大久佐八幡宮
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大久佐八幡宮 | |
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所在地 | 愛知県小牧市大字大草東上2784 |
主祭神 | 大鷦鷯命、誉田別命、息長足姫命 |
旧社格 | 郷社 |
創建 | 年代不詳 |
本殿の様式 | -- |
例祭 | -- |
主な神事 | 初午祭、輪くぐり祭、大草棒の手 |
大久佐八幡宮(おおくさはちまんぐう)とは、愛知県小牧市にある神社である。旧社格は郷社。通称「大草神社」。
目次 |
[編集] 沿革
[編集] 概要
創建年代は不詳。しかしこの地に古くからある神社である。
もっとも古い記録は、社伝によれば「清和天皇在位の871年の重陽の日(9月9日)に、神輿行列や流鏑馬などが行われた」とある。
16世紀末の豊臣家が権勢を誇った時代に社領の全てを没収され、一時途絶える。
慶長年間(16世紀末~17世紀初頭)に、現在の場所に移転。社伝によれば移転の際、「旧社領には榊(さかき)の木を植えた」とある。
江戸時代末期の1867年8月に、勅命で神階正一位に任ぜられる。
第二次世界大戦前の1937年には、旧社格においての郷社に列せられる。しかし戦後は、国家管理から独立。「宗教法人大久佐八幡宮」と改称し、現在に到る。
[編集] 年表
- 871年9月9日 - 神輿行列や流鏑馬などが行われる。
- 16世紀末 - 社領の全てを没収され、一時途絶える。
- 16世紀末~17世紀初頭 - 現在の場所に移転。
- 1867年8月 - 勅命で神階正一位となる。
- 1937年 - 郷社に列せられる。
- 20世紀後半 - 「宗教法人大久佐八幡宮」と改称。国家管理から独立。
- 1983年2月17日 - 大草棒の手が、小牧市の指定無形民俗文化財に。
- 1986年 - 拝殿の大規模修繕
- 2002年4月1日 - 三十六歌仙絵札と奉納札が、小牧市の指定有形民俗文化財に。
[編集] 祭神
- 大鷦鷯命
- 誉田別命
- 息長足姫命
[編集] 祭事
- 初午(はつうま)祭 - 毎年3月に行なわれる神事。この日には、人形供養なども行なわれる。
- 輪くぐり祭 - 毎年7月に行なわれる神事。
- 大草棒の手(ぼうのて) - 毎年10月に行なわれる神事。小牧市の無形民俗文化財に指定されている。
[編集] 所蔵品
[編集] 三十六歌仙絵札
三十六歌仙を描いた絵札。小牧市の「有形民俗文化財」に指定されている。江戸麹町(こうじまち、現在の東京都千代田区)に住む「池田屋吉兵衛」と言う名の者によって、奉納された。
最近まで、拝殿の壁に風雨にさらされた状態で掛けられていたため、かなり損傷が激しかったが、1986年の拝殿修理の際に取り外され、神社近くにある名古屋造形芸術大学の学生らの手によって、修復された。
なおこの神社のものは、36枚の絵の内の4枚(小野小町、藤原敦忠、遍昭、素性)が、現存していない。
[編集] 所在地
小牧市大字大草東上(おおくさ ひがしかみ)2784
[編集] 交通手段
こまき巡回バスの温水プール・大草コースおよび名鉄バス高蔵寺・桃花台線(高森台経由)の大草東上(おおくさひがしかみ)停留所下車、徒歩1分。
[編集] 周辺
[編集] 概要
[編集] 施設
[編集] 関連書籍
- 「大久佐八幡宮傳記」波多野孝三 著(2001年)
- 「大久佐八幡宮 三十六歌仙絵札図集」大久佐八幡宮文化財保存会 編(2001年)
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
地図
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