南京攻略戦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
| 南京攻略戦（南京保衛戦） | |
|---|---|
 南京の門 |
|
| 戦争: 日中戦争 | |
| 年月日: 1937年12月4日 - 12月13日 | |
| 場所: 中国南京 | |
| 結果: 日本軍の勝利 | |
| 交戦勢力 | |
 大日本帝国陸軍中支那方面軍 |
 中華民国国民革命軍ソ連空軍[1] |
| 指揮官 | |
| 松井石根大将 | 唐生智 |
| 戦力 | |
| 約120,000名 | 兵力：50,000～100,000 |
| 損害 | |
| 小規模 | 兵士：数万人～50,000人 民間人：数万人～数十万人（諸説あり） |
南京攻略戦（なんきんこうりゃくせん）は、日中戦争の戦い。中国側呼称は南京保衛戦。
目次 |
[編集] 背景
第二次上海事変で日中の全面衝突が始まった後、上海付近の敵を掃討し中国側の戦意を喪失させ、事変終結をねらう目的で11月7日に中支那方面軍を編成。11月16日、国民政府は重慶に遷都を宣言する。11月24日、大本営は上海西部の蘇州から嘉興の線までを作戦制限区域とする。しかし軍は戦線の拡大を続け、大本営は12月1日、現地軍からのの強い意向により南京攻略を許可する。
[編集] 経過
12月4日、日本軍は郊外の防衛陣地を突破、第10軍と上海派遣軍との進撃競争となる。南京城を包囲し、12月9日中国軍に対し降伏勧告、中国側は拒否。南京城の城壁は高さ20ｍ、その前に深さ3ｍ、幅30ｍの溝があった。12月10日、日本軍は総攻撃を開始。12月12日、唐生智は退却を決めるが命令は徹底せず、南京城を脱出。12月13日、中国軍は撤退を始め南京陥落、掃討戦開始。12月17日、日本軍による入城式が行われた。
[編集] その後
南京の陥落に続いて多数の民間人や捕虜が殺害されたとされる。詳細は南京大虐殺を参照。
[編集] 参加兵力
[編集] 日本軍
[編集] 中国軍
【南京防衛司令長官部】
司令長官 唐生智、副指令長官 羅卓英・劉興、参謀長 周ラン、副参謀長 余念慈
- 第2軍団（徐源泉）
- 第41師（丁治磐）
- 第121旅（張習崇）
- 第123旅（芮勤学）
- 第48師（徐継武）
- 第142旅
- 第144旅（郭浚）
- 第41師（丁治磐）
- 第66軍団（葉肇）
- 第159師（譚邃）
- 第475旅（林偉濤）
- 第477旅（司徒非）
- 第160師（兼・葉肇）
- 第478旅（喩英奇）
- 第480旅
- 第159師（譚邃）
- 第71軍（王敬久）
- 第87師（沈発藻）
- 第259旅（易安華）
- 第260旅（劉啓雄）
- 第261旅（陳頤鼎）
- 第87師（沈発藻）
- 第72軍（孫元良）
- 第88師（兼・孫元良）
- 第262旅（朱赤）
- 第264旅（高到嵩）
- 第88師（兼・孫元良）
- 第74軍団（兪済時）
- 第78軍団（宋希濂）
- 第83軍団（鄧龍光）
- 江防軍（劉興）
- 教導総隊（桂永清）
- 憲兵司令部（蕭山令）
- 陸軍装甲兵団（杜聿明）
- 砲兵第42団（繆範）
【第23集団軍】
総司令 劉湘、副総司令 唐式遵
- 第21軍（唐式遵）
- 第23軍（藩文華）
[編集] 関連項目
 |
この「南京攻略戦」は、戦争に関連した書きかけ項目です。この記事を加筆・訂正などして下さる執筆協力者を求めています（ウィキポータル 戦争/ウィキプロジェクト 軍事）。 |
