マルエツ
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種類 | 株式会社 |
市場情報 | |
本社所在地 | 東京都豊島区東池袋五丁目51番12号 |
設立 | 1952年6月16日(有限会社魚悦商店) |
業種 | 小売業 |
事業内容 | スーパーマーケット |
代表者 | 高橋恵三(代表取締役社長) |
資本金 | 375億4,951万4,941円(2006年2月末現在) |
決算期 | 2月 |
主要株主 | 丸紅株式会社 30.1%(注1) イオン株式会社 21.3% (2007年3月16日現在) |
外部リンク | http://www.maruetsu.co.jp/ |
特記事項:注1:丸紅保有の30.1%は、ダイエーが保有する16.6%(間接保有分を含む)の間接保有による。 |
株式会社マルエツ(Maruetsu,Inc.)は、関東地方を中心に店舗をもつスーパーマーケットチェーン。東京証券取引所1部上場。食品SMとしては国内最大規模の店舗数、売上高、利益を誇る。
目次 |
[編集] 概要
長らくダイエーグループの主力企業であったが、ダイエーが丸紅の子会社となった関係で、2006年10月6日以降は丸紅が実質的な親会社となっていた。2007年3月のダイエー・丸紅・イオンの3社間資本・業務提携での合意による株主異動の結果、現在は親会社はいなくなったが、「その他の関係会社」として丸紅とイオンが主要株主となっている。
[編集] 沿革
- 1945年 魚悦商店を埼玉県浦和市(現さいたま市)北浦和で創業。
- 1952年 有限会社魚悦商店設立。
- 1970年 株式会社丸悦ストアーに商号変更。
- 1974年 株式会社マルエツに商号変更し本社を埼玉県蕨市に移転。
- 1977年 食品スーパーマーケットで初めて東京証券取引所市場第2部に上場。
- 1978年 株式会社プリマートを吸収合併(現在の琉球ジャスコとなった同名の会社とは無関係)。
- 1981年 ダイエーグループの株式会社サンコーを吸収合併し、ダイエーグループとなる。
- 1989年 本社を東京都豊島区東池袋に移転。
- 2001年 株式会社すえひろと業務・資本提携。
- 2001年 株式会社ユニリビングのスーパーマーケット部門を買収。
- 2002年 マイカルから食品スーパーのポロロッカを買収。
- 2003年 東武ストア、丸紅と資本・業務提携。
- 2007年 エーザイとともにTBSラジオのミュージックプレゼントのスポンサーとなる。
[編集] 経営理念
- 存在意義 私たちは、安全でおいしい商品の提供を通じて、健康で豊かな食生活に貢献します。
- 経営姿勢 私たちは、常に革新と挑戦を続け、公正で誠実な企業であり続けます。
- 行動規範 私たちは、地域のお客様に愛される、笑顔と活気あふれる店づくりを推進します。
[編集] サンコー
サンコーは、神奈川県京浜地区と東京都城南地区に店舗をもっていたスーパーマーケットチェーン。1962年岡田屋資本により川崎市で創業。かつては「産興ストアー」と呼んでいた。1970年、ダイエーと業務提携(ダイエーと地方スーパーの業務提携第一号)。ダイエーグループの「D」マークをコーポレートアイデンティティ(CI)に用いるようになった。1981年、株式会社サンコーは株式会社マルエツと合併(マルエツが存続会社)し、「マルエツ」の店舗名でも「D」マークのCIを引き続き継承した。
[編集] 備考
- 当時親会社だったダイエーは、2005年12月1日にコーポレートアイデンティティ(CI)導入で新しい社章・シンボルマークに変更したが、マルエツではその後もダイエーの旧社章の上弦の月をモチーフにした「D」マークを社章として引き続き使用していた。2006年後半までに「Maruetsu」の文字をデザイン化したロゴに変更した。
- 店舗のシンボルマークは引き続きダイエーマークを使用していたが、2007年5月18日から順次新マーク(魚やニンジンを模したもの)に切り替える予定である。
- 2005年決算は前期より減益であり、そのためスーパーの中では珍しく大卒、高卒の新卒の採用をしていない。これは例えば瀬谷店(横浜市瀬谷区)では瀬谷店オリジナルの折込を作成して毎週火曜日100円均一の日をしたり、日曜日には午前中買い上げ金額1000円以上には50円のお買い物券を進呈したりして黒字を確保しているのにたいし、隣接する大和中央店(神奈川県大和市)などでは他のマルエツ共通の折込をしたりして余り安値感がなかったり、Foodexpress名の店舗の出店を急ぎすぎ、拡大路線が裏目に出たのが一因と思われる。
- マスコットキャラクターとして「ドクター元気」がある。ドクター元気は、2001年9月1日にCD『オー!マイ Dr.元気』を発売している。
- 地縁ストアをモットーにしている。
[編集] 店舗一覧
神奈川県北部の一部大型店舗は旧サンコーの店舗を継承しており、1980年代後期頃までマルエツ(オレンジ色のDマーク)のチラシ掲載でも別枠、店舗看板もサンコー(緑色のDマーク)を掲げていた。
- 溝の口店
- 武蔵新城店
- 武蔵中原店
- 武蔵小杉店
- 綱島店
- 中山店
- 子母口店
- 長津田店
など
[編集] 営業中の店舗
[編集] 閉鎖した店舗
[編集] 千葉県
- 西千葉店
- 長浦店
- 江戸川台店
- フ-デックス美浜店
- 佐倉店
- 志津店
- 上志津店
- 四街道店
- 小見川店
- 君津杢師店
- 古ヶ崎店
- 都町店
- 京葉マ-ト秋津店(ビバ50)
- 矢切店(旧)
- 都賀店(旧)
- 大久保日大前店
- 袖ヶ浦店
- 夏見台店
- 小室店
- 幕張店
- 川間店
- 鬼高店
- 若宮店
- 本八幡店
- 八千代大和田店
[編集] 埼玉県
- 北浦和HOPビル店
- 北浦和西口店
- 本太店(さいたま市浦和区本太2)
- 鶴ヶ島店
- 東松山店(建物存続)(→ギガマート)
- 越谷花田店(建物存続)(→マミーバリュー)
- 幸手公団店(建物存続)(→ビッグ・エー)
- 団地内の小型店。現在は同規模でビッグ・エーが営業している。
- 北本店
- 羽生店
- 田島店
- 戸田店
- 熊谷原島店(建物存在)(→ヤマダ電機熊谷本店)
- 杉戸高野台店(建物解体)(杉戸市高野台西1)
- 杉戸高野台駅西口前。仮設の小型店。
- パンドラ小谷田店と同居
- 戸ヶ崎店(三郷市戸ヶ崎2)
- サンデーマート喜沢店(戸田市喜沢1)
- サンデーマート幸町店(川口市幸町2)
- サンデーマート別所店(さいたま市別所5)
[編集] 茨城県
- 取手店
- 阿見店
[編集] 栃木県
- 自治医大店
- 平成18年10月に閉店した。マルエツでは最北端の店舗だった。
[編集] 東京都
- 平成12年に、近くにカズンが開店したのと浮間舟渡駅前に浮間舟渡店が開店したために、舟渡側の客足が浮間舟渡店に移り閉店した。
- 町屋店
[編集] 神奈川県
- 中央林間店(現在はオリンピック中央林間店)
- 昭和59年4月に中央林間とうきゅうが開店し、そのあおりを食らって閉店した。
- 綱島店
- 深沢店
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