妙高型重巡洋艦
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妙高型重巡洋艦(みょうこうがたじゅうじゅんようかん)は大日本帝国海軍の重巡洋艦。同型艦は4隻。
[編集] 概要
妙高型重巡洋艦はワシントン海軍軍縮条約に基づき建造された10,000トン級重巡洋艦であり、青葉型重巡洋艦の発展型といえる艦型であった。設計は平賀譲造船官の手によるもので、当初は魚雷発射管が装備されていなかった。しかしながら軍令部は魚雷発射管は必須の装備と考え、設計変更を要求したが平賀は魚雷発射管は不要との考えを頑として譲らず、妙高型は当初設計案が認可されることとなった。
その後平賀は欧米視察に赴き、その間に軍令部は藤本喜久雄造船官に妙高型の改設計を命じ魚雷発射管が装備されることとなった。
[編集] 同型艦
[編集] 関連項目
大日本帝国海軍の重巡洋艦 |
古鷹型:加古 | 古鷹 青葉型:青葉 | 衣笠 |
妙高型:妙高 | 那智 | 足柄 | 羽黒 |
高雄型:高雄 | 愛宕 | 摩耶 | 鳥海 |
最上型:最上 | 三隈 | 鈴谷 | 熊野 |
利根型:利根 | 筑摩 |
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