国道22号
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国道22号(こくどう22ごう)は、愛知県名古屋市から岐阜県岐阜市へ至る一般国道である。現在は全線が「名岐バイパス」として多車線化されており、こちらの名称で呼ばれることもある。
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[編集] 概要
- 起点:愛知県名古屋市熱田区(熱田神宮南交点 = 国道1号交点、国道19号・国道247号起点)
- 終点:岐阜県岐阜市(茜部本郷交点 = 国道21号重複、国道157号終点、国道156号起点)
- 陸上距離:37.0km
- 規格:4種1級、3種1級
- 設計速度:60km/h
- 車線数:6車線
- 計画幅員:計画幅員W = 42.0m(標準幅員)
- 指定区間:全線
[編集] 重複区間
[編集] 歴史
国道22号は、東海道と中山道を結ぶ脇往還の美濃路を継承するものである。
- 1879年(明治12年):「道路ノ等級ヲ廢シ國道縣道里道ヲ定ム」(1976年(明治9年)太政官達第60号)に基づく「国道3等」に認定された。
- 1885年(明治18年):内務省告示第6号「國道表」では、国道17号「東京より岐阜県に達する路線」(現国道1号、国道19号、国道22号経由)となった。
- 1920年(大正9年):施行の旧道路法に基づく路線認定では、国道12号「東京市より石川県庁所在地に達する路線(乙)」(現国道1号、国道22号、国道21号、国道365号、国道8号経由)の一部となった。
- 1952年12月4日:新道路法に基づく路線指定で一級国道22号(愛知県名古屋市~岐阜県稲葉郡厚見村(現岐阜市))として指定された。
- 1965年4月1日:道路法改正によって一級・二級の別がなくなり一般国道22号となった。
1958年より、国道22号全線にわたる名岐バイパスの計画が事業化された。順次供用を開始し、1969年に全線がバイパスに置き換えられた。旧道は以下の県道になっている。
- 愛知県道67号名古屋祖父江線
- 愛知県道136号尾西清洲線
- 愛知県道190号名古屋一宮線
- 岐阜県道・愛知県道14号岐阜稲沢線
[編集] 通過市町村
[編集] 接続路線
- 愛知県
- 岐阜県