メティス (衛星)
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(画像はガリレオ探索から) |
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発見 | |||||||
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発見者 | スティーヴン・P・シノット | ||||||
発見年 | 1979年 | ||||||
軌道の性質 | |||||||
平均半径 | ~127,969 km | ||||||
近地点 | 127,540 km (0.000853 AU) | ||||||
遠地点 | 127,840 km (0.000855 AU) | ||||||
離心率 | 0.0012 | ||||||
公転周期 | ~7時 4.5分 | ||||||
軌道傾斜角 | 0° | ||||||
母天体 | 木星 | ||||||
物理的性質 | |||||||
赤道直径 | 43 km | ||||||
表面積 | km2 | ||||||
質量 | 9.5467×1016 kg | ||||||
平均密度 | 2.8 g/cm3 | ||||||
表面重力 | 0.0159 m/s2 | ||||||
表面重力 (地球 = 1) |
0.00162 | ||||||
脱出速度 | 0.027 km/s | ||||||
自転周期 | 7h時 4.5m分 | ||||||
赤道傾斜角 | ?° | ||||||
反射能 | 0.05 | ||||||
表面温度 |
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大気の性質 | |||||||
大気圧 | 0 kPa |
メティス(Metis,Jupiter XVI)は、木星のアマルテア群の衛星の中で最も内側の軌道にある衛星。
1979年にボイジャー1号によって発見され、S/1979 J3という仮符号が付けられた。メティスという名前に公式に変更されたのは1983年である。命名は、ゼウスの最初の妻でありアテナの母であるギリシャ神話のティタンの1人、メティスから取られている。
メティスは木星の輪(環)の中にあり、またほぼ同じ物質でできていると推測されているため、輪の素になっているかもしれないと推測されている。木星の自転周期の中にあり、潮汐力の影響を受けるため、その軌道は徐々に縮小している。木星のロシュ限界の中にあるが、十分に小さいため潮汐力の影響で破壊されることはない。
[編集] 関連事項
木星の衛星 |
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メティス | アドラステア | アマルテア | テーベ | イオ | エウロパ | ガニメデ | カリスト | テミスト | レダ | ヒマリア | リシテア | エララ | S/2000 J 11 | カルポ |
S/2003 J 12 | エウポリエ | S/2003 J 3 | S/2003 J 18 | テルクシノエ | エウアンテ | ヘリケ | オーソシエ | イオカステ | S/2003 J 16 | アナンケ | プラクシディケ | ハルパリケ |
ヘルミッペ | スィオネ | ムネーメ | S/2003 J 17 | アイトネ | カレ | タイゲテ | S/2003 J 19 | カルデネ | S/2003 J 15 | S/2003 J 10 | S/2003 J 23 | エリノメ |
アエーデ | カリコレ | カリュケ | エウリドメ | S/2003 J 14 | パシテー | キュレーネ | エウケラデ | S/2003 J 4 | ヘゲモネ | アーケ | カルメ | イソノエ |
S/2003 J 9 | S/2003 J 5 | パシファエ | シノーペ | スポンデ | アウトノエ | カリロエ | メガクリテ | S/2003 J 2 |