トロピカルビーチ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
トロピカルビーチは、沖縄県宜野湾市の宜野湾海浜公園内にある人工海浜。平成18年4月1日に「財団法人宜野湾市公共施設管理公社」が解散し、「アクト総合サービス」に管理が移譲した。
目次 |
[編集] 概要
- 監視員・ライフセイバーがいる期間・時間を「遊泳~」として記載。
[編集] 特徴
市街地に隣接し、主要幹線の国道58号からも程近く、沖縄コンベンションセンター、ラグナガーデンホテル、宜野湾マリーナ、宜野湾市営球場、宜野湾市営体育館、野外ステージ、宜野湾漁港など、各種施設が集まる地区にある。東シナ海に面しているため、海に沈む夕陽を楽しめる。
砂浜建設の際には、粒子の細かい砂を導入し、また、防波堤を大きく造って砂の流出を防いでいるため、エメラルドビーチのようにビーチサンダル(島ぞうり)なしで歩くと足が痛いような状態にはまだなっていない。漂着ゴミも少なく、ビーチサンダルなしでも歩ける。
遊泳域内は遠浅にデザインされているため、沖側の限界近くまで大人なら足が着く。ハブクラゲ防護ネットも完備。また、防波堤により波はほとんどなく、小さい子供にも安全であるが、那覇都市圏内にあるためか海水浴客の中心はファミリー層よりも若年層が多く、隣接する在日米軍の関係者も多い。沖縄の子供たちは、学校帰りなどにビーチに寄り、(紫外線対策も兼ねて)服を着たまま海に入る習慣があるため、服を着たまま泳いでいる人をしばしば見かけるのもリゾートホテル付設のビーチと異なり特徴的。
砂浜部分が広く造られており、ビーチバレーやビーチフットサルなどのビーチスポーツが楽しめる。また、ビーチパーティー施設(有料)が防潮堤上に並んでおり、海水浴客のみならず、地元の人たちの屋外宴会にも利用されている。海に突き出した防波堤上には舗装された散策路が造られており、海水浴客以外の利用者も見られ、周辺の公園も含め、ランニングやウォーキングをしている人も多い。
[編集] 最寄り駅・バス停
[編集] 電車最寄り駅
- 「古島駅(ふるじまえき)」。
- この駅は、沖縄都市モノレール線上の駅である。
- 上の古島駅からは、下記「外部リンク」の通り、55、88、112、288番の路線バスが運行されている。
[編集] 路線バス停留所
- 「コンベンションセンター前」バス停
沖縄都市モノレール線の古島駅からの路線。下記「外部リンク」の項を参照。
- 55番(牧港線) 琉球バス交通
- 88番(宜野湾線) 琉球バス交通
- 112番(国体道路線) 琉球バス交通
- 288番(宜野湾おもろまち線) 琉球バス交通
[編集] 外部リンク
- 路線バス時刻表(古島駅前 ~ コンベンション前) - 琉球バス交通(株)
- シリーズ『港湾施設の基礎知識』人工海浜(日本埋立浚渫協会)
- トロピカルビーチ
カテゴリ: 日本の海水浴場 | 沖縄県の建築物・観光名所 | 宜野湾市