ドラコ
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ドラコとは
- ウルトラ怪獣の1つ。本項にて詳述する。
- 小説ハリー・ポッターシリーズの登場人物。ドラコ・マルフォイ参照。
- アニメドラえもんシリーズの映画「のび太の日本誕生」に登場した架空の生物。のび太の日本誕生参照。
- コンピューターゲーム「魔導物語」及び「ぷよぷよ」シリーズに登場する敵キャラクター、ドラコケンタウロスの愛称。魔導物語及びぷよぷよシリーズの登場人物一覧参照。
ドラコは、円谷プロ制作の特撮シリーズ「ウルトラシリーズ」に登場する、架空の怪獣である。別名「彗星怪獣」。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
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[編集] ウルトラマンに登場したドラコ
[編集] 初代
特撮テレビ番組『ウルトラマン』第25話「怪彗星ツイフォン」(1967年1月1日放送)に登場。
- 身長:45メートル
- 体重:2万トン
- スーツアクター:池田文男
彗星ツイフォンの通過時に地球へ飛来した宇宙怪獣。外見は1本の短い角と巨大な翼を持ち、両手の鎌を武器としていた。飛行能力を有しており、素早い動きで飛翔して敵を翻弄する戦法を得意とする。日本アルプスの山中に出現し、そこで冷凍怪獣ギガス、どくろ怪獣レッドキングと戦い、ギガス相手には互角以上の戦いを繰り広げたものの、レッドキングに翼をむしりとられ、飛行できなくなったところを徹底的に痛めつけられて倒された。ウルトラマンとは戦っていない。
- 名前の由来は「ドラゴンフライ(トンボ)」から。翼はトビウオの胸鰭(むなびれ)に因む。
- 『ウルトラマンメビウス』の第21話「虚空の呼び声」では、怪獣墓場を漂っている姿が見られた。(初代と同個体かどうかは不明)
- 外見の食い違い
- 一般に流布している初代ドラコのスチル写真は着ぐるみ作成時のもので番組に登場したものとは一部が異なっている。こちらは、右手が鎌状で左手が円盤形に巻き取られた鞭状になっており、鎖鎌を模している。ちなみに、漫画の楳図かずお版ウルトラマンには着ぐるみ作成時の両手で登場し、鞭状の左手を伸ばして水爆を掴み取る描写がある。
[編集] 再生ドラコ
第37話「小さな英雄」に登場。
- 身長・体重:初代と同じ
- スーツアクター:松島映一
酋長怪獣ジェロニモンの手により復活させられたものだが、外見が多少変化している。角は5本に増え、両手は5本指となり、翼は無くなっていた。
以前からの闘争本能は全く失われておらず、同時に復活した再生テレスドンと激しく戦った。だが、決着がつかず、一時休戦。その後、再生テレスドンと別々になりながら、科学特捜隊と戦った。再生テレスドンが倒された後、ウルトラマンの出現を待ちわび意気消沈状態であった科学特捜隊のイデ隊員を潰そうとするが、ピグモンが身代わりとなって潰された。そして、ピグモンの死を見て正気に戻ったイデ隊員による、彼が発明した新兵器「スパーク8」の攻撃を受け木っ端微塵にされた。このときもウルトラマンとは戦わなかった。
- ピグモンが語る「科学特捜隊とウルトラマンに倒された怪獣」には該当しないはずだが、何故かジェロニモンの力により復活。そもそもピグモンも該当していないが。本当はレッドキングの予定だったものの、それが没になってのピンチヒッターらしい。が、真相は不明。
[編集] レッドマンに登場したドラコ
特撮テレビ番組『レッドマン』8話、66話に登場。
8話でレッドマンと戦い敗れた。66話ではグラナダスと組み、レッドマンに挑むが敗れた。
[編集] ウルトラマンパワードに登場したドラコ
特撮ビデオ作品『ウルトラマンパワード』第12話「パワード暗殺計画」(米国版サブタイトル:FALLING STARS SPELL TROUBLE)に登場した。初代と区別するためパワードドラコと称される。
- 身長:60メートル
- 体重:3万トン
サイコバルタン星人がウルトラマンパワードの実力を測るために送り込んだ怪獣。だがそうとは思えないほどの戦闘能力を持つ。以前バルタン星人が乗ってきた物より大型の繭から出現した。巨大な翼を持ち(飛行出来るかどうかは不明)、武器は袋状の両腕から取り出される鎌で繭が落ちた時のショックで山麓から出現したパワードレッドキング(オス)の首を切断して倒す。この鎌はパワードの体を切り裂くほどの切れ味を持ち、投擲武器としても使用可能でストライクビートルを撃墜した。生体反射外骨格で構成されたボディはあらゆる光線技を跳ね返し、これでメガ・スペシウム光線も跳ね返し一度はパワードを撤退に追い込んだ。その後、夜の市街地にて再びパワードと交戦。鎌でパワードに大きなダメージを与えるが、W.I.N.Rのスティンガーミサイルを同一箇所に連続で撃ち込む作戦で出来た傷にメガ・スペシウム光線を一点集中で撃たれて撃破される。このとき様々なウルトラマンパワードの攻撃を受けていたが最後まで背中に攻撃を受けなかったため、それが結果的にゼットンの背中に弱点を作ることとなった。
日本に現れたドラコはレッドキングに勝てなかったが、このドラコはレッドキングを倒した。