ボーバトン魔法アカデミー
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ボーバトン魔法アカデミー(Beauxbaton Academy Of Magic)は、J・K・ローリングの小説『ハリー・ポッター』シリーズ、及びその派生作品に登場する架空の学校である。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
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[編集] 概要
ホグワーツ魔法魔術学校、ダームストラング専門学校に並ぶヨーロッパ三大魔法学校の1校で、700年以上の歴史がある。校名の「ボーバトン」はフランス語で「美しい杖」を意味し、校章も交差した金色の杖からそれぞれ3つの星が飛んでいる、という物である。
現在、オリンペ・マクシームが校長を務めているが、彼女は5巻でアルバス・ダンブルドアの要請を受けてルビウス・ハグリッドと共に巨人の集落に向かう為に一時的に休職している。
カリキュラムは現時点で不明だが、6年生の年度末にホグワーツの「O.W.L」や「N.E.W.T.」に相当する試験が行われるらしい。
映画では女子校であるという描写が成されているが、小説では男子学生も存在している。
[編集] 行事
クリスマスシーズンになると、溶けない魔法がかけられた氷の彫像が校舎を囲むように飾られ、食事中にはニンフの聖歌隊がセレナーデを奏でるらしい。
[編集] 制服
小説では薄いシルク製のローブ1枚だけであり、ホグワーツ城に来校した生徒は寒さを凌ぐ為にマフラーやスカーフ、ショールを着ていた。
映画では青いワンピース型のローブを着用していた。
[編集] 所在地
校長であるマクシームをはじめ、生徒がフランス語訛り(語頭の“h”を読まない、洋書では“Th”を“Z”と発音する等)を喋り、上記の通り制服が薄着であることから、フランス国内の比較的暖かい地域にあると思われる(4巻ではホグワーツ城に来校した人々の歓迎会にブイヤベースが出されたり、5巻でハグリッドが「魔法省の尾行を撒く為にフランスへ行き、ボーバトンへ向かっている様に見せかけた」と発言していることからも窺える)。
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