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BUMP OF CHICKEN - Wikipedia

BUMP OF CHICKEN

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

BUMP OF CHICKEN
基本情報
愛称 「バンプ」「BOC」など
出身地 日本 千葉県
ジャンル ロック
職業 ロックバンド
活動期間 1996年
レーベル ハイラインレコーズ
1998年2000年
トイズファクトリー
(2000年~)
事務所 LONGFELLOW
共同作業者 MOR(プロデューサー
公式サイト www.bumpofchicken.com
メンバー
藤原基央ボーカルギター
増川弘明(ギター)
直井由文ベース
升秀夫ドラム

BUMP OF CHICKEN(バンプ・オブ・チキン)は、日本ロックバンドである。

トイズファクトリーに所属。略称は「BUMP」など。雑誌などでは頭文字を取って「BOC」と表記されることもある。バンド名BUMP OF CHICKENはメンバーによれば「弱者の反撃」を意味する(備考も参照)。 テレビへの露出は極端に少ないが、音楽雑誌、ラジオでの露出は多い。スペースシャワーTVへは特集を組まれるなどして度々出演している(後述)。

曲の発表自体は少ないものの、ファンにはカップリングなども含め曲のひとつひとつが愛される傾向にある。

目次

[編集] メンバー

全員が1979年生まれで千葉県佐倉市出身(藤原のみ秋田県生まれ、佐倉市育ち。他の3人は佐倉市生まれの佐倉市育ち)。「メンバーは皆平等だから」とのことから、リーダーが決まっていない。(ただ、マネージャーの高橋氏は藤原をリーダーとして認識しているようで、公式サイトのTAKAHASHI DIARYにて「我らがリーダー藤原"ちゃん"」と書かれている。また、メンバーは升を「影のボス」と表現したことがある。升が影のリーダーというのはメンバー全員認識している)

[編集] 概要

  • 藤原の表現力豊かなボーカル、疾走感に溢れたギター・ベース・ドラムが渾然一体となっているとファンの間で評価されている。
  • 物語形式の独特の歌詞が特徴的で、同時代の邦楽が心象風景を綴る抒情詩が主流のため、特に異彩を放つ。
  • また近年は、プラネタリウムの映像とのコラボレーション、ゲーム音楽の作曲(藤原単独)、オリジナル映像作品の製作など、ジャンルに囚われないマルチな創作活動を行っている。
  • 一方で、一般的に「プロとしては」演奏の技術やライブでのパフォーマンスなどがあまり上手いほうではないと言われる。近年はかなり改善されてきているが、少なくともメンバーは「まだまだだ」という意識を持っているようである(インタビュー等で演奏技術に関する話になると、よくそう語る)。
  • 全てのCD・VHS・DVD、一部の公式スコアブックに隠しトラック・隠しジャケットが存在する(備考も参照)。
  • カップリング曲の完成度がきわめて高いとよく評されるが、アルバムには一切収録されない。それを惜しむ声も多いが、藤原は「シングル曲と対になってるからこそカップリング。シングルの2つの曲はカップル。だからカップリング曲はこの位置が一番いいし、そういうふうに発想して作曲しているし、曲たちもそれを望んでいると思う。」と発言している(シングルのカップリング曲がアルバムに収録されないこと自体は特に珍しいものではない)。唯一の例外は「LAMP」廃盤のため『FLAME VEIN+1』に転載収録された「バトルクライ」。
  • メンバーの話によると、デビュー後はいわゆる「ボツ曲」が一曲も生まれていない、という。つまり藤原がレコーディングに持ってきた曲はすべて、何らかの形でリリースされてきたということになる。
  • 曲の世界観は童謡的作品から日常の倦怠まで幅広く、童謡的作品はフィクション、日常の倦怠を唄った作品はノンフィクションに近いと思われるが、メンバーは音楽を聴く前に先入観を抱かれるのを嫌い、作品の詳細について語ることはあまりない。ちなみに、彼ら自身はアニメ・漫画・ゲームなどのオタク趣味を持つことは隠しておらず、彼らの会話には多々アニメ・漫画のキャラクター名が出てくる。
  • 交友関係は他バンドと比べると広くないが、インディーズ時代からSyrup16gGood Dog Happy Menの門田匡陽は旧友で比較的親交が深く、最近ではASIAN KUNG-FU GENERATIONACIDMANと言ったバンドと多少なりとも親交を深めているようだ。また、音楽雑誌との関わりが深く、特に『ROCKIN'ON JAPAN』の元編集長の鹿野淳とは非常に親しく、特に藤原にとっては気の置けない存在のようだ。
  • インターネット上にファンが多いことで知られている。要因はいろいろあるが、いわゆる「2004年以前」だと、インターネット上でBUMP OF CHICKENの曲を無断使用したFlashアニメーションが一時期大流行したことが大きな理由として挙げられる。この出来事は彼らの知名度を大きく上げ、また人々の想像力に委ねるBUMP OF CHICKEN独特の歌詞やメロディがネット層に認められたようだ(ただし違法音源なので多くのファンサイトでタブーの話題とされている)。現在は、インターネットを使用できる年齢層が下がり、近年支持層が大幅拡大している高校生層が「2004年以前」に多く作られたファンサイトに流れ込みやすい状況があることも要因のひとつのようだ。ただ、「2004年以前」からのファンと「それ以後」のファン層の温度差が激しいため、しばしば対立する様子が見られることもある。
  • ライブでの登場曲はTHE WHOの「A Quick One While He's Away」。


[編集] 来歴

四人は幼稚園からの幼馴染(しかし幼稚園時代、藤原・直井・増川は升の事を知らなかったらしい)であり、その内直井・升・増川の三人は長嶋茂雄と同じ小学校に通う。そして全員が同じ佐倉市立臼井西中学校へ行き、再会する。全員がバスケットボール部所属。しかしバスケ部では万年補欠だったため、よく「体育館倉庫を真っ暗にして閉じこもる遊び(暗闇ごっこ)」をやっていた。中学三年生のとき(1994年)文化祭のためにバンドを結成(組んだ頃のバンド名は"ハゲバンド"らしい)。ビートルズの初期の曲のコピーをする。結成当初、増川はギターを弾きたいと思っていたが、幕の上げ下ろしなどスタッフ的な役割が主で、ギター担当は別にもう一人のメンバー(通称"あいつ")がいた。しかし"あいつ"はやる気があまりなかったらしく真面目に練習しなかったため、チームワークの乱れに不安を覚えたメンバーが"あいつ"に内緒で、代わりに増川と四人で大会に出たところ健闘、結果"あいつ"はクビになり、増川がメンバーになり、今に至る。

  • 1996年
    • 2月11日に初ライブ。
    • 夏、Beat Brust in Japan に『ガラスのブルース』(アルバム『FLAME VEIN』収録)で全国大会に出場し、グランプリに輝く。
  • 1997年
    • 初の音源となるデモテープの製作、配布を開始。『BUMP OF CHICKEN(のテーマ)』『DANNY』『ガラスのブルース』の3曲が収録されていた。
  • 1998年
    • 6月、劇団「すいっち」公演のミュージカル「はしるおんな」に生バンド役としてメンバーが出演。藤原も6曲ほど公演のために書き下ろす[1]。藤原曰く、最初の「MOTOO FUJIWARA名義での活動」はこれである、とのこと。
    • 9月、千葉LOOKにてとあるバンドとカップリングライブを行う。このライブで「相手の曲をカバーし合う」という企画があり、この企画で相手がBUMP OF CHICKENの曲「アルエ」をカバーしたところ客席から大合唱が起こったという。
  • 1999年
  • 2000年
  • 2001年
    • 3月、シングル「天体観測」を発売。この楽曲は55万枚以上を売り上げ、BUMP OF CHICKEN の存在を広く知らしめる事となる。
  • 2002年
    • 2月、シングル「天体観測」を含んだメジャー1stアルバム『jupiter』を発売し、BUMP OF CHICKENにとって初となるオリコンアルバム週間チャート初登場1位を記録した。
    • 7月フジテレビジョン関西テレビ放送製作)で彼らの楽曲が挿入歌として使用されたテレビドラマが放送される。そのドラマのタイトルが「天体観測」であったため、当然BUMP OF CHICKENのシングル『天体観測』が主題歌に使われるかと思われたが、実際の主題歌は中島美嘉の「WILL」だった。挿入歌にはインディーズの頃の曲も使われ、特に第一話では乱用された。このドラマの音楽についてファンの間では厳しい意見が交わされていた。
  • 2003年
  • 2004年
    • 5月29日、地元の佐倉市民体育館にて完全招待制フリーライブを行う。また、このライブはスペースシャワーTVで全国に生中継もされた。途中体育館の床が抜けてライブが中断するハプニングも発生したが、久々の復活ライブだけにファンを大いに沸かせた。
    • 7月12月、シングル「オンリー ロンリー グローリー」で、BUMP OF CHICKENにとって初となるオリコンシングル週間チャート1位を、1ヵ月後に発売したアルバム『ユグドラシル』で週間アルバムチャートでも初登場1位を獲得した。12月には同アルバムから『車輪の唄』がシングルカットされ、週間チャートイン。同年3月にリリースされた「アルエ」を含めると、シングルカット曲を1年で2作以上トップ3入りさせたのは、グループとしては1991年X JAPAN以来13年ぶりでの快挙となった。
    • 12月、幕張メッセで2日間3万人を動員する単独ライブとしては最大規模のライブを行い、NHKの番組「スーパーライブ」用の収録も行っていた(地上波テレビとしては初の大々的な露出)。この後年末には韓国でのライブも成功させている。
  • 2005年
  • 2006年


[編集] ディスコグラフィ

シングル・アルバムの詳細は各個別リンクを参照。

[編集] メジャー

[編集] マキシシングル

  1. LAMP(c/w バトルクライ/リトルブレイバー、1999年11月25日、1st Maxi Single)
  2. ダイヤモンド(c/w ラフ・メイカー、2000年9月20日)
  3. 天体観測(c/w バイバイサンキュー、2001年3月14日)
  4. ハルジオン(c/w 彼女と星の椅子、2001年10月17日)
  5. スノースマイル(c/w ホリデイ、2002年12月18日)
  6. ロストマン/sailing day(2003年3月12日)
    • sailing day/ロストマン(2003年3月12日)(3ヶ月限定生産・ONE PIECE仕様)
  7. アルエ(c/w Ever lasting lie (Acoustic Version)、2004年3月31日) (同年5月末までの期間限定盤)
  8. オンリー ロンリー グローリー(c/w 睡眠時間、2004年7月7日)
  9. 車輪の唄(c/w 夢の飼い主/スノースマイル ~ringing version~、2004年12月1日)
  10. プラネタリウム(c/w 銀河鉄道、2005年7月21日)
  11. supernova/カルマ(2005年11月23日)
  12. 涙のふるさと(c/w 真っ赤な空を見ただろうか、2006年11月22日)

[編集] アルバム

  1. jupiter(2002年2月20日、3rd Album)
  2. FLAME VEIN[+1](2004年4月28日、1st Album) (リマスタリング盤)
  3. THE LIVING DEAD(2004年4月28日、2nd Album) (リマスタリング盤)
  4. ユグドラシル(2004年8月25日、4th Album)

[編集] その他

[編集] VHS・DVD

[編集] PV集
  • jupiter(2002年12月18日、2nd Video clip集/VHS&DVD)(VHSのみ廃盤)
  • ビデオポキール DVD版(2004年4月28日、1st Video clip集/DVD)
  • ユグドラシル(2004年12月1日、3rd Video clip集/DVD)

[編集] 映像作品

[編集] インディーズ

現在はすべて廃盤となっており、入手困難。

[編集] デモテープ

  • デモテープ(BUMP OF CHICKEN/DANNY/ガラスのブルース/日付不詳)
  • NO REASON(テープ)(ガラスのブルース/アルエ/ナイフ/1997年10月)
  • BUMP OF CHICKEN(アルエ/リトルブレイバー/ナイフ、1998年10月24日、500枚限定)
    • これ以前にもカバー曲などを主としたデモテープが複数存在している。

[編集] アルバム

  1. FLAME VEIN(1999年3月18日、1st Album)
  2. THE LIVING DEAD(2000年3月15日、2nd Album)

[編集] VHS

  • ビデオポキール(2000年2月25日、1st Video clip集/VHS)(廃盤)
  • DVDポキール(2002年3月22日、1st Video clip集/DVD) (廃盤)


[編集] 備考

  • 「ロストマン~」以降のシングルは初動売り上げでも高記録を出せるようになっていたが、何故かBUMPがシングルを発表する週は強豪アーティストに阻まれ、相当の売り上げ枚数をたたき出しているにもかかわらずオリコン1位を2度しか取った事がない。あまりに運が悪いため、「わざと強豪の週に合わせてるのではないか」とファンに言われることもしばしばある(ケツメイシaiko, ポルノグラフィティもよくそう言われる)。以下に1位を阻まれてしまったリリース週を一覧にする。
    • 2003年3月12日 - 6thシングル「ロストマン/sailing day」は、SMAPの「世界に一つだけの花」に阻まれた。
    • 2004年3月31日 - 7thシングル「アルエ」は、浜崎あゆみの「Moments」に阻まれた。
    • 2005年7月21日 - 10thシングル「プラネタリウム」発売週は「2005年最大の激戦区」と呼ばれた週で、GLAY×EXILEの「SCREAM」(オリコン1位)、L'Arc~en~Cielの「Link」(オリコン2位)、サザンオールスターズの「BOHBO No.5/神の島遥か国」(オリコン3位)に阻まれた。
    • 2005年11月23日 - 11thシングル「supernova/カルマ」は、SMAPの「Triangle」に2万枚の僅差で阻まれた。累計売上枚数では「Triangle」に15万枚近くの差をつけている。

なお、2004年7月7日に発売された8thシングル「オンリー ロンリー グローリー」は、同じ週に大塚愛氷川きよしCHEMISTRYRIP SLYMEなどのミュージシャンと競合したが、初のオリコン1位を獲得した。また2006年11月22日発売の12thシングル「涙のふるさと」では、最強コラボ、1位確実と言われていた倖田來未EXILEをはじめとして、宇多田ヒカルMr.Children(2週目)など、強豪アーティストと競合した中で見事一位を獲得し、多くのファン・評論家を驚かせた。

[編集] 音楽傾向

作品による傾向の差はあるが、総じてエモーショナル・ハードコアに分類される、情緒感あふれるボーカルと疾走するバンドサウンドを特徴とするロックを展開している。だがメンバー特に藤原は、ジャンル分けされるのは相当嫌らしく藤原は、「俺らをジャンル分け出来るものならやってみろ」と発言したことがある。

現在、一般市場で購入できる初期音源(『FLAME VEIN』、『THE LIVING DEAD』)よりも前、自主音源時代には英語の歌詞が彼らの主流であった(初のオリジナル曲である『Desert Country』など、音源未発表)。しかし、『DANNY(備考参照)』でエントリーし健闘した大会で、ある業界人から「なぜ英語詞でやっているんだ?」と問われ、藤原は「世界に通用するから」となんとなく答える。しかしその業界人は、「日本でもまだ売れていないのに、何が世界だ。世界を考える前に日本で売れろ」とムチを入れた。その指摘に対して藤原は素直に納得し、次第に日本語詞へと転向。『グロリアスレボリューション』(『THE LIVING DEAD』収録)は元々は英語詞で作られた曲だが、後に日本語に書き換えられた。ちなみに現在では、初期の英語詞を「中学生英語だ」などと揶揄する人もいる。それは藤原自身も自認していることである。反対に日本語詞は、「山田かまちを彷彿とさせる」「生死について実直な詞である」などと評価され、このような詞から、ファンの間ではBUMP OF CHICKENを好きな理由として詞がよく挙がる。藤原も人間の生死については、BUMP OF CHICKENの楽曲の基盤にあると発言している。

BUMP OF CHICKENの初期音源は、演奏技術や音質が彼らも認める通りあまり良くなく、藤原の唄い方はどちらかというとこもった感じであるため、自宅録音のようだと評価されることもあった。しかし、キャッチーなメロディ、背伸びしていないのに凡庸でもない歌詞が相俟ってインディーズながら彼らの名を徐々に浸透させていった。ほとんどの楽曲の作成を手掛ける藤原基央はロックだけに囚われず、ジャズソウルカントリー・ミュージックなども聴くようであることなどから、楽曲はよりシリアスに濃密なものへと進化を遂げた。アルバム『jupiter』ではそれが明瞭に分かることだろう。音の厚みや歌詞の切迫さを手にした彼らだが、反面優しく穏やかな日常風景を唄う曲も曲数を増やしていった。アルバム『ユグドラシル』では、『乗車権』などの傾向が大きく変わった曲も多く収録され、戸惑ったファンもいるようだが、最近の楽曲(『車輪の唄』、『同じドアをくぐれたら』、『銀河鉄道』)ではマンドリンを、また最新シングル『涙のふるさと』ではチェレスタを取り入れるなど、音作りに対して積極的である。最近ではアコースティックギターの音色が目立つようになってきており、そのためか、楽曲の傾向がポップ的になってきたといわれているが、藤原は「楽曲はどのジャンルかなどは関係なく、ただの音楽に過ぎない」とのこと。なおリリース音源はほぼ全てハーフ・ダウン・チューニング(基本チューニングから全ての弦を半音下げた状態)で作られている。(ハーフ・ダウン・チューニングで作られていない楽曲の例:embrace など)

[編集] スペースシャワーTVとの縁

BUMP OF CHICKENとスペースシャワーTVとの間には、切っても切れない縁がある。ここでは、それについて挙げる。

  1. 1999年11月、インディーズ時代のシングル「LAMP」がパワープレイである「POWER PUSH」に選ばれる。
  2. 2000年9月、スペースシャワーTVが主催するライブイベント「SWEET LOVE SHOWER」に出演。
  3. 2001年3月、メジャーデビュー後のシングル「天体観測」が、再び「POWER PUSH」に選ばれる。
  4. 同年4月、TV初のレギュラー番組「BUMP TV -Men'Experience-」放送開始。
  5. 2004年5月29日、デビュー5周年として、佐倉市民体育館にてワンマンライブが行われ、スペースシャワーで生中継。ちなみに、スペースシャワーTVではこの日を「BUMP DAY」と題し、これまでのライブや特別番組が一挙再放送された。
  6. 「アルエ」がシングルカットされた際に製作されたPVではこれらの映像の一部を使用している。
  7. 2006年4月、「SPACE SHOWER HOT 50 チャート★コバーン」第1回目のゲストとして、藤原がMOTOO FUJIWARA名義で出演。

また、この他にも新着ビデオのオンエアーや番組への出演、ライブチケットの先行予約、オリジナルチャートの推移など、スペースシャワーと深い関係を持っている。

[編集] 関連性のある楽曲

BUMP OF CHICKENの楽曲には関連性があることがある。代表的なものを示す。

くだらない唄 - 続・くだらない唄 
くだらない唄のとき少年だった主人公が成長し、都会から故郷へと戻った時の唄が続・くだらない唄とする説がある。一方で『くだらない唄』をファンタジーとして描いた藤原の心情変化を描いた、よりリアルに近いものが「続」であるという説など、諸説。
リトルブレイバー - とっておきの唄 
『リトルブレイバー』の序盤の歌詞に、「とっておきの唄」という歌詞が登場する。
バトルクライ-リリィ 
『リリィ』の「大言壮語も――」~「――唄った」は『バトルクライ』の歌詞の一説で、それを指すものと思われる。
車輪の唄 - 銀河鉄道 
『銀河鉄道』の中盤の歌詞に、『車輪の唄』の情景が登場する。『銀河鉄道』の主人公は『車輪の唄』で歌われた情景を冷めた視線で見つつも羨んでいる。
asgard - midgard 
共に北欧神話からの命名(備考も参照)。"asgard"とは神の世界、"midgard" は人間界のことを示す。この2曲はスコアが同じで、複数のマイクで同時に録音されており、それぞれのマイクの距離を変えている。
天体観測 - スノースマイル 
プロモーションビデオにつながりがある。天体観測で旗を振っていた「藤原少年」はスノースマイルで交通の旗を振っており、鍵を持っていた「升少年」はスノースマイルで車の鍵を持っている。さらに天体観測で望遠鏡を覗いていた「増川少年」はカメラのレンズを覗いており、直井はどちらのビデオでも自転車に乗っている(ビデオを見れば明らかな内容だが、さらにメンバー自身もこの"仕掛け"をインタビュー中に明かしている)。

[編集] タイアップ

天体観測
直接のタイアップではないが、この楽曲に着想を得たフジテレビジョン(CX)系ドラマ「天体観測」が製作された。劇中でも毎回彼らの楽曲が挿入歌として大量に使用され、ファンの間でも話題となった。
sailing day
映画「ONE PIECE THE MOVIE デッドエンドの冒険」主題歌
プラネタリウム
直接のタイアップではないが、家庭用プラネタリウムホームスター」のBUMP OF CHICKENバージョンが限定発売された。
同時期、ささしまサテライト会場のプラネタリウムの中でアコースティックライブを行い、大平貴之とコラボレーション。
カルマ
ナムコテイルズオブジアビス」主題歌。
涙のふるさと
ロッテ「エアーズ」CM曲

[編集] 出演

[編集] 連載中

  • 雑誌連載
    • QUIP MAGAZINE「オレ、ひでお」
    • 藤原 B-PASS「藤原基央インテリ日記 “FUJIKI”」
  • ラジオ

[編集] 終了

[編集] 備考(50音順)

居酒屋 おおいわ
直井の実家である居酒屋の店名。『ビデオポキール』にも登場。BUMP OF CHICKEN所縁のものを展示しているガレージ隣接。店主は直井の父の直井守氏。
MOR
近年Produce欄のクレジットに名が載るようになったBUMP OF CHICKENのプロデューサー集団。デビュー頃からの付き合いらしく、最近は親交も深まってクレジットされるようになったようだが、詳しいことはよく分かっていない。
隠しトラック
BUMP OF CHICKENの発表したすべてのCDに収められているクレジット外のトラック。隠しトラックは通常と違い基本的にメンバー全員が曲作り(特に作詞)に参加し、意味不明かつ支離滅裂な歌から、切ない歌詞にのせて歌われるものまで多種多様。また、CDケースのディスクをはめるプラスチックの台を取り外すと、そのCDの隠しトラックの歌詞が出てくるものもあり、隠しジャケットと呼ばれる。ここでは隠しトラックを発表した架空のバンド名をまとめて記しておく。(ちなみに、すべてBUMP OF CHICKENのメンバーが演じている)
グッドマナーズ
FLAME VEIN』で隠し曲を歌っている。『ユグドラシル』の隠しトラックのシングルチャートでは3位を獲得。デビュー20年目、36枚目のシングルで初めてトップ3に入ったという超遅咲きバンド。
激しぶBOYS
ユグドラシル』の隠しトラックのシングルチャートで1位を獲得したグループ。ちなみにこのCDチャートの司会を担当しているのは直井で、ランキングを発表する良い声の人の正体は藤原である。「LAMP」の隠しトラックである「さよならナイ」も彼らの曲。もったい(升、ここではリーダー)、ドッジ(直井)、ポッケ(増川)、吉岡(藤原)というメンバーである。ユグドラシルの隠しトラックで、「O・TO・GA・MEはーと」を歌っている。
ジミーとその友人
「スノースマイル」の隠しトラックで登場。1972年に録音されたジミーと友人によるセッションが、グラウンドミュージック社長「ペニー・S・ペニー」より提供され、同CDに収録されている。
JOY
ジョイ。『jupiter』の隠しトラックにラストコンサートの音源が収録されており、また、「オンリー ロンリー グローリー」の隠しトラックで「シャドー」を唄っている。ユグドラシルの隠しトラックにて、「シャドー」をもって解散したと述べられている。なお、ユグドラシルのシングルチャートでは2位を獲得。
直井科学調査班
バンドではないが、「ダイヤモンド」の隠しトラックで登場。伝説の「巨人ソドップ」を求めて某山岳地帯へ向かい、「巨人ソドップの唄(JASRAC登録名「オゴマメ」)」の録音に成功する。
ラッキー落花生
ユグドラシル』の隠しトラックで名前だけ登場する。現在のところ、このバンドの曲とされるものは発表されていない。
クリスマス
初めてメンバーで集まったクリスマスは中学の時、友人の田所(通称ターちゃん)の家。ちなみに、この時増川と直井は初めてチキンナゲットを食べたのだが、その当時彼等はその事を恥ずかしく思っており、この事実を隠していた。
CDの合計収録時間
BUMP OF CHICKENのCDの合計収録時間には意味が込められているものもある。例えば「天体観測」の「20分01秒」は「2001年」「涙のふるさと」の「20分06秒」は「2006年」。『jupiter』等のアルバムの合計時間は60分、70分ジャスト。「車輪の唄」の隠しトラックが「トラック12」の「24秒」から始まるのは、「12月24日」から、など。
タイクーングラフィックス
Tycoon Graphics。グラフィックデザイン事務所。BUMP OF CHICKENのロゴデザインを担当した。その後長いブランクののち、「supernova/カルマ」のジャケットデザインを担当。以後、BUMPの全作品のジャケットデザインを行っている。他の主な仕事では、表参道ヒルズのロゴデザイン等。
高橋ひろあき/高チュ
BUMP OF CHICKENのマネージャー、及びメンバー間でのニックネーム。公式サイトでは「TAKAHASHI DIARY」を連載。ニックネームは主に直井がラジオ中などに使用。
DANNY
藤原が単独で作詞した最初の曲で(15-16歳の頃)、ライブのアンコールでも時折唄われる人気曲である。だが、正式なレコーディングを経てCD音源化されたものは無く、『FLAME VEIN』の隠しトラックに一発録りしたものが収録されているのみである。歌詞がネット上で出回っているが、これは以前公式サイトの隠しページにあったもの。
ダンディ
メンバーが中学生の時に行っていた床屋。メンバーはこの床屋で「ヤングショート」と呼ばれる髪型にしていた(バスケ部は皆ヤングショートらしい)。
文化祭実行委員会
藤原がやりたくもないのに選出されてしまい(実行委員を決める日に学校を欠席してしまい、翌日知らされた)やるはめになったものの、結果的に藤原がこの委員になったために、先生から猛反対を受けていた初ライブを開催でき、結成最大の要因となった。
だまれガチャピン
藤原の小学校の卒業文集のタイトルらしい。ガチャピン=先生という意味だという。最初は「くたばれガチャピン」というタイトルだったが、先生に注意されて止めた。
直井祭
開催が確認できなかった時期もあったが、直井は誕生日に「直井祭」と称した盛大なお祭りを開いている。『ビデオポキール』のエンディングに収録されている「第4回直井祭」が最も有名だが、実際に行われたのは1999年12月23日であり(公式サイトのBiography参照)、メンバーの発言からも、「第4回直井祭」は直井の誕生会ではなく、単にレコード店でのイベントだったようだ。
ニコル
「FLAME VEIN」の歌詞カードなどに登場しており、現在でも藤原がよく描くキャラクター。外見はであるが、2足歩行。マフラーを巻いている。マフラーの色は特に決まっていない。使用する言語は日本語である。作者は藤原だが、元はお母さんが書いた猫がモデル。なお、「スノースマイル」のPVで、藤原が同じようなマフラーを巻いている。また、「人形劇ギルド」で隠し要素として出ている。
バンド名の意味
『BUMP OF CHICKEN』はメンバーによると「臆病者の一撃」もしくは「弱者の反撃」という意味であるが、英語としてはBUMP OF CHICKENは直接「臆病者の一撃」という意味にはならないようだ。英語圏の人には「鳥肌」などと解釈されることも多いらしい。(通常、「鳥肌」はgoose bumpなどと言う)そのため、「バンド名が間違っている」と言う主張も一部でされている。当のメンバーは「文法ムチャクチャだよね」とインタビュー時に発言したことはあるが、メンバーや所属事務所共に「間違っている」と公式にコメントしたことはない。
番場秀一
映像作家。BUMP OF CHICKENのデビュー後作品のうち九割近くのプロモーションビデオ製作を手がけ、映像作品『人形劇ギルド』の映像パートの製作も担当するなど、BUMPとの関係は深い。2005年初頭のNHKの番組『スーパーライブ』放送時には番組の演出も行っていた。SPACE SHOWER Music Video Awardsではネット投票による「BEST YOUR CHOICE」部門にて、'04、'05とBUMPのミュージックビデオ(ロストマン、車輪の唄)で受賞している。(スペースシャワー視聴者層とファンの層の一致や、ウェブ投票で有利なネット上のファンの多さも関係しているのだが)
BUMP OF CHICKEN(のテーマ)
通称『BOCのテーマ』。初期のデモテープ等に収録されているのみの、現存しない幻の曲。「へなちょこバンドのライブに行こう」から始まり、また、当時のライブでは必ず一曲目に演奏していた等、BUMP OF CHICKENのイントロダクション的な役目をしていた曲のようだ。2006年初冬のライブツアー中の公演で一度だけ(2月11日福岡マリンメッセ)、メジャーデビュー以来久々に演奏され、話題になった。
ポキール
PV集、ラジオ番組、ツアータイトルなどになっている言葉。実はBUMP OF CHICKENメンバーの中学生時の副会長の女の子のあだ名から取られた。ちなみに全く他人らしい。
BAUXiTE page1
2002年に行われたBUMP OF CHICKEN主催の対バンツアー。旧友のSyrup16gBURGER NUDSハックルベリーフィンと全国三箇所をまわった。
北欧神話
過去に何度かBUMP OF CHICKENの楽曲等でキーワードになっている。例えばアルバム名『ユグドラシル』は神話に登場する"世界樹"のことであり、その収録曲『asgard』は北欧神話に登場する"神々の世界"、『midgard』は"人間界"である。また、『THE LIVING DEAD』の収録曲『グングニル』も、北欧神話における最高神オーディンの持つ槍の名前である。こういった情報はモバイラーの藤原の母が調べてくれたらしい。
ポンツカ
bayfmにてレギュラー放送されているラジオ番組。毎週放送されているほか、ネット上でのストリーミング放送も行っていることから、ファンの間では人気が高い番組である。命名理由はメンバー共通の友人『つかぽん』から。
『THE LIVING DEAD』収録の『続・くだらない唄』の歌詞に出てくる。実在する(詳細は『THE LIVING DEAD』参照)。
ロングフェロー
LONGFELLOW。BUMP OF CHICKENの専属事務所。ヒップランドカンパニー傘下。BUMPのほかにアーティストは所属していない。命名理由は不明だが、直訳すれば「(付き合いの)長い奴」。また、LONGFELLOWは英語圏の苗字で、19世紀にはロングフェローという詩人が実在している。

[編集] 関連項目

[編集] 脚注

[編集] 外部リンク

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