつきで始めたカムバック青春企画で、学生時代にときめきを味わえなかったリスナーと共に青春を謳歌しようという活動。
- 校歌は湘南乃風の「純恋歌」。
- 2007年4月7日に行われた入学式にはリスナーが200人近く集まった。
[編集] エピソード
- 2007年2月23日の放送では渡辺正行を迎えて「エロ悲しいスペシャル」を放送するはずだったが、余談で盛り上がり過ぎてしまい、番組放送中にリスナーのハガキを1枚しか読む事が出来なかった。
- 2007年3月2日の放送ではラーメンズ福岡公演の為、片桐は電話での出演となり、当日のタイトルコールは「エレキコミックのコント太郎」だった。(2007年3月30日放送でもラーメンズ札幌公演の為、同様のタイトルコールとなった)また同日から2,3週に渡り、これまで出し渋っていた番組特製クオカードやステッカーを大量にリスナーへ贈ったことから、3月いっぱいで番組終了か、とリスナーをやきもきさせたが、2007年3月23日放送内で、水曜JUNK2に引っ越します、との報告にリスナーを安堵させた。
- 2007年4月11日の放送では「ときめきスペシャル」と題し、通常のラジオコントではなく、Berryz工房によるときめきコントが放送された。
[編集] ゲスト
[編集] ポッドキャスティング
- 番組終了後のトークとその放送回のコントを聞くことが出来る。
- コーナーとして確立はしていないが、片桐が奨めるエロマンガの感想文をリスナーから募集したこともある。
- 2006年9月1日配信分では放送ゲストの峯田和伸(銀杏BOYZ)と共に村井守(銀杏BOYZ)も出演している。また当日放送された「キラキラいいにおいスペシャル」内の峯田によって即興で作られた曲も聞くことが出来る。
- 2006年9月22日分〜2006年11月3日分内で、リレー小説「俺を怒らせたことを後悔するがいい」を配信している。片桐→リスナー→やつい→リスナー→今立の順番で小説を書いていくコーナーで、同名のネタコーナーが本編にあるので「小説版」となっている。
- 最近では居酒屋三国志、世界の性風俗事情などが主に話題となっている。
- 2007年3月16日配信分では世界の性風俗事情を聞き出すためにパックン(パックンマックン)が呼び出された。
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[編集] 関連項目
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