堀田駅 (名鉄)
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堀田駅(ほりたえき)は、愛知県名古屋市瑞穂区新開町にある、名古屋鉄道名古屋本線の駅である。
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[編集] 駅構造
複々線2面4線の相対式ホームを持つ高架駅。新幹線などに見られる待避型の構造となっている。ホームは8両分だが、名古屋方へ2両分延伸可能な構造となっている。
岐阜・津島方面へは西枇杷島駅、犬山方面は西春駅まで事実上待避ができない(実際には金山駅で待避が可能だが、列車本数が多いため、名古屋本線の列車は早朝・深夜の普通列車数本のみしか金山での待避をしていない。急行・快速急行ならさらに先の新清洲駅まで不可)ため、当時の急行(2005年1月29日の改正以降に,それまでは急行の種別だったものを,停車駅別で快速急行・急行・準急に分割。なお、当改正以前にも快速急行が存在したが,その時は堀田は通過)といえど後続の特急に追い抜かれることが多かったが、2005年1月29日の改正以後、待避はあまり行われなくなった。
構造上、普通列車が急行(快速急行・準急を含む)を待避することが出来ないのも、堀田駅の特徴のひとつであり、短所でもある。実際昼間時の普通列車の多くは、少し豊橋方の本笠寺駅で列車を待避する(本笠寺駅には、急行(快速急行・準急を含む)が停車しないため、緩急接続が出来ない)。 ただ、都心(路線の中心地=名古屋)に近いため、あえて緩急接続を行わないようにした可能性もある(詳しくは緩急接続の項参照)。なお、高架化当時の名古屋本線は特急主体の運行で、急行の設定がなかった。
また上記の改正により、昼間時は当駅で待避する列車がなくなってしまったが、後続の列車が遅れている場合などダイヤが乱れたときは、臨時で待避する姿が見られる。
日中、回送電車が通過線で待避し、後続の快速急行に抜かれることがある。
因みに地上時代は島式ホーム2面4線であった。高架化に際しても、この構造を残しておくべきであっただろう。
- のりば
- 金山・名古屋・犬山・津島方面
- (下り通過線、ホームなし)
- (上り通過線、ホームなし)
- 東岡崎・豊橋・豊川稲荷・西尾方面
[編集] 利用状況
愛知県の統計によれば、1日平均の乗車人員は、平成14年度6,622人、平成15年度6,617人である。名鉄の駅の中では、13番目に利用客が多い。
[編集] 駅周辺
- パレマルシェ堀田店
- 名鉄堀田商店街
- 国道1号
- ブラザー工業本社・瑞穂工場・桃園工場・技術開発センター
- ブラザー病院
- エルモ本社
- トヨトミ本社
- パロマ本社
- 名古屋高速道路3号大高線
- 愛知みずほ大学瑞穂高等学校
- 愛知みずほ大学短期大学部
- 堀田駅 - 名古屋市営地下鉄名城線(どちらも「堀田駅」の表記だが実際は南に300mほど離れている)
[編集] 利用出来るバス路線
名古屋市営バス・「名鉄堀田」バス停
- 基幹1 栄~名鉄堀田~笠寺駅・星崎・鳴尾車庫
- 金山18 金山~名鉄堀田~要町
- 瑞穂巡回 新瑞橋~名鉄堀田~新瑞橋
[編集] 歴史
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
豊橋 - (平井信号場) - 伊奈 - 小田渕 - 国府 - 御油 - 名電赤坂 - 名電長沢 - 本宿 - 名電山中 - (舞木信号場) - 藤川 - 美合 - 男川 - 東岡崎 - 岡崎公園前 - 矢作橋 - 宇頭 - 新安城 - 牛田 - 知立 - 一ツ木 - 富士松 - 豊明 - 前後 - 中京競馬場前 - 有松 - 左京山 - 鳴海 - 本星崎 - 本笠寺 - 桜 - 呼続 - 堀田 - 神宮前 - 金山 - 山王 - 名鉄名古屋 - 栄生 - 東枇杷島 - (枇杷島分岐点) - 西枇杷島 - 二ツ杁 - 新川橋 - 須ヶ口 - 丸ノ内 - 新清洲 - 大里 - 奥田 - 国府宮 - 島氏永 - 妙興寺 - 名鉄一宮 - 今伊勢 - 石刀 - 新木曽川 - 黒田 - 木曽川堤 - 笠松 - 岐南 - 茶所 - 加納 - 名鉄岐阜