トヨタ・KZエンジン
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トヨタ・KZエンジンは、トヨタ自動車の水冷直列4気筒ディーゼルエンジンの系列である。
小排気量からパワーを搾り出していた2L型の各ターボは、熱によるシリンダーヘッドの変形や割れ、バルブシートの脱落、ピストンの焼きつき、潤滑不良などのトラブルが多発していた。さらに排気量の大きな3L型のターボ化は、これらの問題をいっそう深刻にするばかりで、もはやL系の改良では、商品としての成立が難しい状況であった。そこで、市場のモアパワーに対する要求の高まりに答えるため、シリンダーヘッドをアルミ製とした、新系列のKZが開発された。
1KZ型の腰下や動弁系の成り立ちは、L系の延長線上にあり、5L型との類似点も多い。
コースター用を除く乗用登録用ディーゼルエンジンとしては、後継のKD系同様、トヨタのラインナップ中最大排気量となる。また、これ以上の排気量の拡大も、最初から考慮されていない。
[編集] 型式
1993年5月登場
過流室式ディーゼルエンジン
[編集] 1KZ-TE - 3000cc
1KZ-TE | |
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登場年月 | 1993年8月 |
エンジン種別 | 過流室式ディーゼルターボ |
燃料供給方式 | 電子制御式分配型 噴射ポンプ |
冷却方式 | 水冷 |
シリンダー配置・数 | 直列4気筒 |
弁形式 | ベルト駆動 直打式OHC |
ボア×ストローク | 96mm×103mm |
排気量 | 2982cc |
圧縮比 | 21.2 |
出力 1 | 69kW(130PS)/3600rpm |
出力 2 IC付き | 103kW(140PS)/3600rpm |
トルク 1 | 289.3Nm (29.5kg・m)/2000rpm |
トルク 2 IC付き | 333.4Nm (34.0kg・m)/2000rpm |
重量 | -kg |
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- (初)ランドクルーザープラド70系(1993年5月)
- (初)4ランナー/ハイラックスサーフ130系(1993年8月)
- インタークーラー付き ランドクルーザープラド90系(1996年5月)
- インタークーラー付き ハイラックスサーフ180系(1996年6月)
- ハイエース(KZH100系)
- ハイラックスサーフ(KZN130/180/210系)
- ランドクルーザープラド(KZJ70/90/120系)
- グランビア(KCH10系)
- グランドハイエース(KCH10系)
- ツーリングハイエース(KCH40系)
- レジアス(KCH40系)
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