オウガバトル64
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ジャンル | シミュレーションRPG |
対応機種 | NINTENDO64 |
開発元 | クエスト |
発売元 | 任天堂 |
人数 | 1人 |
メディア | 256Mbカセット |
発売日 | 1999年7月14日(日本) |
売上本数 | 日本国内合計 約20万本 |
『オウガバトル64 Person of Lordly Caliber』(おうがばとるろくじゅうよん)は任天堂株式会社より1999年7月14日にNINTENDO64用ソフトとして発売されたシミュレーションRPGであり、オウガバトルシリーズの三作目である。
当初はオウガバトル3というタイトルでクエストから発売される予定だったが、発売元は任天堂に変わり、タイトルも変更された。またこのときタイトルロゴの色も金色から銀色に変更されている。
目次 |
[編集] ストーリー
オウガバトルサーガ 第6章 Person of Lordly Caliber
[編集] 主な登場人物
[編集] 蒼天騎士団
- マグナス・ガラント <クラス:グラディエイター→ヴァンガード→ジェネラル>
- 主人公。名誉貴族のアンキセスの息子。地の民。元々、王都ウィニアで何不自由なく暮らしていたが、ある事件をきっかけに父親に反発し、12歳のとき母親の死を境に全寮制のイシュカ士官学校に入学する。父譲りの優れた才能を持ちながら劣等生のように振舞い、卒業後は自ら望んで辺境の南部軍への配属を希望する。パラティヌス王国の第二皇子ユミルとは幼馴染である。
- ディオメデス・ラング(蒼生のディオメデス) <クラス:グラディエイター→ウォリアー(ドラグーン)>
- 主人公の好敵手。モサカ出身。中級市民の出だが南部民の血を引くためか、幼い頃迫害を受ける。自分には無い才能をマグナスに見出し、コンプレックスを抱くとともに信頼を寄せるようになる。故郷では子供たちに兄貴分として慕われている。彼は選択肢によって仲間になる場合と、敵になる場合がある。仲間であり続ける場合は、マグナスの片腕的存在として活躍し続ける。
- 能力的にはナイト→パラディンと同じだが、盾・兜を装備しないので防御力に劣る。
- レイア・シルヴィス <クラス:ブレイズナイト→ルーンナイト>
- アージェント地方を治めるシルヴィス伯の娘。男勝りで勝気な性格の女性。父親に溺愛されていたためわがままなところもあるが、本人にその自覚はない。マグナスに対して対抗意識を抱いていたが、行動を共にするにつれて信頼を寄せるようになる。彼女はどんな選択肢を選んでも仲間になる。隠しマップでのデスティンとの戦闘前会話では、マグナスに対する彼女の想いが仄めかされる。
- 能力的にはヴァルキリー→フレイアと同じ。やはり兜を装備しないので防御力に劣る。
- ヒューゴー・ミラー(軍師ヒューゴー)
- 南部軍の老将校。マグナスの父であるアンキセスやアスナベルとは戦友であり、マグナスの才能を見出した人物。元は高名な魔術師であった。ゲームの中では戦闘には参加しないが、軍師として的確な戦略を示してくれる。
[編集] 蒼天騎士団に加わる(可能性のある)者たち
- トロア・タイトン <クラス:ファランクス>
- 革命軍に憧れ加入を熱望する少年。革命軍加入後はディオに憧れの眼差しを向ける。部隊のムードメーカー。
- アスナベル・ビラル(猛将アスナベル) <クラス:バーサーカー>
- 猛将と名高い戦士。元は中央軍所属の軍人でアンキセスとヒューゴーとは戦友だった。しかし、ローディスの階級制に反発したため、反逆者として強制労働を強いられている。
- カトレーダ・ビラル <クラス:クレリック>
- アスナベルの娘。父の身を案じ革命軍に参加する。
- ヴァド・オロキ・ズレンカ(雷火のヴァド) <クラス:グラップラー>
- 旧ニルダム王国の戦士。祖国がローディスによって滅ぼされ王族や同胞を人質にされたため、やむを得ずローディス傘下のニルダム兵団に所属している。
- リーデル・クライン(鳴弦士リーデル) <クラス:アーチャー>
- 中央軍所属の部隊『赤枝騎士団』の弓兵。南部に派遣されてきたがある事件により部隊は全滅、彼女一人が生き残る。その後、中央騎士ジールに「蒼天騎士団が魔界の住人の力をもって赤枝騎士団を全滅させた」と嘘を吹き込まれ蒼天騎士団に弓を引く。
- シィン・コクトー(翼雲のシィン) <クラス:ホークマン>
- 自由気ままに放浪の旅をしている有翼人の青年。何かと縛りの厳しいローディス教国を抜け出し、自由を求めてパラティヌス王国にやってきたが、各地で戦乱が起きているため落胆している。プレイボーイなのか各地で女性に声をかけている。
- メレディア・オキーフ(魔道士メレディア) <クラス:セイレーン>
- レイアの幼いころからの親友。かつて戦争孤児であったがレイアの父シルヴィス伯に拾われ魔導士となる。孤児だったとは思えないほど陽気な性格をしている。
- パウル・ルキシュ(悪魔の子パウル) <クラス:エンチャンター>
- 天才的な才能を持つ魔導士の少年。独学で魔界との交渉に成功するも、代償として親友を石にされてしまい、自らの魔力を封じる。最もマイナーなルートで仲間にすることができる。
[編集] ゼノビアの勇者たち
- デスティン・ファローダ(勇者デスティン) <クラス:ロード>
- 伝説のオウガバトルの主人公。27歳。ゼテギネア大陸で反乱軍を指揮し、神聖ゼテギネア帝国を倒した男。デスティン・ファローダは偽名だが、リチャードもその名を知っているので、二年前には既に偽名を使っていたようだ。デステンプラーに匹敵する実力を有し、マヒ・眠り・石化を無効化するという人間離れした特殊能力を持つ。
- 初期アラインメントはN。それが如実に表れるのがニルダム王国との関係で、彼らを盾とする解放軍の方針は戦略家としては納得できるが、人間としては納得できず、更に自らがニルダムの盾となる、という結論を出すに至った。
- 力に傾倒したプレイを続けていれば、ラストバトル後に他の4人と共に隠しボスとして登場する。レベルは本作最高の41。
- クアス・デボネア(疾風のデボネア) <クラス:ジェネラル>
- ハイランド四天王の一人。31歳。デスティンに敗れた後、帝国の腐敗した実態を見つめ直し、ゼノビアの反乱軍に加わった。頑固で頭が固い所があるが、騎士としての実力・気品は共に超一流。故郷には法皇ノルンという恋人を残している。必殺技はソニックブレイド。頑固だからか、装備武器は愛剣ソニックブレードで固定である。
- アイーシャ・クヌーデル(聖母アイーシャ) <クラス:プリースト>
- ロシュフォル教大神官の娘。19歳。ゼテギネア帝国の皇子ガレスに殺害された母親の仇を討つためゼノビア反乱軍に参加した。プリーストとして高い能力を持っている。
- ギルバルド・オブライエン(天空のギルバルド) <クラス:ビーストマスター>
- ゼノビアの反乱軍に参加した戦士。元ゼノビア王国魔獣軍団長。「タクティクスオウガ」にも登場したカノープスとは親友という間柄。密かにシリーズ皆勤賞。恋人はカノープスの妹ユーリア。
- サラディン・カーム(妖術師サラディン) <クラス:ウォーロック>
- ゼノビアの反乱軍に参加した妖術師。ドヌーブ王国出身。かつてはゼテギネア帝国を築いた魔導士ラシュディの弟子だったが、暗黒道に傾倒する師に反発、その道を違えた。
- デネブ・ローブ<クラス:うぃっち>
- オウガシリーズおなじみの魔女。かつてはゼテギネア帝国に所属していたが、改心し反乱軍に加わった。が、「役に立たないカボチャの化け物」を創ってばっかりだったようだ。現在は新生ゼノビア王国魔法団に所属している。オウガバトル64は、彼女がちょうどヴァレリア島にいる時期の物語であるため、本編には登場しない。その代わり、チュートリアルで解説を担当している。
- 転生魔法を修めているため、他人の体を乗っ取ることで常に若く美しい姿を保つことが出来る。
[編集] パラティヌス革命軍
- フレデリック・ラスキン(明星のフレデリック)
- 元西部の商人で革命軍の指導者。彼自身は穏健派で、革命軍内部の過激な行動に危機感を感じている。王としてふさわしい資質を持つ理想的な指導者。エンディングでは、必ず国王になるが、すぐに死んでしまう。
- ゼベク・ヌラトン(尽言のゼベク) <クラス:スペリオルナイト>
- 革命軍別働隊「南部の虎」を率いる。フレデリックの穏健的なやり方に不満を持つ。後に、王国内での地位と引き換えに革命軍を離反、敵として登場することになる(ディオが敵になった場合、革命軍と戦う前に彼に殺されてしまう)。
[編集] パラティヌス王国中央軍
- プロカス・デュルメール(狂王プロカス) <クラス:フレイルモナーク>
- パラティヌス王国の国王。かつては立派な君主と称えられたが、王妃がなくなってからは人が変わったようにふがいない王となる。ローディスが侵攻してきた際にはあっさり降伏、以後は彼らの言いなりになる。王妃の命と引き換えに生まれたユミルを嫌っている。
- アムリウス・デュルメール(皇子アムリウス) <クラス:ダークプリンス>
- パラティヌス王国第一皇子。アンキセス失脚後、中央軍の指揮を執っている。ローディスからの独立に執念を燃やす野心家で、ローディスの言いなりの父親のことを軽蔑している。
- エウリノーム・レイド(中央騎士レイド) <クラス:スペリオルナイト>
- ユミルを護衛している中央軍所属の上級騎士。中央の貴族や上級民以外を人とは扱わない冷酷な男。反抗的なマグナスを目の敵にしている。
- ジール・ベリト(中央騎士ジール) <クラス:ブラックナイト>
- レイドとともにユミルを護衛している中央軍所属の上級騎士。彼もまた中央を第一に考えている。常にマスクを被っており、彼の素顔を見た者はほとんどいないという。
[編集] パラティヌス王国西部軍
- ユミル・デュルメール(皇子ユミル) <クラス:オーヴァーロード>
- パラティヌス王国第二皇子、プロカスの次男。出産時に王妃が亡くなったことや金の民でありながら銀髪で紫目という姿のため、父プロカスから忌み嫌われている。マグナスとは幼いころ遊んでいた間柄で、よく彼の後をついて回っていた。南部地域の腐敗を目の当たりにし何とかしたい思うものの、自分の力のなさを憂う。
- マーリ・キャラン(侍女マーリ)
- ユミルの世話係として仕える侍女。平民の出とされているが出生は不明。ユミルの力になりたいと強く願う健気な少女なのだが、ゼーダにより不思議な能力を持つようになる。
- アンキセス・ガラント(堅牢地神アンキセス) <クラス:ソリットブレード>
- マグナスの父。地の民。かつては中央軍の将軍だったが、とある事件により左遷される。その後、ユミルの補佐役として西部軍の副将軍に就く。進め方によっては仲間にすることができる。直接戦闘系ユニットとしては、本作最強。
[編集] パラティヌス王国南部軍
- ゴデスラス・ブラニク(南部将軍ゴデスラス) <クラス:バニティ>
- パラティヌス王国南部軍将軍でマグナスたちの上官。あらゆるコネを使って現在の地位につき、中央への進出をも狙っている。そのためか、中央の士官学校からやって来たマグナスには厳しい態度をとる。統治者としては控えめに言っても無能。
- 失態続きで革命軍の進軍を抑えられず、失脚しかけたため、保身の為にボルドウィンの策に踊らされ家族を生贄としてオウガを召喚、更には魔界の果実を口にし暗黒道に堕ちた。
- アリオーシュ <クラス:ナイト>
- ゴデスラスの部下。ゴデスラスの命で魔界の住人を使い革命軍を倒そうとしたが、指揮することが出来ず、中央からやってきた赤枝騎士隊を壊滅させてしまう。
[編集] パラティヌス王国東部軍
- オディロン・バラーム(祭主オディロン)
- バーサ教の総本山・東方教会の祭主。慣例により東部将軍も兼任している。民衆たちに大変慕われているが、独立性が強いためか中央からは警戒されている。
- エウロペア・リーダ(星辰の騎士エウロペア) <クラス:センチュリオン>
- 東方教会の神官戦士の長。敬虔なバーサ教信者だが、何者かの陰謀により異端者として圧力を受ける。伝説のオウガバトルの女性オピニオンリーダーがモデルとされる。
- ケリコフ・バルト(東部将軍ケリコフ) <クラス:バニティ>
- 東方教会を監督するために中央から派遣されてきた貴族。人の弱みに付け込み、強いものにへつらう、ふがいない男。毎日宴会三昧の生活をしている。その宴会の席で神官戦士に魔界の果実を食べさせ暗黒道に堕とし、そのスキャンダルを広める事でオディロンを失脚させた。その功で東方を与えられたが、結局革命軍に敗れ逃げ出した。その後の消息は定かでなかったが、EDで転生したラシュディに遭遇、塵も残さず消されてしまった(EDによっては出てこない場合もある)。
- ビスク・ラ・ヴァレ(開明獣ビスク) <クラス:ライカンスロープ・ウェアウルフ>
- パラティヌス王国東部軍に所属する戦士。ローディスに言いなりの中央軍に反発し反乱を起こすも、アンキセスに敗れ幽閉される。普段は普通の人間だが、夜なるとウェアウルフに変身する。どちらかと言えば明るい人物。かなりマイナーなルートで仲間にすることができる。
[編集] ローディス教国・冥煌騎士団
- リチャード・グレンデル(竜心王リチャード) <クラス:デステンプラー>
- グレンデル家の当主で冥煌騎士団の団長。パラティヌス王国の軍官を務めている。強靭な精神力と人並み外れた戦闘能力を持つ。弟に対し強い愛情を抱いているが、普段は彼を鍛える為か厳しい態度で接している。愛剣は神聖剣オラシオン。
- ボルドウィン・グレンデル(冥煌騎士ボルドウィン) <クラス:テンプルコマンド>
- リチャードの実弟。有能な人物だが、偉大過ぎる父と優秀過ぎる兄に対して劣等感を抱いている。愛剣は神聖剣アンビシオン。複数の高位魔法を自在に操る。
- タムズ・デルヴィル(冥煌騎士タムズ) <クラス:テンプルコマンド>
- 先代からグレンデル家に仕えてきた騎士。リチャードとボルドウィンを子供のころから見守り続けてきた側近中の側近。グレンデル兄弟に対しても師としての口調を崩すことはない。
- アマゼロト・ルドン(冥煌騎士アマゼロト) <クラス:テンプルコマンド>
- テンプルコマンドとしての能力は高いが、軍略などには興味を示さず、専ら自分の力と技を磨くことに執着している。
- ヴァプラ・シンベルグ(冥煌騎士ヴァプラ) <クラス:テンプルコマンド>
- 冥煌騎士団のテンプルコマンド。元は流浪の剣士だったため、ほかの団員たちとは異質な雰囲気をもっている。かつては神聖ゼテギネア帝国にいたこともあり、その時まるで太刀打ち出来なかったデボネアに対し強いコンプレックスを持っている。
- プルフラス・ウォッツ(冥煌騎士プルフラス) <クラス:テンプルコマンド>
- 若いながらも実力を認められテンプルコマンドに任命された騎士。その若さと実力ゆえ、年上のものに対する礼儀などに欠けている。また、自分の能力や血筋を過大評価している気配もある。
- カース・フォアレーゼン(失意の騎士カース) <クラス:ブラックナイト>
- 冥煌騎士団の騎士。敬虔なローディス教信者で、騎士道の熱心な求道者。冥煌騎士団の真の目的を知り教皇とローディスに対し疑問を抱くようになる。進め方によっては仲間にすることも出来るが、そのためにはゼノビア5人組を諦めざるを得ない。また、ルートによっては失意のあまり暗黒道へと堕ちてしまう。
[編集] その他
- ゼーダ・リベイロ
- 革命の裏で暗躍する謎の老婆。マーリの眠っていた力を目覚めさせた。冥煌騎士団とも何らかの関係があり、物語の重要な鍵を握る人物。
- ミュルミュール <クラス:ゴーゴン>
- パウルが召還した魔界の住人。パウルの親友を石化させ逃走。後に中央で革命軍と戦うことになる。
[編集] クラスリスト
[編集] 男性クラス
- 基本クラス
-
- ファイター
- 簡易な武装をした歩兵で、男性の基本クラス。ここからノービスクラスへクラスチェンジすることになる。
- ノービスクラス
-
- ナイト
- バーサーカー
- 強靭な肉体と斧で戦う狂戦士。ナイトよりも攻撃力が高いが、軽装備のため守備力はやや劣る。
- フェンサー
- 両手剣で戦う剣士。軽装備のため守備力は低いものの、それを補うほど攻撃力が高い。また命中率や回避率にも優れる。ソードマスターを目指すなら、このクラスを選ぶと良いだろう。
- ドールマスター
- 人形を自由に扱い攻撃する傀儡師。リーダーになると、ユニット内のゴーレムの能力が上がる。前々作と違い魔法は使えない。
- ビーストテイマー
- 鞭を武器とする魔獣使い。リーダーになると、ユニット内の魔獣の能力が上がる。軽装備なので、守備力は低い。
- 頑丈な鎧と盾で鉄壁の守りを固めた重装歩兵。守備力は抜群に高いが、攻撃力はやや低い。また、ナイト以上に装備品にコストがかかる。
- ニンジャ
- 俊敏に動ける軽装と、爪甲で武装した忍者。ノービスクラス内で唯一リーダーの資格が無い。
- ウィザード
- マスタークラス
-
- パラディン
- 騎士道を極めた聖騎士。物理攻撃はもちろん、装備する剣の属性に応じた魔法も使える。基本装備が既に神聖系の「ブレシッドソード」なので、重装備の敵や魔族相手でも安定した戦闘能力を有する。装備は剣・全身鎧・盾・兜。コストがかかるので量産は難しい。
- ブラックナイト
- 漆黒の鎧とマントに身を包んだ騎士。唯一ハンマーと両手斧を装備できるクラス。パラディンと同じく、簡単な魔法を使える。基本装備が手に入りにくいのが難点。
- ドラグーン
- ドラゴンキラーの異名を持つ騎士。その名の通り、ドラゴンに対しては圧倒的な攻撃力を誇り攻守のバランスも優れている。ただし一体分しか基本装備が揃えられない。
- ソードマスター
- 剣術を極めた剣の達人。軽装のため防御力は低いが、攻撃力が高い上に相手の攻撃をかわす確率が高い。後衛に配置すると、剣から衝撃波を出して戦う。
- カタクラフト
- ファランクス以上の重装で身を固めた騎士。その防御力はまさに鉄壁である。狙われやすい前列真ん中に配置するのがベスト。最も基本装備品にコストのかかるクラス。
- ビーストマスター
- 魔獣使いを極めた者。リーダーにすれば、ユニット内の魔獣の能力をさらに引き出すことができる。
- エンチャンター
- 傀儡使いを極めたもの。リーダーにすれば、ユニット内のゴーレムの能力をさらに引き出すことができる。やはり魔法は使えないが、前衛では3回攻撃できる。
- ニンジャマスター
- 忍の道を極めたもの。ノービスクラスのニンジャとは違い、リーダーの資格もある。相手の弱点の属性を見抜いて、その属性の魔法を使うことができる。
- ゴエティック
- 魔道を極め、上級攻撃魔法を操る魔法使い。装備している魔道書の魔法を使う。後半になると重宝する。
- センチュリオン
- 指導者として認められた者がなることができ、一部隊(レギオン)を率いることができる騎士。クラスチェンジするには、ソルジャーを5~7人クラスアップさせる必要がある。
- ヴァンパイア
- 人の道を外れた吸血鬼。昼は眠っていて戦闘できないが、夜は敵のHPを吸い取る技を使い、強さを発揮する。因みに昼は棺桶で眠るため、所属するユニットは全く動けなくなる。
[編集] 女性クラス
- 基本クラス
-
- アマゾネス
- 簡易な武装をした弓兵で、女性の基本クラス。ここからノービスクラスへクラスチェンジすることになる。
- ノービスクラス
-
- アーチャー
- 弓矢で敵を射抜く弓兵。間接攻撃を専門とする。中衛でも二回攻撃が出来る。
- ドラゴンテイマー
- 細剣でドラゴンを操る戦士。リーダーにすれば、ユニット内のドラゴンの能力が上がる。
- ヴァルキリー
- 神に仕える魔法戦士。槍による華麗な攻撃と、風属性の魔法(ライトニング)を操る。
- ウィッチ
- 補助魔法を操る魔女。装備している属性魔道書の補助魔法を使う。若干ソーサレスよりもパラメーターが高い。
- ソーサレス
- 初級攻撃魔法を操る魔法使い。装備している魔道書の魔法を使う。
- クレリック
- 神に仕える僧侶。魔法で味方の傷を癒すことができる。また、今回はゾンビ系ユニットの浄化は出来ない。
- マスタークラス
-
- ディアナ
- 弓を極めた戦士。間接攻撃のスペシャリストで、その攻撃は非常に強力である。相手ユニットの後列の敵を狙うときに重宝するクラス。
- ドラゴンマスター
- ドラゴン使いを極めた者。リーダーにすれば、ユニット内のドラゴンの能力をさらに引き出すことができる。
- フレイア
- 神に仕える魔法戦士。装備している槍の属性の、上級魔法を使うことができる。
- セイレーン
- 魔道を極め、上級攻撃魔法を操る魔法使い。装備している魔道書の魔法を使う。ゴエティック同様、後半になると非常に重宝するようになる。
- プリースト
- 神を篤く信仰する、高位の僧侶。上級回復魔法で一度に複数の味方の傷を大きく回復させる。
- プリンセス
- 品位あるお姫様。上級魔法を操る他、ユニット内の他のキャラの攻撃回数を1度増やす。また、レギオンを指揮できる。「死神ユニット」のリーダー最有力候補なのは前々作と変わらず。
- センチュリオン
- 指導者として認められた者がなることができ、一部隊(レギオン)を率いることができる騎士。クラスチェンジの条件や基本装備など、男性とほぼ変わらない。女性ユニットでは最も重装備。
-
- エンジェルナイト
- 背中に羽を持つ天使の騎士。条件を満たした女性キャラが死んだままマップをクリアすると、転生することができるが(最大でも20%)、ゾンビになる可能性の方が高い(30%)。アンデッド系の敵を消滅させることができる。
-
- 上級の天使。この世界では四枚の翼を有する人型。エンジェルナイトがパラメーター条件を満たすと、戦闘終了後クラスチェンジする。前々作では薄着だったが、本作では重装備に変わった。
[編集] 男女共有クラス
- ソルジャー
- 槍を持った歩兵で、人間の初期クラス。力不足を補うため、3人1組で行動する。ある程度経験を積むと、ファイターかアマゾネスになる。どちらになるかはリーダーの性別で決まる。なお、その際に残りの2人のソルジャーはどこかに消えてしまう。また石化しない。
- ゾンビ
- 死亡した人間が、まれに転生する。男女の区別があり、女のゾンビの方がHPがやや低い。何度倒されても、神聖攻撃を受けて倒されたり、ユニットが全滅しない限り蘇る。味方としては使えないが、敵に出てくると厄介なユニットの典型。イベントキャラもゾンビに変わる可能性がある。
- スケルトン
- 斧・ハンマーを持った骨だけの戦士。ゾンビが炎属性の攻撃を受けるとクラスチェンジする。ゾンビよりは強いので盾役に向いているが、後半の敵はしばしば神聖属性の武器を持っているので、浄化されないよう気をつけなければならない。
- ゴースト
- 実体のが無い幽霊。物理攻撃が当たりにくく、補助魔法を使う。スケルトンが風+炎属性の攻撃を受けるとクラスチェンジする。敵に一切ダメージを与えられないので使い勝手はイマイチ。復活するのはもちろん、物理攻撃が当たりにくいので敵の時は厄介。
- リッチ
- 魔導を極めようとするがあまり、人であることを捨てた魔導士。魔法攻撃力が強力な上に、魔法防御力も非常に高い。
[編集] 亜人間クラス
- ホークマン
- 背中に羽を生やした有翼人。条件を満たすと、バルタンかレイヴンにクラスチェンジが可能。
- バルタン
- 赤い髪と羽を持つ有翼人。かつては天空を支配した古代有翼人の末裔と言われる。リーダーの資格を持ち、後列では特殊攻撃ができる。ちなみに設定として厳密に言うと、ホークマンとバルタンは完全な別種である。
- レイヴン
- 黒い羽を持つ、暗黒道に堕ちた有翼人。リーダーの資格を持ち、後列では特殊攻撃ができる。飛行クラスのみでユニットを組むと、地形に左右されず移動する飛行ユニットが組める。
- パンプキンヘッド
- デネブによって作られた、カボチャ頭の人工生命体。大変な攻撃力を持つ。ゼノビアからはるばるパラティヌスにまで生息範囲を広げているそのたくましさは見事である。
- フェアリー
- 妖精。DEXが高いため物理攻撃が当たりにくく、魔法攻撃も高確率で半減できる。前・中衛では味方の能力を(僅かに)高める「プリティキッス」、後衛では神聖属性の「マジックミサイル」を行使する、が威力は低い。
- グレムリン
- 小悪魔。正確には魔族であり、魔界の住人である。フェアリー同様、DEXが高いため物理攻撃が当たりにくく、魔法攻撃も高確率で半減できる。
[編集] ドラゴンクラス
中級クラスのドラゴンからは、ブレスを吐けるようになる。上級クラスのドラゴンは、より強力なブレスを吐ける。
- ドラゴンパピー
- 幼生ドラゴン。条件を満たすと、アラインメントと属性により、何れかの中級ドラゴンにクラスチェンジする。ここから上級ドラゴンまで育て上げるのは根気がいる作業だが、野生を拾ったほうが手間が省け、強力である。
- サンダードラゴン━ケツアルコアトル
- 風の属性を持つ紫色のドラゴン。条件を満たすとケツアルコアトルに進化する。ケツアルコアトルの吐くブレスは、相手を麻痺状態にする。最も使い易いドラゴン。
- レッドドラゴン━フレアブラス
- 炎の属性を持つ赤色のドラゴン。条件を満たすとフレアブラスに進化する。フレアブラスの吐くブレスは、相手のパラメータを下げる。下げた所でダメージを無効化するほどではないので、Sサイズユニット2人と引き換えにするほどの価値があるのかどうか。
- アースドラゴン━ザッハーク
- 大地の属性を持つ緑色のドラゴン。条件を満たすとザッハークに進化する。ザッハークの起こす地震は相手のパラメータを下げるが、飛行タイプの敵には全く効果がない。前衛の盾として使った方が確実。
- ブルードラゴン━ヒドラ
- 水の属性を持つ青色のドラゴン。条件を満たすとヒドラに進化する。ヒドラの吐くブレスは、相手を眠らせる。
- プラチナドラゴン━バハムート
- アラインメントが高く、神聖の属性を持つ銀色のドラゴン。条件を満たすとバハムートに進化する。バハムートの吐くブレスは、HPがゼロになったアンデッドを消滅させる。最も使いにくいドラゴン。
- ブラックドラゴン━ティアマット
- アラインメントが低く、暗黒の属性を持つ黒色のドラゴン。条件を満たすとティアマットに進化する。ティアマットの吐くブレスは、相手を眠らせる。
[編集] 魔獣クラス
- ワイアーム━ワイバーン
- 羽が生えたヘビのような魔獣。条件を満たすとワイバーンにクラスチェンジする。
- グリフォン━オピニンクス
- ヘルハウンド━ケルベロス
- 2つの頭を持つ巨大な犬。条件を満たすと、3つ首のケルベロスにクラスチェンジする。
- 鶏とヘビの合成魔獣。敵を石化させる、ペトロブロスを吐く。
- 人間の女性の上半身に、ライオンの下半身、ワシの羽を持つ合成魔獣。相手の弱点を見抜き、その属性の魔法を使う。
[編集] 人形クラス
- ゴーレム━ストーンゴーレム━バルダーゴーレム
- 知性を持った人形。ゴーレムが石化攻撃を受けるとストーンゴーレムに、ストーンゴーレムが炎+風の合成魔法を受けると、バルダーゴーレムにクラスチェンジする。
[編集] 魔族クラス
- 魔界の住人たち。第三章終盤の「カオスゲート」解放後は中央軍側に大量に参加。力の強弱こそあれ、人を「暗黒道」に堕とす瘴気を纏っている。
- ゴブリン
- 魔界に住む、ひたいに角を持つ鬼。鎧を装備し、短剣で戦う。魔界の「ファイター」。地上の「ファイター」と大して変わらないので、わざわざ仲間にするほどのメリットがあるかどうか。
- ゴーゴン
- 頭に無数のヘビを生やしたメデューサ。弓で戦うが、前衛では見るものを石化させる邪眼を使う。リーダーの資格を持つ。
- サテュロス
- 魔界の戦士。山羊の角と下半身を有する。斧を装備し、リーダーの資格を持つ。後列では魔法攻撃もできる。「野生」がいないので、仲間にするには「ラブアンドピース」を使うしかないが、実力的には「ヴァルキリー」程度。
- オウガ
- 巨大な身体を持つ悪魔。かつて、人間界を懸けて人間とオウガバトルを起こしたとされる。シリーズ三作目にして遂に登場。DEXが低く、後半は攻撃がまともに当たらない。
- デーモン
- 魔界の悪魔。敵専用であり、「ラブアンドピース」も効かない。魔界での階級は高く、他の魔界の住人と比べて高いカリスマを有する。中には人を気に入り、領主として生活しているものも(但し、住民は須らく欲望を解放され、「暗黒道」に堕ちていた)。
[編集] スタッフ
ディレクター
- 畔柳達哉
アシスタントディレクター
- 片岡和裕
ミュージックコンポーザー