チャイコフスキー国際コンクール
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チャイコフスキー国際コンクール( - こくさい - 、英 International Tchaikovsky Competition)はクラシック音楽の世界的に権威のあるコンクールの一つ。
目次 |
[編集] 概要
ロシアの作曲家、ピョートル・チャイコフスキーに因んで名付けられ、1958年より4年置きに、モスクワで開催されている。2002年には54カ国から627人の演奏家が出願し、272人が受諾された:ピアノ奏者65人、バイオリン奏者54人、チェロ奏者63人、声楽家92人。次回開催は前回大会から4年後の2006年の予定であったが、会場となるモスクワ音楽院大ホールの改修作業が長期化したことと、サッカーのワールドカップドイツ大会と開催時期が重なることもあり、1年遅らせて2007年に行われることになった(ロシア文化省)。
当初は、ピアノ奏者とバイオリン奏者の為のコンクールだった。1962年の第2回コンクールではチェロ部門、1966年の第3回コンクールでは声楽部門が追加された。それ以来、他の部門は追加されていない。
このコンクールは、著名なロシア人音楽家による委員会によって組織され、Russian State Concert Company (Sodruzhestvo) が運営している。また著名な演奏家、音楽教授、音楽監督、元コンクール入賞者による国際審査員団が選出され、演奏の審査、入賞者の決定に携わる。
6月を通して、3回の予選が行われる。現在、各楽器部門に6賞と男女声楽部門にそれぞれ4賞の、合計26の賞が授与される。しかし、第1位受賞者が存在しなかったり2人が第1位を受賞することもある。これは下位賞でも起こりうる。以前は最高で8つの賞が授与された。
当初は旧ソ連といった僻地で行われることもあり、1970年代までは誰でも応募できる状態だった。しかし、アジア勢が大挙して押し寄せる時代を迎えて後は、国内予選で選抜されたものしか第一次予選に進めなくなっている。
[編集] 開催年と入賞者
[編集] 第1回(1958年)
- (ピアノ部門)
- 第1位 ヴァン・クライバーン(アメリカ)
- 第2位 レフ・ヴラセンコ(ソ連)、リュー・シン・クン(中国)
- 第3位 ナウム・シュタルクマン(ソ連)
- 第4位 エドゥアルド・ミアンサロフ(ソ連)
- 第5位 ミレーナ・ヴァセリノヴァ=モローヴァ(ブルガリア)
- 第6位 ナディア・ゲッダ=ノヴァ(フランス)
- 第7位 松浦豊明(日本)
- 第8位 ダニエル・ポラック(アメリカ)
- (ヴァイオリン部門)
- 第1位 ヴァレリー・クリモフ(ソ連)
- 第2位 ヴィクトル・ピカイゼン(ソ連)
- 第3位 ステファン・ルハ(ルーマニア)
- 第4位 マルク・ルボツキー(ソ連)
- 第5位 ヴィクトル・リベルマン(ソ連)
- 第6位 ヴァレンチン・ジューク(ソ連)
- 第7位 ジョイス・フリッサー(アメリカ)
- 第8位 ザリウス・シフムルザエーヴァ(ソ連)
[編集] 第2回(1962年)
- (ピアノ部門)
- 第1位 ウラディミール・アシュケナージ(ソ連)、ジョン・オグドン(イギリス)
- 第2位 スーザン・スラー(アメリカ)、イェン・チェン・ツン(中国)
- 第3位 エリソ・ヴィルサラーゼ(ソ連)
- 第4位 マリーナ・ムディヴァニ(ソ連)
- 第5位 ヴァレリー・カミショフ(ソ連)
- 第6位 クリスティアーヌ・ビロー(フランス)、アレクセイ・ナセトキン(ソ連)
- (ヴァイオリン部門)
- 第1位 ボリス・グトニコフ(ソ連)
- 第2位 シュムエル・アシュケナジ(イスラエル)、イリーナ・ボチュコヴァ(ソ連)
- 第3位 ニーナ・ベイリナ(ソ連)、久保陽子(日本)
- 第4位 アルベルト・マルコフ(ソ連)
- 第5位 エドゥアルド・グラチ(ソ連)
- 第6位 ヴァジム・セリツキー(ソ連)
- 第7位 アレクサンドル・メルニコフ(ソ連)
- 第8位 ベティー・ジャン・ハージン(カナダ)
- (チェロ部門)
- 第1位 ナターリヤ・シャホスカヤ(ソ連)
- 第2位 レスリー・パーナス(アメリカ)、ヴァレンチン・フェイギン(ソ連)
- 第3位 ナターリヤ・グートマン(ソ連)、ミハイル・ホミツェル(ソ連)
- 第4位 ラースロー・メーゾ(ハンガリー)
- 第5位 ダグラス・リン・デイヴィス(アメリカ)
- 第6位 トビー・サクス(アメリカ)
[編集] 第3回(1966年)
- (ピアノ部門)
- 第1位 グリゴリー・ソコロフ(ソ連)
- 第2位 ミッシャ・ディヒター(アメリカ)
- 第3位 ヴィクトル・エレシュコ(ソ連)
- 第4位 アレクサンドル・スロボジャニク(ソ連)、ゲオルギー・シロタ(ソ連)
- 第5位 エドワード・アウアー(アメリカ)、ジェイムズ・ディック(アメリカ)
- 第6位 フランソワ=ジョエル・ティオリエ(フランス)、ペーター・ローゼル(東ドイツ)
- 第7位 アンドレ・デ・グロート(ベルギー)
- 第8位 エティエンヌ・リュシアン・カルヌセッカ(フランス)、ブルーノ・リグット(フランス)
- (ヴァイオリン部門)
- 第1位 ヴィクトル・トレチャコフ(ソ連)
- 第2位 潮田益子(日本)、オレグ・カガン(ソ連)
- 第3位 オレグ・クルイサ(ソ連)、佐藤陽子(日本)
- 第4位 ニコラス・チュマチェンコ(アルゼンチン)
- 第5位 ジノヴィー・ヴィンニコフ(ソ連)
- 第6位 ルーベン・アガロニアン(ソ連)、エリック・フリードマン(アメリカ)
- 第7位 なし
- 第8位 チャールズ・マーティン・キャッスルマン(アメリカ)
- (チェロ部門)
- 第1位 カリーネ・ゲオルギアン(ソ連)
- 第2位 スティーヴン・ケイツ(アメリカ)、アルト・ノラス(フィンランド)
- 第3位 エレオノーラ・テステレツ(ソ連)、安田謙一郎(日本)
- 第4位 ローレンス・レッサー(アメリカ)
- 第5位 タマラ・ガバラシヴィリ(ソ連)
- 第6位 ミッシャ・マイスキー(ソ連)
- (声楽部門・女声)
- 第1位 ジェーン・マーシ(アメリカ)
- 第2位 ヴェロニカ・タイラー(アメリカ)、エヴェリナ・ストイツェヴァ(ブルガリア)
- 第3位 マリア・ビエシュ(ソ連)
- (声楽部門・男声)
- 第1位 ヴラジーミル・アトラントフ(ソ連)
- 第2位 ニコライ・オホトニコフ(ソ連)
- 第3位 サイモン・エステス(アメリカ)
- 第3位 コンスタンチン・リソフスキー(ソ連)
- 第4位 ヴァーツラフ・ダウノラス(ソ連)
- 第5位 ヴァジル・マルティノイウ(ルーマニア)
[編集] 第4回(1970年)
- (ピアノ部門)
- 第1位 ヴラジーミル・クライネフ(ソ連)、ジョン・リル(イギリス)
- 第2位 オラシオ・グティエレス(アメリカ)
- 第3位 アルトゥール・モレイラ=リマ(ブラジル)、ヴィクトリア・ポストニコヴァ(ソ連)
- 第4位 アルカージー・セヴィードフ(ソ連)
- 第5位 ジェイムズ・トッコ(アメリカ)
- (ヴァイオリン部門)
- 第1位 ギドン・クレーメル(ソ連)
- 第2位 ヴラジーミル・スピヴァコフ(ソ連)、藤川真弓(日本)
- 第3位 リアーナ・イサカーゼ(ソ連)
- 第4位 タチヤーナ・グリンデンコ(ソ連)、アンドレイ・コルサコフ(ソ連)
- 第5位 グレン・ディクテロウ(アメリカ)
- 第6位 アンドレイ・アゴストン(ルーマニア)
- (チェロ部門)
- 第1位 ダヴィド・ゲリンガス(ソ連)
- 第2位 ヴィクトリア・ヤグリング(ソ連)
- 第3位 岩崎洸(日本)
- 第4位 イーゴリ・ガヴリシュ(ソ連)、ヴァグラン・サラジャン(ソ連)
- 第5位 ダヴィド・グリゴリアン(ソ連)
- 第6位 ラルフ・カーシュバウム(アメリカ)
- (声楽部門・女声)
- 第1位 エレーナ・オブラスツォワ(ソ連)、タマーラ・シニャフスカヤ(ソ連)
- 第2位 なし
- 第3位 エフドキア・コレスニク(ソ連)
- 第4位 ナジェジダ・クラスナヤ(ソ連)
- 第5位 エステル・コヴァーチュ(ハンガリー)
- 第6位 エドナ・ガラベジャン=ジョージ(アメリカ)
- (声楽部門・男声)
- 第1位 エフゲニー・ネステレンコ(ソ連)、ニコライ・オグレニチ(ソ連)
- 第2位 ヴラジスラフ・ピアフコ(ソ連)、ズラブ・ソトキラヴァ(ソ連)
- 第3位 ヴィクトル・トリーシン(ソ連)
- 第4位 アレクサンドル・プラヴィロフ(ソ連)、アレクサンドル・ルドコフスキー(ソ連)
- 第5位 トーマス・トマシュケ(東ドイツ)
- 第6位 サルキス・グユムジャン(ソ連)、ヴァレリー・クチンスキー(ソ連)
[編集] 第5回(1974年)
- (ピアノ部門)
- 第1位 アンドレイ・ガヴリーロフ(ソ連)
- 第2位 スタニスラフ・イゴリンスキー(ソ連)、チョン・ミュンフン(鄭明勳、アメリカ)
- 第3位 ユーリ・エゴロフ(ソ連)
- 第4位 エチェリ・アンジャパリーゼ(ソ連)、アンドラーシュ・シフ(ハンガリー)
- 第5位 ドミトリー・アレクセーエフ(ソ連)
- 第6位 デイヴィッド・ライヴリー(アメリカ)、ブリジット・アンゲラー(フランス)
- (ヴァイオリン部門)
- 第1位 なし
- 第2位 ユージン・フォドア(アメリカ)、ルーベン・アガロニアン(ソ連)、ルスダン・グヴァサリア(ソ連)
- 第3位 マリー=アニク・ニコラ(フランス)、ヴァニヤ・ミラノヴァ(ブルガリア)
- 第4位 リジア・シュトコ(ソ連)
- 第5位 ヴァジム・ブロドスキー(ソ連)
- 第6位 アナトリー・メルニコフ(ソ連)
- 第7位 モイセイ・セクレル(ソ連)
- (チェロ部門)
- 第1位 ボリス・ペルガメンシチコフ(ソ連)
- 第2位 イヴァン・モニゲッティ(ソ連)
- 第3位 菅野博文(日本)
- 第4位 ジェイムズ・クレーガー(アメリカ)、セタ・バルタヤン(ブルガリア)
- 第5位 なし
- 第6位 イヴァン・シフォロー(フランス)、アンジェラ・シュウォーツ(アメリカ)
- 第7位 なし
- 第8位 イオシフ・フェイゲルソン(ソ連)
- (声楽部門・女声)
- 第1位 なし
- 第2位 リュドミラ・セルギエンコ(ソ連)、シルヴィア・シャシュ(ハンガリー)、ステフカ・エフスタティエヴァ(ブルガリア)
- 第3位 ガリーナ・カリーニナ(ソ連)、タチヤーナ・フラストヴァ(ソ連)
- 第4位 なし
- 第5位 リンマ・グルシュコヴァ(ソ連)
- 第6位 ゴルダナ・イェフトヴィチ(ユーゴ)
- (声楽部門・男声)
- 第1位 イワン・ポノマレンコ(ソ連)
- 第2位 コロシュ・コヴァーチュ(ハンガリー)
- 第3位 アナトリー・ポノマレンコ(ソ連)、ヴラジーミル・マリチェンコ(ソ連)
- 第4位 アレクサンドル・デディク(ソ連)、アナトリー・ボイコ(ソ連)
- 第5位 アナトリー・コチェルガ(ソ連)、ペテル・ドヴォルスキー(チェコ)
[編集] 第6回(1978年)
- (ピアノ部門)
- 第1位 ミハイル・プレトニョフ(ソ連)
- 第2位 パスカル・ドヴォワイヨン(フランス)、アンドレ・ラプラント(カナダ)
- 第3位 ニコライ・デミジェンコ(ソ連)、エフゲニー・リュイフキン(ソ連)
- 第4位 テレンス・ジャッド(イギリス)、ボリス・ペトロフ(ソ連)
- 第5位 クリスティアン・ブラックショウ(アメリカ)
- 第6位 ナウム・グルベルト(ソ連)
- (ヴァイオリン部門)
- 第1位 イリヤ・グルーベルト(ソ連)、エルマー・オリヴェイラ(アメリカ)
- 第2位 ミハエラ・マルティン(ルーマニア)、ディラナ・ジェンソン(アメリカ)
- 第3位 イリーナ・メドヴェデヴァ(ソ連)、アレクサンドル・ヴィニツキー(ソ連)
- 第4位 ダニエル・ハイフェッツ(アメリカ)、キム・サン・チョー(韓国)
- 第5位 清水高師(日本)
- (チェロ部門)
- 第1位 ナサニエル・ローゼン(アメリカ)
- 第2位 藤原真理(日本)、ダニエル・ヴェイス(チェコ)
- 第3位 アレクサンドル・クニャーゼフ(ソ連)、アレクサンドル・ルーディン(ソ連)
- 第4位 フランス・スプリンゲル(ベルギー)
- 第5位 マルシオ・カルネイロ(ブラジル)
- 第6位 セルゲイ・スドジロフスキー(ソ連)
- (声楽部門・女声)
- 第1位 リュドミラ・シェムチェク(ソ連)
- 第2位 リュドミラ・ナム(ソ連)
- 第3位 エヴァ・ポドレシュ(ポーランド)、マリアーナ・シャロミラ(ルーマニア)
- 第4位 ジャクリン・ペイジ=グリーン(アメリカ)、カタリン・ピッティ(ハンガリー)
- 第5位 ネリー・ボズコヴァ(ブルガリア)
- (声楽部門・男声)
- 第1位 なし
- 第2位 ヴァレンチン・ピヴォヴァロフ(ソ連)、ニキタ・ストロジェフ(ソ連)
- 第3位 ユーリー・スタトニク(ソ連)
- 第4位 ピョートル・スクスニチェンコ(ソ連)
[編集] 第7回(1982年)
- (ピアノ部門)
- 第1位 なし
- 第2位 ピーター・ドノホー(イギリス)、ヴラジーミル・オフチンニコフ(ソ連)
- 第3位 小山実稚恵(日本)
- 第4位 ドミトリー・ガイジュク(ソ連)、カレ・ランダル(ソ連)
- 第5位 マリア・ロウェナ・アリエタ(フィリピン)
- 第6位 ニノ・ケレセリジェ(ソ連)、マイケル・ヒューストン(ニュージーランド)
- 第7位 ジェイムズ・バーバガッロ(アメリカ)、エンマ・タフミジャン(ブルガリア)
- (ヴァイオリン部門)
- 第1位 ヴィクトリア・ムローヴァ(ソ連)、セルゲイ・スタドレル(ソ連)
- 第2位 加藤知子(日本)
- 第3位 ステファニア・シェーズ(アメリカ)、アンドレス・カルデネス(アメリカ)
- 第4位 アニク・ルサン(フランス)
- 第5位 なし
- 第6位 ラルフ・エヴァンズ(アメリカ)
- (チェロ部門)
- 第1位 アントニオ・メネセス(ブラジル)
- 第2位 アレクサンドル・ルーディン(ソ連)
- 第3位 ゲオルク・ファウスト(西ドイツ)
- 第4位 マリーナ・タラソヴァ(ソ連)
- 第5位 デイヴィッド・ハーディ(アメリカ)
- 第6位 トルルス・オッテルベック・メルク(ノルウェー)
- 第7位 アントニー・ロス(アメリカ)
- 第8位 ミヒャル・カオカ(チェコ)
- (声楽部門・女声)
- 第1位 リディア・ザヴィリャスタ(ソ連)
- 第2位 フロマン・カシモヴァ(ソ連)
- 第3位 ドローラ・ザージチ(アメリカ)
- 第4位 エルズベタ・アルダム(ポーランド)
- 第5位 スヴェトラーナ・ストレゼヴァ(ソ連)
- 第6位 マリレーナ・ミカイルセク(ルーマニア)、ヴァレリア・ミルチェヴァ(ブルガリア)
- (声楽部門・男声)
- 第1位 パータ・ブルチュラーゼ(ソ連)
- 第2位 ゲガム・グリゴリアン(ソ連)
- 第3位 ヴラジーミル・チェルノフ(ソ連)
- 第4位 ペテル・ミクラエ(チェコ)
- 第5位 アレクサンドル・ホメリキ(ソ連)
- 第6位 ラドスラフ・ズコフスキ(ポーランド)
[編集] 第8回(1986年)
- (ピアノ部門)
- 第1位 バリー・ダグラス(イギリス)
- 第2位 ナターリヤ・トゥルル(ソ連)
- 第3位 イリーナ・プロトニコヴァ(ソ連)
- 第4位 アレクサンドル・ツェルヤコフ(ソ連)、ロジェ・ミュラロ(フランス)
- 第5位 ヨフチョ・クルシェフ(ブルガリア)
- 第6位 ヴィクトル・ロドリゲス(キューバ)、デイヴィッド・ベクナー(アメリカ)
- 第7位 コン・シャン=トン(中国)
- 第8位 セルゲイ・イェローヒン(ソ連)、ウィリアム・ウォルラムフ(アメリカ)
- (ヴァイオリン部門)
- 第1位 イリヤ・カーラー(ソ連)、ラファエル・オレグ(フランス)
- 第2位 シェ・ウェイ(中国)、マクシム・フェドトフ(ソ連)
- 第3位 ジェーン・ピーターズ(オーストラリア)
- 第4位 クリスティナ・アンゲレスク(ルーマニア)
- 第5位 なし
- 第6位 ドミトリー・ベルリンスキー(ソ連)、デイヴィッド・キム(アメリカ)
- 第7位 アイマン・ムサハジャエヴァ(ソ連)、ムフセス・ポゴスヤン(ソ連)
- (チェロ部門)
- 第1位 マリオ・ブルネッロ(イタリア)、キリル・ロディン(ソ連)
- 第2位 スレン・バグラトゥーニ(ソ連)、マルッティ・ロウシ(フィンランド)
- 第3位 サラ・サンタンブロジオ(アメリカ)、ジョン・シャープ(アメリカ)
- 第4位 ミハエラ・フカチョヴァー(チェコ)、ヨハンナ・ピケル(オーストリア)
- 第5位 ビョン・ツァン(アメリカ)
- 第6位 なし
- 第7位 ケルスティン・フェルツ(東ドイツ)、秋津智(日本)
- 第8位 レヴォン・ムラジャン(ソ連)
- (声楽部門・女声)
- 第1位 ナターリヤ・エラーソワ(ソ連)
- 第2位 バーバラ・キドゥフ(アメリカ)、アンナ=フェリチア・フィリプ(ルーマニア)
- 第3位 マリア・グレギーナ(ソ連)
- 第4位 ニーナ・ラウティオ(ソ連)
- 第5位 ゾー・ヘン・ゲン(韓国)
- (声楽部門・男声)
- 第1位 グリゴリー・グリチューク(ソ連)、アレクサンドル・モロゾフ(ソ連)
- 第2位 バルセト・トゥマニアン(ソ連)
- 第3位 セルゲイ・マルチュノフ(ソ連)
- 第4位 ユー・ジン=シャン(中国)、キム・ディン・グク(韓国)
[編集] 第9回(1990年)
- (ピアノ部門)
- 第1位 ボリス・ベレゾフスキー(ソ連)
- 第2位 ヴラジーミル・ミシチュク(ソ連)
- 第3位 ケヴィン・ケナー(アメリカ)、アントン・モルダソフ(ソ連)、イオガン・シュミット(ベルギー)
- 第4位 ロルフ・プラッゲ(西ドイツ)、スティーヴン・ニーソン・プラツマン(アメリカ)
- (ヴァイオリン部門)
- 第1位 諏訪内晶子(日本)
- 第2位 エフゲニー・ブシコフ(ソ連)
- 第3位 アリッサ・パーク(アメリカ)
- 第4位 アントン・バラホフスキー(ソ連)、ナターリヤ・リホポイ(ソ連)
- 第5位 デイヴィッド・チャン(アメリカ)
- 第6位 ドミトリー・ベルリンスキー(ソ連)、ルシア・リン(アメリカ)
- 第7位 マリア・バックマン(アメリカ)
- (チェロ部門)
- 第1位 グスタフ・リヴィニウス(西ドイツ)
- 第2位 フランソワーズ・グローベン(ルクセンブルク)、アレクサンドル・クニャーゼフ(ソ連)
- 第3位 ビヨン・ツァン(アメリカ)、ティモシー・ヒュー(イギリス)
- 第4位 ナターリヤ・ホマ(ソ連)、アレクセイ・マサルスキー(ソ連)
- 第5位 グイド・シーフェン(西ドイツ)
- 第6位 アレクサンドル・ザゴリンスキー(ソ連)、マルコ・ユロネン(フィンランド)
- (声楽部門・女声)
- 第1位 デボラ・ヴォイト(アメリカ)
- 第2位 マリーナ・シャグチ(ソ連)
- 第3位 エミリア・オプレア(ルーマニア)、マリア・ホフロゴルスカヤ(ソ連)
- 第4位 アスミク・パピャン(ソ連)
- 第5位 水野貴子(日本)
- 第6位 小濱妙美(日本)
- (声楽部門・男声)
- 第1位 ハンス・チョイ(アメリカ)
- 第2位 ボリス・スタツェンコ(ソ連)
- 第3位 オレグ・クルコ(ソ連)、ヴォイチェフ・ドラヴォヴィツ(ポーランド)
- 第4位 ニコライ・レシェトニャク(ソ連)
- 第5位 ユー・ピン(アメリカ)
- 第6位 セルゲイ・ザドヴォルニー(ソ連)
[編集] 第10回(1994年)
- (ピアノ部門)
- 第1位 なし
- 第2位 ニコライ・ルガンスキー(ロシア)
- 第3位 ヴァジム・ルデンコ(ロシア)、パイク・ヘー・スン(韓国)
- 第4位 アレクサンドル・ギンジン(ロシア)、シュー・ツォン(中国)
- 第5位 アレクサンドル・シュタルクマン(ロシア)
- 第6位 なし
- (ヴァイオリン部門)
- 第1位 なし
- 第2位 アナスタシア・チェボタリョーワ(ロシア)、ジェニファー・コー(アメリカ)
- 第3位 グラーフ・ムルジャ(ロシア)、マルコ・リッツィ(イタリア)
- 第4位 エゴル・グレチシニコフ(ロシア)、オフェル・ファルク(イスラエル)
- 第5位 横山奈加子(日本)
- 第6位 リー・キュン・スン(韓国)
- (チェロ部門)
- 第1位 なし
- 第2位 なし
- 第3位 なし
- 第4位 アイリーン・ムーン(アメリカ)、グリゴリー・ゴリュノフ(ロシア)
- 第5位 なし
- 第6位 キリーヌ・フィールセン(オランダ)
- (声楽部門・女声)
- 大賞 ヒブラ・ゲルズマーワ(グルジア/アゼルバイジャン)
- 第1位 マリーナ・ラピナ(ロシア)
- 第2位 ラウラ・クレイカム(アメリカ)、タチヤーナ・ザハルチュク(ウクライナ)
- 第3位 イリーナ・ゲラホヴァ(ロシア)
- (声楽部門・男声)
- 第1位 ユアン・チェン・イェ(中国)
- 第2位 なし
- 第3位 ミハイル・ダヴイドフ(ロシア)、ホー・グァン・スー(中国)
[編集] 第11回(1998年)
- (ピアノ部門)
- 第1位 デニス・マツーエフ(ロシア)
- 第2位 ヴァディム・ルデンコ(ロシア)
- 第3位 フレデリック・ケンプ(イギリス)
- 第4位 セルゲイ・タラソフ(ロシア)
- 第5位 マクシム・フィリッポフ(ロシア)
- 第6位 オレグ・ポリャンスキー(ウクライナ)
- (ヴァイオリン部門)
- 第1位 ニコライ・サチェンコ(ロシア)
- 第2位 ラティサ・ホンダ=ローゼンベルク(ドイツ)
- 第3位 イジョン・パン(中国)
- 第4位 ビン・フアン(中国)
- 第5位 アレクサンドル・トロスティアンスキー(ロシア)
- 第6位 ナターシャ・ロメイコ(イギリス)
- (チェロ部門)
- 第1位 デニス・シャポヴァロフ(ロシア)
- 第2位 リー・ウェイ・クィン(オーストラリア)
- 第3位 ボリス・アンドリアノフ(ロシア)
- 第4位 フランソワ・サルク(フランス)
- 第5位 なし
- 第6位 ヴォルフガング・エマヌエル・シュミット(ドイツ)、ドミトリー・ツィリン(ロシア)
- (声楽部門・女声)
- 第1位 佐藤美枝子(日本)
- 第2位 エレナ・マニスティナ(ロシア)
- 第3位 マイラ・ムハメド=キジ(カザフスタン)
- 第4位 ヴィクトリア・エフトディエヴァ(ロシア)、ズラタ・ブリチェヴァ(ロシア)
- (声楽部門・男声)
- 第1位 ベシク・ガビタシヴィリ(グルジア)
- 第2位 エフゲニー・ニキーチン(ロシア)
- 第3位 アレクサンドル・キセレフ(ロシア)
- 第4位 ガンバト・プレフザフ(モンゴル)
[編集] 第12回(2002年)
- (ピアノ部門)
- 第1位 上原彩子(日本)
- 第2位 Nabiulin Alexei (ロシア)
- 第3位 Jin Ju (中国)、Ponotchevny Andrei (ベラルーシ)
- 第4位 なし
- 第5位 Onischenko Dmitry (ウクライナ)、Lim Dong-Min (韓国)
- ディプロマ Dombrovsky Pavel (ロシア)、Teterin Dmitry (ロシア)
- (ヴァイオリン部門)
- 第1位 なし
- 第2位 川久保賜紀(日本/アメリカ)、Chen Xi (中国)
- 第3位 Samouil Tatiana (ロシア)
- 第4位 Kazazyan Gaik (ロシア)
- 第5位 Koeckert Nickolas (ドイツ)、Ovrutsky Mikhail (ロシア/アメリカ)
- 第6位 Liu Yang (中国)
- ディプロマ Stembolsky Evgeny (ロシア)
- (チェロ部門)
- 第1位 なし
- 第2位 Moser Johannes (ドイツ)
- 第3位 Popp Claudius (ドイツ)、Chaushyan Alexander (アルメニア)
- 第4位 石坂団十郎(ドイツ)
- 第5位 Shao Sophie (アメリカ)、Garioud Romain (フランス)
- 第6位 Prokofjev Dmitry (ロシア)
- ディプロマ Khramouchin Alexander (ベルギー)
- (声楽部門・女声)
- 第1位 Afanasieva (Adamova) Aitalina (メゾソプラノ、ロシア)
- 第2位 Wu Bi Xia (ソプラノ、中国)
- 第3位 Samuil Anna (ソプラノ、ロシア)
- 第4位 Bakastova Anastasia (ソプラノ、ロシア)
- ディプロマ Lungu Irina (ソプラノ、ロシア)、Shvachka Angelina (メゾソプラノ、ウクライナ)
- (声楽部門・男声)
- 第1位 Kazakov Mikhail (バス、ロシア)
- 第2位 Dunaev Andrey (テノール、ロシア)
- 第3位 Dong Seub Kim (バリトン、韓国)
- 第4位 Kocan Stefan (バス、スロバキア)
- ディプロマ Dudar Victor (バス、ウクライナ)、Tae Hyun Kim (バリトン、韓国)