ユーシーカード
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種類 | 株式会社 |
市場情報 | 非上場 |
本社所在地 | 〒135-8601 東京都港区台場2-3-2台場フロンティアビル |
設立 | 2005年10月1日 |
業種 | その他金融業 |
事業内容 | クレジットカード取扱、金銭貸付・信用保証、信用調査、集金・事務計算代行等 |
代表者 | 代表取締役社長 井上誠一郎 |
資本金 | 5億円 |
従業員数 | 719人(2006年3月31日現在) |
主要株主 | 株式会社みずほ銀行(50.99%) 株式会社クレディセゾン(31.0%) 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ |
主要子会社 | エムエイチカードサービス株式会社 |
関係する人物 | 上杉純雄 |
外部リンク | www.uccard.co.jp |
ユーシーカード株式会社 (UC Card Co.,Ltd.) は、株式会社みずほ銀行の子会社で、クレジットカードのプロセシング及び加盟店の各事業を行う株式会社である。又、Edyのバリューイシュアでもある。
「ユーシー」(UC)とは、前身会社の設立時の商号であるユニオンクレジット株式会社 (Union Credit) から採ったもの。
目次 |
[編集] 概説
[編集] 旧ユーシーカード株式会社
1969年に、当時の第一銀行・富士銀行・日本勧業銀行・太陽銀行・埼玉銀行(銀行コード順)と三菱銀行がユニオンクレジット株式会社を設立。「ユニオン」とは設立に関わった銀行のクレジットカードの共同体の意である。
その後、三菱銀行はメンバーから外れ、三井銀行と大和銀行がメンバーに加わり、各銀行が設立したクレジットカード子会社(現在のユーシーカードグループ)を通してユニオンカード(名称は発行各社それぞれ)を発行するようになる。
1972年にInterbank Card Association(MasterCardの前身)に加盟し、MasterCharge(海外専用カード)の発行を開始。 1988年にはVISA Internationalに加盟し、VISAとMasterCardブランドで国際共用クレジットカードのデュアル(2枚同時)発行を開始する。
2002年に、当時のユーシーカード株式会社と、みずほフィナンシャルグループ傘下のユーシーカードグループである第一勧銀カード株式会社・株式会社富士銀クレジットが合併、興銀カードサービス株式会社(JCBとダイナースクラブ部門を残し、エムエイチカードサービスに改称)のUC事業を継承し、新社名をユーシーカード株式会社とする。
以後2005年末まで、旧来の4社を併せたカード発行の事業とプロセシング事業を統括して行うことになる。
[編集] 現ユーシーカード株式会社設立の経緯
2004年8月に当時のユーシーカード株式会社(以下「旧UC」)は、旧UCの親会社である株式会社みずほフィナンシャルグループ(以下「みずほFG」)、みずほFGの子会社であるみずほ銀行と株式会社クレディセゾン(以下「セゾン」)との間で「クレジットカードにおける戦略的業務提携」に合意。プロセシング業務を独立させて統合することにした。
これに基づいて、2005年10月1日に旧UC(本社・東京都千代田区)が加盟店・プロセシング事業を分割し、同名のユーシーカード株式会社(現在のUC、本社・東京都港区)が設立された(日本で初の加盟店・プロセシング事業に特化した会社)。
なお、会員事業が残った旧UCは、同年10月11日にみずほフィナンシャルグループ保有の旧UC株式の全部(51%)がクレディセゾンに譲渡され、同社の子会社となった後、2006年1月1日にクレディセゾンに吸収合併され消滅した。2005年12月31日に会社消滅にあわせて旧UCの支店を閉鎖。その後、2006年5月に台場本社内にあったサービスセンターも閉鎖された。そのため、原則コールセンターのみでしか対応できなくなっている。
[編集] 主な業務
[編集] プロセシング
プロセシングとは、クレジットカードの決済事務処理であり、セゾン及びUCカードグループが発行するUCカードに関する業務と、国際カードを発行する権利を有しないクレジットカード会社に加盟店の開放を行い(いわゆる加盟店開放)、発行されるMasterCard又はVISAの各ブランドのクレジットカードの売上処理等を受託している。
[編集] 加盟店
ユーシーカードの加盟店は、UCカード以外にMasterCard又はVISAと提携したカードでも利用する事が出来る。代表的な加盟店に東日本旅客鉄道(JR東日本)がある。
[編集] UCカードの発行
[編集] 株式会社クレディセゾン
設立の経緯で述べた通り、セゾンは2006年1月1日に会員事業が残った旧UCを合併した。この結果、セゾンが従来から発行している《セゾン》カードに加えてUCカードも発行する。詳しくは、「クレディセゾン」の項目を参照されたい。
[編集] UCカードグループ
UCカードグループは、UCカードの発行を行うフランチャイズ会社であり、ユーシーカードはブラザーズカンパニーと呼んでいる。UCカードグループの一覧は次の通り。
- りそなカード株式会社
- 中央三井カード株式会社
- 道銀カード株式会社
- ちば興銀ユーシーカード株式会社
- 北越カード株式会社
- 共立クレジット株式会社
- 肥銀ワールドカード株式会社
- みちのくカード株式会社
- 株式会社北都クレジット
- 荘銀カード株式会社
- 株式会社十八カード
- もみじカード株式会社
- きたぎんユーシー株式会社
- 第三カードサービス株式会社
- きらやかカード株式会社
- 福銀ユーシーカード株式会社
- 株式会社熊本カード
- 株式会社ほうわバンクカード
- 福邦カード株式会社
- 長野カード株式会社
- 南日本バンクカード株式会社
- トマトカード株式会社
- しまぎんユーシーカード株式会社
- 仙銀カード株式会社
- 株式会社労金カードサービス
- 株式会社損保ジャパン・クレジット
- 第一生命カードサービス株式会社
- NTTファイナンス株式会社
- 朝日生命カードサービス株式会社
[編集] 加盟店開放
ユーシーカードが加盟店を開放し発行する主なものは次表の通り。
名称 | 開放する加盟店 | 備考 | |
---|---|---|---|
VISA | MasterCard | ||
オリエントコーポレーション | ○ | ※1 | |
エヌ・シー・ビー | ○ | ||
東日本旅客鉄道 | ○ | ○ | |
東武カードビジネス | ○ | ○ | ※2 |
日産フィナンシャルサービス | ○ | ○ |
- ※1 オリエントコーポレーションは、MasterCardブランドのクレジットカードも発行しているが、これはユーシーカードが加盟店を開放するものではない(ただし、日本国内におけるMasterCardの汎用化が定着するまでは、オリコの他オムニカード、イオンカードもMasterCardの正会員ながら、初期発行分にはUCロゴが付記されている)。
- ※2 東武カードビジネスが発行するVISA及びMasterCardの各ブランドのクレジットカードは、ユーシーカードが加盟店を開放するもの以外にディーシーカードが加盟店を開放するものがある。
[編集] 備考
合併前の第一勧業カードと富士銀クレジットが使っていた電話番号は合併からしばらくして廃止されている。その後、最近になってこの番号を使うようになった人に間違い電話が多発している。
2006年5月31日をもって、ICカード利用者向けポイントサービス、Plet'sが終了。
[編集] 関連項目
- 上杉純雄 - 現在の道筋をつけた旧ユーシーカードの元社長。現・みちのく銀行会長。
- PiTaPa
- エムエイチカードサービス
[編集] 外部リンク
代表取締役社長: 前田晃伸 | 2005年度決算 - 営業利益: 3.5兆円 | 純利益: 6,499億円 | 総資産: 149.6兆円 | 従業員数: 45,758人 | 上場: 東証1部: 8411 | リンク: mizuho-fg.co.jp
コーポレート | : みずほコーポレート銀行 • みずほ証券 • 新光証券 |
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リテール | : みずほ銀行 • みずほインベスターズ証券 • ユーシーカード • みずほキャピタル |
アセット&ウェルス | : みずほ信託銀行 • みずほプライベートウェルスマネジメント • 資産管理サービス信託銀行 • みずほ投信投資顧問(第一勧業AMと富士投信が合併予定) • 興銀第一ライフAM |
戦略子会社 | : みずほ総合研究所 • みずほ情報総研 • みずほフィナンシャルストラテジー |
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