山田五郎
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山田 五郎(やまだ ごろう、本名: 武田 正彦(たけだ まさひこ)、1958年12月5日 - )は、大阪府出身の評論家・元雑誌編集者。上智大学卒業後、講談社に入社。編集の仕事に携わったが、2004年6月同社を退社した。その和製タンタンとでも呼ぶべきヘアースタイルは、常に斬新である。ペンネームは「ホットドッグ・プレス」編集部に落ちていたモンブランのシャープペンシル(pix75)に記してあった持ち主「山田」の名前をペンとともに拝借。「五郎」は適当に決めたもの。趣味は鉱物収集、時計、ドクログッズ、鉄瓶など。血液型B型。
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[編集] 学歴
[編集] 来歴
講談社入社後は、「ホットドッグ・プレス」、「ソフィア」、「チェックメイト」などで編集を担当。「ホットドッグ・プレス」の編集長も務めた。いとうせいこうとは旧知。
TV出演のきっかけは、「タモリ倶楽部」のコーナー「今週の五つ星り」に出演していた赤井英和が降板することになり、その代わりとして急遽出演を依頼されたことにある。なぜ、彼に出演が依頼されたかといえば、同番組の構成作家・高橋洋二と知り合いだったからだ(高橋洋二は、ナンシー関とともに「ホットドッグ・プレス」の読者投稿欄「ぱっくんぷれす」を担当するライターでもあった)。これを皮切りに、現在ではバラエティ番組に多数出演しており、博識ぶりを披露している。
「今週の五つ星り」ではタモリにヒュフテヴィッセンシャフター・山田五郎教授と紹介され、またタモリのボキャブラ天国では、美術評論家・山田五郎教授という架空の肩書きで出演していた。そのため、タモリ、ガダルカナル・タカら多くの芸能人が山田のことを「教授」と呼ぶ。ヒュフテヴィッセンシャフター(Hüftewissenschafter)とは、ドイツ語で「尻学者」という意味。
テレビ朝日系列の深夜番組虎ノ門内の人気コーナーうんちく王決定戦では、上田晋也、伊集院光、松尾貴史、なぎら健壱とともにうんちく5強と称された。山田は初代王者である。うんちくの内容においては、科学(史)的知識が多用され、時には他の出演者との知識の質に差があることも指摘された。ゴールデンタイムで行われたスペシャル版では上田が優勝し、最多の優勝回数を誇るが、この時は山田が出場していないため、最強のうんちく王と言えるかは疑問が残る、という声もあった。その山田五郎の6歳年下の弟(会社員)もかなりのうんちく王だという。
[編集] 出演
[編集] テレビ
- タモリのボキャブラ天国
- 出没!アド街ック天国
- 輝け!噂のテンベストSHOW
- 新テンベストSHOW
- どっちの料理ショー
- 情報とってもインサイト
- きょう発プラス!
- タモリ倶楽部(準レギュラー)
- BSマンガ夜話(準レギュラー)
- 山田五郎アワー『新マニア解体新書』
- MONDO21
- たほいや
- 週刊地球テレビ
- スキップ(HTB・北海道テレビ放送)
- 2時っチャオ!
- ザ・会議室(CX NUDE DV)
- 誰もいない部屋
[編集] CM
- YKK AP(ナレーション)
[編集] ラジオ
- 山田五郎と早見優のWeekend Living
- TOKYO REMIX ZOKU(J-WAVE、土曜 17:00-17:54)
- 荒川強啓 デイ・キャッチ!(TBSラジオ)
[編集] 映画
[編集] 主な著書
- 百万人のお尻学
- ザ・会議室
- うんちくブック
- 日本庭園観照術―空間に秘められた石の心を読み解く悦び見聞塾
- 20世紀少年白書―同世代対談集
- ニッポン ご当地検定BOOK
- 山田五郎のマニア解体新書