カレーリーフ
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?オオバゲッキツ | |||||||||||||||||||||
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![]() オオバゲッキツ |
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分類 | |||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||
Murraya koenigii, (Chalcas koenigiiとも) |
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和名 | |||||||||||||||||||||
南洋山椒(なんようさんしょう), 大葉月橘(おおばげっきつ) |
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英名 | |||||||||||||||||||||
Curry Tree |
カレーリーフ(curry leaf)は、カレー(リーフ)ツリーの茎葉のことである。カレーツリーとはミカン科のオオバゲッキツ(学名Murraya koenigii Sprengel)のこと。ゲッキツ(Murraya koenigii)の近縁種でありインド原産。香辛料として用いられる。種名のkoenigiiは植物学者 Johann Gerhard Koenig にちなんでいる。
カレーツリーは常緑の低木または高木で、成長すると高さ4~6m、幹は直径40cmほどになる。葉は奇数羽状複葉で11~21枚の小葉はそれぞれ長さ2~4cm、幅1~2cm、ふちに細かい鋸歯がある。花は白く小さい。小粒の黒い実がなるが種に毒がある。
葉はスパイシーな香味をもち、インドやスリランカでカレー料理、とくに魚やココナッツミルクを使った料理の香り付けとして用いられる。インド南部の菜食主義者たちが好んで用いる。葉は乾燥させると香りが弱まるため、普通は生のまま使われる。また、葉・樹皮・根は強壮作用をもつ。
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