上大月駅
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上大月駅(かみおおつきえき)は、山梨県大月市大月2丁目223番地3にある富士急行大月線の駅。
大月駅からわずか600メートルのところにある小さな駅であり、終電の1本前の列車は当駅を通過する。
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[編集] 駅構造
単式ホーム1面1線を有する地上駅。線路はカーブしながらほぼ南北に走っており、ホームは西側に設けられている。無人駅で駅舎はないがホームの上に小さな待合所が置かれている。
切り通しの内部に線路が走り駅が設けられている。駅の大月方では富士急行の線路を国道20号が橋で渡っているが、駅から外部へは待合所脇からこの国道へのびる細い坂道を使って出る。
[編集] 駅周辺
中央本線から富士急行の線路が分かれてすぐのところにある駅で、あたりはまだ大月の市街地である。駅周辺には大月市立大月東中学校や山梨県立都留高等学校があり、さらに西側には大月市立病院なども存在する。大月市役所も駅から300メートルほどと近いがこちらは大月駅からでも同じほどの距離である。
駅の西すぐで国道20号から国道139号が分岐している他、駅の西250メートルほどのところでは桂川と笹子川が合流している。鉄道・道路・河川がこの駅の周辺で分岐をしていて、富士急行の線路は以後富士吉田方面へ桂川と国道139号に並行して走っている。
[編集] 利用状況
昭和57年の年間乗降客数は6,236名であった。これを一日平均にすると17名になる。ただし現在では学生の利用が高いため明らかにこの昭和57年当時の平均利用数を上回っている。