テイエムチュラサン
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性別 | 牝 |
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毛色 | 栗毛 |
品種 | サラブレッド |
生誕 | 2002年4月15日 |
死没 | (現役競走馬) |
父 | タイキシャトル |
母 | フルフリングス |
生産 | テイエム牧場 |
生国 | 日本(鹿児島県垂水市) |
馬主 | 竹園正繼 |
調教師 | 小島貞博(栗東) |
競走成績 | 18戦3勝 |
獲得賞金 | 8970万9000円 |
テイエムチュラサンは日本の競走馬である。現在の主戦騎手は田嶋翔である。
スピードに長けたところがあり、2005年のアイビスサマーダッシュを制している。これは九州産馬としては、コウエイロマンの小倉3歳ステークス以来7年ぶり、古馬混合重賞ではケンセイグットの日経新春杯以来24年ぶりのことであった。
この先、ミッキーコマンドとともにGI制覇も期待されている九州産馬である(コウエイトライも狙えるが、これは、J・GIである)。
馬名の由来は、冠名と沖縄の言葉で美しい人と言う意味だが、命名にはNHK朝の連続テレビ小説ちゅらさんの影響も少なからずあるのではないかともいわれている。
[編集] 競走実績
2004年7月17日のデビュー戦「2歳新馬」は2番人気だったが逃げ切り1着。フェニックス賞では10着と惨敗したが、九州産馬限定のひまわり賞を制した。しかし、2歳牝馬のチャンピオンを決める阪神ジュベナイルフィリーズでは先行し途中で息を切らして14着に惨敗、フェアリーステークスも6着に敗れた。
翌2005年は、牝馬限定オープン特別の紅梅ステークスを8着。乗り替わった田嶋翔との新コンビでぶっつけで挑んだ桜花賞では再び16着惨敗。しかし、橘ステークスでは2着に入る。その後GIIIのファルコンステークスでは5着。しかし、二本柳壮が騎乗したTUF杯で6着、中舘英二が騎乗した新潟日報賞も6着に終わる。GIIIのアイビスサマーダッシュでは、再び田嶋を背にスプリンターズステークス優勝馬カルストンライトオを抑えて優勝した。その後、スプリンターズステークスに挑んだもののハナも奪えず、サイレントウィットネスの15着に惨敗した。
年が明け、2006年は福島民報杯から始動し、52キロの軽いハンデキャップにも恵まれ、逃げ切りを図ったが、セントウルステークス優勝馬のゴールデンキャストにアタマ差差され2着だった。その後、テレビ愛知オープンでは4着、CBC賞では16着に敗れる。 続いての、アイビスサマーダッシュでは連覇を狙ったが14着と敗れた。
休養後、オーシャンステークスに出走。しかし13着に敗れた。
[編集] 血統表
テイエムチュラサンの血統 ヘイロー系(ヘイルトゥリーズン系)/Northern Dancer5×3=15.63% | |||
父
タイキシャトル 1994 栗毛 |
Devil's Bag 1981 鹿毛 |
Halo | Hail to Reason |
Cosmah | |||
Ballade | Herbager | ||
Miss Swapsco | |||
*ウェルシュマフィン Welsh Muffin 1987 鹿毛 |
Caerleon | Nijinsky | |
Foreseer | |||
Muffitys | Thatch | ||
Contrail | |||
母
フルフリングス 1994 鹿毛 |
*ノーザンテースト Northern Taste 1971 栗毛 |
Northern Dancer | Nearctic |
Natalma | |||
Lady Victoria | Victoria Park | ||
Lady Angela | |||
*フォーフリングス Four Flings 1981 鹿毛 |
Quadratic | QUadrangle | |
Smartaire | |||
Peggy's Fling | Delta Judge | ||
Miss Tabasco F-No.4-n |
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