メイジー・ヒロノ
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メイジー・ヒロノ(Mazie Keiko Hirono 、1947年11月3日 - )はアメリカ合衆国の政治家。ハワイ州副知事を務め、2002年の知事選挙で敗れた。日本生まれの日系アメリカ人。夫は弁護士のレイトン・キム・オオシマ。
1947年、福島県伊達郡睦合村(現・桑折町)に生まれた。日本名・広野慶子。小学校1年生まで睦合村村立小学校に通う。その小学校のピアノは、ハワイ睦合村村民会から寄贈されたもの。 1955年、母親の広野千枝子が「酒乱でばくち打ち」の獣医の夫から逃れて3人の子供を連れてハワイに移住したのを契機に、8歳の時からホノルルで育つ。貧しかったため裸足で小学校に通学し、新聞配達などをして家計を助けた。1959年にアメリカに帰化。
ハワイ大学マノア校で心理学を学び1970年卒業、その後ワシントンD.C.のジョージタウン大学ロー・スクール(法科大学院)を1978年卒業、弁護士資格を取得した。1980年から1994年までハワイ州議会下院議員を務め、1994年からフィリピン系のベンジャミン・カエタノ知事の下で副知事を2期務めた。2002年のハワイ州知事選挙に民主党から立候補し、共和党女性候補リンダ・リングルと戦ったが惜敗した。2006年、連邦下院議員選挙に民主党から立候補し当選した。
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