カルロ・アツェリオ・チャンピ
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イタリア共和国第10代大統領
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任期: | 1999年5月18日 – 2006年5月15日 |
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出生日: | 1920年12月9日 |
生地: | トスカーナ州リヴォルノ県 リヴォルノ |
政党: | 無所属 |
配偶: | フランカ・チャンピ |
カルロ・アツェッリョ・チャンピ(Carlo Azeglio Ciampi, 1920年12月9日-、リヴォルノ出身)は、イタリアの政治家。
第52代首相(在任: 1993年4月28日 - 1994年5月10日)、第10代イタリア共和国大統領(在任: 1999年5月18日 - 2006年5月15日 )。
1941年にイタリアの最高学府ピサ高等師範学校で文学を修め、1946年にピサ大学で法学を修めた。同年に中央銀行であるイタリア銀行に就職し、1976年同行専務理事、1978年同行副総裁、1979年10月にはイタリア銀行総裁に任命され、1993年までその地位を占めた。ドイツ・ライプツィヒ大学にも留学経験がある。
1993年4月から1994年5月までタンジェントポリ後の政界再編のさなか、第二次世界大戦後初めて、非議員・無所属でありながらイタリア首相を務め、選挙制度改革・財政再建を果たした。その後1996年5月からプローディ内閣で、1998年10月からダレマ内閣で国庫相(予算相兼任)を務めた。そして、1999年5月13日、大統領に選出され、同月18日、大統領就任の宣誓を行った。イタリアをヨーロッパ経済通貨同盟(EMU)第三段階(単一通貨ユーロの導入など)の第一陣に導いたのは彼の業績による所が大きい。
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