ユグドラシル (BUMP OF CHICKEN)
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ユグドラシル | ||
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BUMP OF CHICKEN の アルバム | ||
リリース | 2004年8月25日 | |
録音 | - | |
ジャンル | J-POP | |
時間 | 59 分 58 秒(隠しトラック除く) | |
レーベル | トイズファクトリー | |
プロデュース | - | |
チャート順位 | ||
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売上枚数 | ||
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BUMP OF CHICKEN 年表 | ||
jupiter (2002年) |
ユグドラシル (2004年) |
- |
ユグドラシルは、BUMP OF CHICKENのメジャーデビュー後2枚目のアルバム。インディーズから数えると4枚目のアルバムにあたる。
[編集] 解説
- ユグドラシルとは北欧神話に登場する「世界樹」であるが、命名理由は言葉の響きが良かったからで、深い意味は無い。最初と最後の楽曲の命名も北欧神話に由来する。
- ジャケットの表紙は藤原が描いた。
- 藤原のイラストと、直井の写真を組み合わせた独特の歌詞カードが特徴的である。
- 最初と最後の曲として、アルバムとしては初めてのインストルメンタル楽曲が収録された。藤原は「本の表紙と裏表紙をつける感じ」と語っている。
- オリコンチャート初登場1位を記録した。
- 初回版にはユグチャリ(オリジナル自転車)連動抽選応募ハガキ同梱。
[編集] 収録曲
- asgard
- asgardとは、北欧神話に登場する“アース神族の国”のこと。PV集『ユグドラシル』のメニュー画面でしばらく放置していると、この曲が流れ出す。
- オンリー ロンリー グローリー
- 8thシングルのアルバムバージョン。この曲で、BUMP OF CHICKENにとって初のオリコンシングルチャート初登場1位を記録した。藤原はこの曲の作詞に苦労したようである。
- 乗車権
- 元々、「オンリー ロンリー グローリー」のc/wになる予定だった曲。しかし作っていくうちにどんどんシリアスになり、曲の雰囲気が合わないなどの理由からアルバムへの収録に変更になった。自分の人生を生き急いでいる若者へ贈られた社会風刺という説もある。
- ギルド
- タイトルには同音表記の単語が複数あるが、海外販売盤の歌詞カードなどにもある通り、公式には中世ヨーロッパの「同業者組合」の意味である「guild」がタイトルの由来で、遠まわしに「仕事」を表現している。曲に鍛冶屋をイメージするような音が使われており、これはメンバーが鉄アレイを叩いて出した音。レコーディング中に藤原が、「これのPVを作るなら人形劇風にしたいな…」と洩らしたことがきっかけで、約2年後の2006年9月に無声映像作品『人形劇ギルド』がリリースされることとなった。また、『人形劇ギルド』リリースに先駆けて、人形劇の映像と2006年3月に行われた代々木第一体育館でのライブ映像を組み合わせたPVが製作された。
- embrace
- 2003年の夏フェスで初解禁された近年では珍しい曲。最初に歌われた時のものから、歌詞が一部変更された。ちなみに、最後のコーラス部分(5:19付近)で「君が好き」と唄っているように聴こえる事が(直井の声でないかと言われている)、一部のファンの間で話題になった。実際は「embrace」というコーラスが他の声とずれているだという意見もあるが、諸説あり、確定不能。一見、このバンドにしては珍しいストレートなラブソングのように思えるが、レコーディング中に視力が低下して断片的に景色がモノクロに見えていた藤原が、その時の感覚を歌詞にしている点や、B-PASS(シンコー・ミュージック・エンタテイメント参照)のインタビューで「温度は一番嘘をつかない情報」と恋愛感ではなく体温感について語っていた点など、この曲がラブソングだと断言出来ない要因が幾つかある。タイトルは「抱きしめる」という意味の英単語。
- sailing day
- 6thシングル。両A面の2曲目。2003年に公開した映画『ONE PIECE THE MOVIE デッドエンドの冒険』の主題歌で、アニメ『ONE PIECE』仕様の限定版が出ている。PVには『ONE PIECE』の主人公・モンキー・D・ルフィにコスプレした人物が登場している。PVの撮影場所は、千葉県千葉市にあるコストコの駐車場。タイトルは「航海の日」と言う意味の熟語。
- 同じドアをくぐれたら
- 車輪の唄
- スノースマイル
- 5thシングル。また、9thシングルには別バージョンが収録されており、両バージョンともPVが製作されている。さらに、スペースシャワーTV限定で、発売当日のZepp SapporoでのライブバージョンのPVも存在する。藤原が「ロストマン」の作詞の製作に行き詰まっていた頃、2~3日(一説では15分)で作った曲。なお、完成は「ロストマン」のほうが先である。次作シングル「ロストマン/sailing day」との間隔が3ヶ月間と短くなっているのはこのため。通常バージョンのPVは「天体観測」のPVをモチーフに群馬県丸沼高原にて撮影された。
- レム
- fire sign
- 太陽
- embraceと対の曲という説がある。
- ロストマン
- midgard
- 「asgard」より少しマイクに近づいて録音されている。midgardとは、北欧神話に登場する“人間世界”のこと。
オリコン週間アルバムチャート第1位 2004年9月6日付 |
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前作: 堂本剛 『[síː]』 |
BUMP OF CHICKEN 『ユグドラシル』 |
次作: TOKIO 『TOK10』 |
メンバー | |
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藤原基央(Vo&G) - 増川弘明(G) - 直井由文(B) - 升秀夫(Dr) | |
シングル | |
1.LAMP - 2.ダイヤモンド - 3.天体観測 - 4.ハルジオン - 5.スノースマイル - 6.ロストマン/sailing day - 7.アルエ - 8.オンリー ロンリー グローリー - 9.車輪の唄 - 10.プラネタリウム - 11.supernova/カルマ - 12.涙のふるさと | |
アルバム | |
1.FLAME VEIN - 2.THE LIVING DEAD - 3.jupiter - 4.ユグドラシル | |
その他の作品 | |
人形劇ギルド | |
関連項目 | |
PONTSUKA!! - BUMP LOCKS! |
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