タモリのボキャブラ天国
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タモリのボキャブラ天国(-てんごく)は、フジテレビ系列で放映されていたバラエティ番組である。通称「ボキャブラ」もしくは「ボキャ天(ボキャてん)」。この番組でブレイクして世間一般に認知された芸人も多数存在する。
この項では「タモリのボキャブラ天国(以下「初代」と呼称)」及び以下のシリーズ番組について記す。
目次 |
[編集] 番組の変遷
- タモリのボキャブラ天国 1992年10月14日~1993年9月22日 水曜19:30~19:58
- 【サブタイトル:文科系語学エンターテイメントのパイオニア】
- タモリのSuperボキャブラ天国 1994年4月13日~1996年9月25日 水曜22:00~22:54
- 【サブタイトル:超文科系語学エンターテイメントのパイオニア】
- タモリの超ボキャブラ天国 1996年10月16日~1997年3月19日 水曜22:00~22:54
- 【サブタイトル:超文科系語学ヒューマンドキュメントのパイオニア】
- 新ボキャブラ天国 1997年4月13日~1997年9月14日 日曜23:45~24:45
- 黄金ボキャブラ天国 1997年10月7日~1998年3月10日 火曜20:00~21:00
- 【サブタイトル:嗚呼砕け散る言葉と笑いの黄金伝説 キャブラー達の集団暴走アミューズメント】
- 家族そろってボキャブラ天国 1998年4月14日~1998年9月8日 火曜20:00~21:00
- 続!ボキャブラ天国 1998年10月17日~1999年3月27日 土曜25:45~26:25(関東地方)
- 歌うボキャブラ天国 1999年4月17日~1999年9月25日 土曜25:45~26:25(関東地方)
- ボキャTV 限りなくボキャブラに近い天国 お笑いサバイバル温泉ツアー大作戦!!1999年10月2日 土曜26:10~27:10(関東地方)
- 祝タモリのボキャブラ天国新春復活スペシャル 2003年1月2日 23:55~25:25
新ボキャブラ天国からタモリはMCを降板。復活スペシャルでは再びMCを務めた。
[編集] 番組概要
シリーズにより内容が異なる。
[編集] 初代および「Super-」でのルール
- 概要
- 視聴者から投稿される「ボキャブった」作品(格言・物や人の名前・歌の歌詞などのダジャレをVTR化したもの)を品評する。VTRは番組が制作するが、投稿者の指示に基づき制作された作品や、投稿者自ら制作した作品もあった。なお、ペンネームを使用しての投稿および匿名希望での投稿は(番組開始当初の短期間を除き)一切認められなかった。
- 「Super-」より、若手芸人参加の「ボキャブラ発表会・ザ・ヒットパレード」のコーナーが開始。開始当初は安上がりっぽさで不評だったが、だんだん人気が出て行き、「超-」以降は視聴者投稿作品が封印され、ヒットパレードを60分バージョンにした形式がスタート。(こちらのルールは後述)
- 品評・評価
- パネリストが手元のボタンを押す方式で品評は行われ、ボタンを押すと「電球」が点灯する。大いにウケた場合は「大玉」、まあまあの場合は「小玉」で、つまらない作品には点灯しない。
- 各パネリスト個人の評価は、席にある二股ソケットの点灯している電球の大小および席後部の電飾でわかる。ただし、司会であるタモリの個人評価は電球のみでしか表示されなかったが、1994年の超豪華スペシャルからタモリの席にも電飾が付き(席の中央)95年春のスペシャルからは席後部の電飾でわかるようになった。
- パネリスト全員が「大玉」評価をした場合、効果音とともに司会者席後部一面の電飾が点滅する。
- 上記の品評を参考にした上で、X座標=左「シブイ」・右「インパクト」、Y座標=上「知的」・下「バカ」、の相関図パネル「ボキャブラ・マトリックス」(製作:島津製作所)に、作品の書かれたハガキ大のマグネットを貼り付けることによって最終評価を行う。各座標は10段階あり、どこかの交点にマグネットを貼り付ける。「マトリックス」の各エリアには、「バカパク」「バカシブ」「インパク知」「シブ知」というエリア名がつけられており、【X座標=右に9、Y座標=下に10】の位置に貼り付けられたときには「バカパクの9・10」と呼ばれる。評価するに値しない、面白くない作品はマトリックスの下にある「ポイ」に廃棄される。
- マトリックスの形状は、初期の前半(1992年10月~1993年3月)は正方形であったが、初期の後半(1993年4月~)から円に変わり周辺に動く飾り物やナイトライダーに出てくる「ナイト2000」のフロント部のようなLEDが「ポイ」口の上部に取り付けられた。(「Super-」初期には、「ポイ」時に電子音が鳴っていた。)
- パネリストの評価はあくまでも参考であり、どこに貼り付けるかはタモリの独断による。稀にある程度の評価があっても独断で「ポイ」にすることもあった。
- 「ポイ」に廃棄しようとするとアシスタントの小島奈津子は阻止しようとタモリの説得を試みるのがお約束であったが、タモリはあらゆる手段(小島をボキャブラ・マトリックスの側面に誘導してその隙にポイに入れる等)で無理矢理ポイを行っていた。逆に、小島にとって不都合な作品(小島をネタにした作品)が出た時に「これはポイですよ。」と小島が言ったが、タモリに拒否され、ポイされなかったこともある。
- 多くネタが貼られたエリアは「バカパク」→「バカシブ」→「シブ知」→「インパク知」の順である。
- また、単純に「バカ」度の強い作品が「バカ10・0」、もしくはただの「バカ」に貼られたケースもある。
- 面白くないものの「ポイ」するほどでもない作品に対しては、「欄外」「小島預かり」とされるが、評価としては「ポイ」相当として扱われる。また、「ポイ」よりもひどい(「ポイ」する価値もない)作品は「問題外」として、小島奈津子のテーブルの下に置かれた。「問題外」は過去に2作品ある。(1993年秋のスペシャルで田中義剛,森脇健児の作品が「問題外」となった。)
- さらに、スタジオが大爆笑の渦となり、マトリックスでは表し切れない場合には「寿」という評価が出され、セットの床に大きく書いてある「寿」の字の上に置かれる。事実上の最高評価である。「寿」は過去に4作品ある。
- この時代のフォーマットで制作された復活スペシャルでは、「ボキャブラ・マトリックス」に、バカで知的である「バカ知」が作られたが、従来のマトリックスには「バカ知」がないため、Y座標(知的)線上に貼られた。「バカ知」作品は2作品ある。
- 賞及び賞品
- 作品が採用された投稿者には「ボキャ天小座布団」が贈られた。
- また、以下のような賞があり、毎週それぞれ1作品ずつ選ばれ、副賞が贈られた。(まれに該当無し、2作品選ばれることがあった。)
- ボキャブラ賞
- その週の最優秀作品
- ボキャブラ天国時代・・・賞金5万円と二股スタンドトロフィー(トロフィーの台座の上に、電球つき二股ソケットが付いた物。)
- SUPERボキャブラ天国時代(1994年4月13日~1995年9月20日)・・・末広がりの賞金8万円(フジテレビが関東地区では8チャンネルであることに由来)
- 同(1995年10月18日~1996年8月14日)・・・末広がりの賞金8万円+大座布団「雅」
- 同(1996年8月21日~1996年9月18日)・・・末広がりの(番組では、「イチかバチかの」と称している)賞金18万円+大座布団「雅」
- 大ザブ賞
- その週の次点作品(まれに2作品選ばれることがある。)
- ボキャブラ天国,SUPERボキャブラ天国時代共通・・・「ボキャ天大座布団」が贈られた。(ただし、1996年8月21日~1996年9月18日は末広がりの賞金8万円が追加された。)
- LOVEザブ賞
- 「SUPERボキャブラ天国時代」のコーナー「大人のボキャ天」、「いけないボキャ天」、「ピンクのボキャ天」、「夜のボキャ天」内の最優秀作品。(まれに2作品選ばれることや「普通作品」の中からも選ばれることがあった。)
- 1994年4月13日~1995年9月20日-「ボキャ天ラブ座布団」(細長いクッション)
- 1995年10月18日~1996年8月14日-「ボキャ天桃色ラブ座布団」(細長いクッションのピンクバージョン)
- 1996年8月21日~1996年9月18日-「ボキャ天桃色ラブ座布団」+末広がりの賞金8万円
- ボキャブラ大賞の選定は、タモリとパネリストの多数決によって決められ、観客の拍手は無視される。しかし、その週の雰囲気によって大賞に選ばれた作品が、翌週では全くウケないことがしばしばあり、大賞に選ばれるには単に面白い作品というだけでなく運も必要とされていた。ただし、1度だけ、ボキャブラ賞に決めかけた作品に対して、観客が大ブーイングして、別の作品がボキャブラ賞になったことがある。(このときは、観客のブーイングによって、パネラーを動かしたことになる。)
- スペシャル番組
- 半年に1度、過去のノミネート作品から優れたものを選ぶスペシャル番組が放送される。これにより上・下半期の大賞に選ばれた作品には、
- ボキャブラ大賞-「ボキャ天美麗掛け布団」(途中から、安眠枕「夢」も付けられた。)
- LOVEザブ大賞-「ボキャ天超ロングラブ座布団」(通常のLOVE座布団よりも長い。)
- がそれぞれ贈られた。また、初代の最初のスペシャル放送のみボキャブラ・マトリックスの座標は2倍の20段階となっていた。
- 年末スペシャルは、有名人限定で「有名人ボキャブラ大賞」がスペシャルで放送される。これにより、作品賞と主演賞を選ばれた有名人には、
- 作品賞グランプリ-1994年・1995年共通「ボキャ天美麗掛け布団」(1995年には「誉」が付くが同じである)
- 主演賞グランプリ-1994年「ボキャ天大座布団」(5枚組セット) 1995年「ボキャ天大座布団『雅』」(5枚組セット)
- がそれぞれ贈られた。有名人ボキャブラ大賞の受賞者は次の通り。
[編集] 「超-」以降でのルール
若手芸人(番組ではキャブラーと呼称)によるコントとボキャブラを組み合わせた作品をランキング形式で評価する。
「超-」より、評価に「中玉」が加わる。「大玉=3点」「中玉=2点」「小玉=1点」、パネリスト10人で30点満点。この評価方法にてキャブラーのネタを審査し、毎週ランキングを決定する(同点の場合は前回順位の上位が優先される)。
1位(ボキャブラキング)になったキャブラーには「ボキャ天大座布団・NEW雅(みやび)」が贈られる権利が与えられる。これを賭けて芸能界の有名人2人が番組オリジナルで組んだ「ドリームチーム」とネタ対決「ボキャ天ドリームマッチ」を施行し、1位になったキャブラーのネタの方が評価が高ければ座布団を獲得できる。ドリームチームにはガチャピン・ムックやフジテレビのアナウンサーコンビが出たこともあった。
なお、「新-」以降は視聴者投稿作品(super-までの物と同じ形式。採用者は小座布団獲得。)と対決し、キャブラーのネタのほうが評価が高ければ獲得となる。視聴者の作品が勝利した場合は、視聴者に大座布団と賞金を獲得。なお、同点の場合は再対決は行わず、両者とも獲得となった。「家族-」以降は最終的に1位になったキャブラーが自動的に獲得となった。
なお、これを5枚貯めると「グランドボキャブラキング」になり、賞金100万円獲得。さらに5枚、合計10枚貯めると「名人」に認定され、さらに賞金100万円獲得。初代名人は爆笑問題、2代目名人はBOOMER。ただし、視聴者投稿作品で同一人物がキャブラーに5勝しても、賞金100万円獲得にはならない。 なお、30点満点は、爆笑問題が2回。BOOMER、海砂利水魚、松本ハウス、ネプチューン、Take2が1回ずつ記録している。 「超~」から「歌う~」までの番組変遷、ルール変更は以下のサイトに詳しく記載されているので、こちらを参考のこと。 サポーターズスクエア
[編集] 本編以外の主なコーナー
[編集] 初代でのコーナー
- 「ボキャブラゼミ」(1992年10月~1993年3月)
- 一部の地域や集団でのみ通用する言葉(符丁)の意味を当てるクイズコーナー。正解したパネリストにはボキャ天小座布団が贈られた。5枚貯めれば「大座布団」に交換することも出来る。第1回目からあったが途中で終了した。コーナー冒頭とシンキングタイム中にタイトルにちなんでセミの鳴き声が入っていた。ちなみに初回の問題は「ゲソナンの意味は?」。正解は「足立ナンバーの車」。
[編集] 「super-」でのコーナー
- 「クイズ100人がボキャブりました」(1994年4月~1995年2月)
- 「クイズ100人に聞きました」のパロディー。お題の言葉を道行く人100人にボキャブってもらい、そのランキングに入ったボキャブラをパネリストが解答する。正解なら、その答えを言った人数がそのままポイントになる。また、アンケートの際キャラクターの面白かった1名が「ボキャナスさん」として出題VTRで紹介される。解答時間終了後、ボキャナスさんの答えが発表される。同じ言葉を当てていたパネリストは、ポイントが2倍になる。
- 「ボキャブラ・アカデミー」」(1995年3月~1995年9月)→「ボキャブラ・SUPER・アカデミー」(1995年10月~1996年3月)
- 「ボキャブラ・アカデミー」は、お題の言葉を大学生にボキャブってもらい、16ジャンルのボキャブラを当てる。パネリストは、ジャンルとボキャブラを合わせて答える。両方当たっている場合は10ポイント、ボキャブラがあっていてジャンル違いは5ポイント獲得できる。また、「ボキャブラ・SUPER・アカデミー」ではお笑い芸人3人にボキャブってもらい、それらの言った言葉を当ててしまうと減点される、「アカペナ」というルールもあった。それを当てた場合は、-10ポイントとなる(最大-30ポイント)。また、「クイズ100人がボキャブりました」と同様に、アンケートの際キャラクターの面白かった1名が「アカナスさん」として出題VTRで紹介される。解答時間終了後、アカナスさんの答えが発表される。同じ言葉を当てていたパネリストは、ポイントが2倍になる。(但し、アカナスさんと同じ答えを当てても、「アカペナ」で減点され0点の場合は、ポイントは0点のまま。また、アカナスさんと同じ答えを当てても、「アカペナ」で減点され、マイナスポイントの場合はそのマイナスポイントの2倍になる(実際にマイナスポイントでのアカナスさんの獲得者はいない))
- 「クイズ100人がボキャブりました」・「ボキャブラ・アカデミー」、「ボキャブラ・SUPER・アカデミー」共通で「最もポイントの高かったパネリストには、ボキャ天小座布団が贈られた。前の「ボキャブラゼミ」と同様、5枚貯めれば「大座布団」に交換することも出来る。
- 「ボキャブラ・ザ・インターネット」(1996年4月~9月)
- 「ボキャブラ・ザ・インターネット」は、バグったボキャブラデータを復活するパスワード(ヒント)4つ(初回は6つ)をもとにボキャブラデータを当てるもの。正解したパネリストには、ボキャ天小座布団が贈られ、5枚貯めれば「大座布団」に交換することも出来る。
- 「大人のボキャ天」(→「ピンクのボキャ天」「夜のボキャ天」)
- アダルト、お色気要素の強いネタを集めたコーナー。このコーナーの時だけ、スタジオの照明はピンク色になった。タイトルコールは、前期はルパン三世の峰不二子の声で知られる増山江威子が、後期には河野景子が担当しており、ゲスト出演した際は生でタイトルコールを披露した。
- このコーナーの前には必ずヒツジの行列とともに小島アナが「よい子のみなさんは(歯を磨いて)早く寝てくだちゃいねぇ~」と言っていた。
- 中期よりそのコーナー前にこれらのランクに達するまでもいかない「いけないボキャ天」もあった。
- プライムタイムであったにも関わらず過激な性描写を描いた作品VTRが多く放映されたセミヌードが毎回登場した。
- 作品投稿が打ち切られた背景にはこうしたものが多方面から反発を招いたものと思われる。
- 「みなさん、カンバンは!」
- 街角にある看板(企業や商店などの看板)や道路標識などに新たな言葉を追加してボキャブるミニコーナー。CM前および番組終了前に流れた。(1996年春頃からは、番組終了前のみ、ボキャブラマのおまけシーンが放送された。)1996年春のスペシャルでは「カンバンは!大賞」が行われた。
- ボキャブラマ
- 萬田久子、タモリが出演するミニドラマ。初期は喫茶店が舞台であり、後期は病院が舞台となった。
- 前期(「愛のフレーズ」)
- ナレーションは石坂浩二。未亡人で喫茶店の常連客・かおり(萬田)と、かおりの前夫の友人でかおりに惚れている喫茶店のマスター(タモリ)の掛け合い。かおりの何気ない発言を卑猥な言葉と聞き間違えるマスターだが、聞き直せば何気ない言葉であるというオチが付く。傷心のタモリがトランペットを吹き(吹き真似)終了。初期は視聴者からの投稿は受け付けていなかったが、後に受け付けるようになった。視聴者投稿に対して、ナレーションを担当している石坂が5段階で評価するのがお馴染みとなっていた。
- 後期(「外科医・天現寺広雄」)
- 前期のボキャブラマが、ややシリアス調であったのに対し、こちらは完全なコメディとなった。まず、8号室で揉め事が起きたと報告する看護師・かすみ(萬田)と、それを聞いて「病は気から」で、物のたとえを面白くする天現寺先生(タモリ)の簡単なコント。その後に急患が来る。急患の病状を説明する天現寺とそれを聞くかすみ。そして、その説明を聞いた上でかすみが発した一言を天現寺は卑猥な言葉(愛のフレーズ)と聞き間違い、卑猥な妄想を繰り広げるが、よく聞きなおしてみれば普通の言葉(元ネタ)だった、というオチがつくドラマである。その後、おさらいとして小島が「多国籍」の人に聞こえるような雰囲気で、愛のフレーズと元ネタを混ぜ合わせて発音する。このドラマの作品投稿者には、後ろに「病は気から」、左胸元に番組のロゴがついた白衣(男女各1着)がプレゼントされた。
- 「ボキャブラ発表会・ザ・ヒットパレード」(1994年8月17日~1996年9月25日)
- 視聴者投稿作品ではなく、毎週10組の若手芸人がコントの中でボキャブると言うコーナー。第1回目のイチバンはオアシズでカスは極楽とんぼ。評価は、パネリストの合議によって1位~9位とカス(10位)にランキングされる(末期には、「めざせ君」3組の中から選ばれた1組をを加えた11組)。1位には「紅白大座布団」が、カスには「○カス超小座布団」(ヒットパレード開始2ヵ月後に導入。なお、めざせ君システムが導入されて以降は、めざせ君がカスになった場合のみ進呈された。なお常連10組のいずれかがカスになったら場合はボキャ天○カスハンカチが贈られた)。1996年6月26日からは、「めざせ君」システムが導入され、3組の芸人のネタが紹介された。その中で優秀なネタや一番マシなネタはランキングボードにランクインされた。ところが2組がランクイン、めざせ君がイチバンになるという快挙が1996年7月17日に起こっている。この回は、「めざせ君」のあさりどとアンバランスがランクイン。そして、あさりどは常連芸人を抑え、イチバンに輝いている。なお常連芸人の男同志は、江頭2:50が局部しか映さないというネタの酷さにランクインすらさせてもらえず、めざせ君のボードを置く台に貼られた。
- 主な常連出場者は、爆笑問題、BOOMER、ネプチューン、男同志、金谷ヒデユキ、×-GUN(現・丁半コロコロ)、海砂利水魚(現・くりぃむしちゅー)、つぶやきシロー、Take2、アニマル梯団、MANZAI-C、ロンドンブーツ1号2号、山崎邦正。
- これ以降の常連出場者はヒットパレード末期には出場していなかったり、「めざせ君」扱いになっている。フォークダンスDE成子坂、出川哲朗、キャイ~ン、へらちょんぺ、オセロ、アンバランス(なお、オセロとアンバランスは「めざせ君」に転落)
ヒットパレード最強王座決定戦(1996年9月25日)
順位 | キャブラー名 | 順位 | キャブラー名 | 順位 | キャブラー名 |
1 | 爆笑問題 | 11 | 海砂利水魚 (現くりぃむしちゅー) |
21 | キャイ~ン |
2 | ネプチューン | 12 | フォークダンスDE成子坂 | 22 | アンバランス |
3 | BOOMER | 13 | X-GUN (現丁半コロコロ) |
23 | 極楽とんぼ |
4 | ロンドンブーツ1号2号 | 14 | へらちょんぺ | 24 | ピーピングトム |
5 | つぶやきシロー | 15 | あさりど | 25 | 底ぬけAIR-LINE |
6 | 金谷ヒデユキ | 16 | 松本ハウス | 26 | -4℃ |
7 | ノンキーズ | 17 | オアシズ | 27 | まなつまふゆ |
8 | 男同志 | 18 | Take2 | 28 | UBU |
9 | アニマル梯団 | 19 | 山崎邦正 | 29 | アンジャッシュ |
10 | MANZAI-C | 20 | オセロ | 30 | 出川哲朗 |
[編集] 出演者
[編集] 司会
[編集] アシスタント
[編集] 主なパネリスト
※数が多いため代表的な人
- 大島渚
- うじきつよし
- 初代、「super-」の途中までレギュラー。作品が面白いと、パネリスト席のテーブルの上に登るなどのリアクションを取った。アディダスの服装で出演する場合が多かった。
- 早坂好恵
- 飯島愛
- (番町皿屋敷の)「一枚~」⇒「飯島愛~」ネタにTバック姿で初出演。
- 特番のパネリストボキャブラで「アラビアンナイト」を「絡みやんないと」と言い換えた作品を発表し、在日サウジアラビア大使館から抗議を受ける。但し本人の作品かどうかの真偽は不明。
- 山田五郎
- 番組での肩書き及び紹介テロップは「美術評論家 山田五郎教授」。
- 山口美江
- 「死」「不幸」などのブラックネタを好み、番組内で「ブラック山口」と呼ばれていた。そのためか「北の墓場通りでは~、青い顔の女が指圧」というネタでVTR出演した事もあった。スペシャルで自身がネタを作ったときにも、やはりブラックネタ(「端午の節句」→「看護の絶句」など)。
- 赤坂泰彦
- 田中義剛
- 糸井重里
- 川合俊一
- ホモネタに対して異常に反応が良かったことから、ホモ疑惑が湧く。そのため、彼が出演する週には必ずといっていいほどホモ絡みのネタが採用されていた。この疑惑を逆手に取り、ネタにしたボキャブラ作品に出演もし、スペシャルでのネタも自身が出演したホモネタ。
- 清水圭
- 大仁田厚
- そのまんま東(現:宮崎県知事)
- 「そのまんま飢餓死」というネタでVTR出演したこともあった。
- ガダルカナル・タカ
- 大塚範一
- デーブ大久保
- 井上順
- 薬丸裕英
- 峰竜太
- 国分太一
- 保坂尚輝
- 鈴木史朗
[編集] パネリストの座席
【ボキャブラ天国時代】
主な席順
4枠 男性ゲスト |
3枠 女性ゲスト |
2枠 うじきつよし |
1枠 大島渚 |
【SUPERボキャブラ天国時代】
主な席順(94年4月~95年9月)
6枠(青) ヒロミ |
5枠(緑) 男性ゲスト |
4枠(黄) 女性ゲストまたは山口美江 |
3枠(橙) 男性ゲスト |
2枠(赤) うじきつよし |
1枠(紫) 大島渚 |
主な席順(95年10月~12月)
6枠 ヒロミ |
5枠 男性ゲスト |
4枠 女性ゲスト |
3枠 男性ゲスト |
2枠 男性ゲスト |
1枠 大島渚 |
主な席順(96年1月~3月)
6枠 ヒロミ |
5枠 女性ゲスト(主に飯島愛がここに定着していた) |
4枠 男性ゲスト |
3枠 女性ゲスト |
2枠 男性ゲスト |
1枠 大島渚 |
主な席順(96年4月~9月)
6枠 ヒロミ |
5枠 男性ゲストまたは女性ゲスト(主に飯島愛がここに定着していた) |
4枠 女性ゲストまたは男性ゲスト |
3枠 男性ゲストまたは女性ゲスト |
2枠 男性ゲスト(4枠が女性のときは女性ゲスト) |
1枠 監督代理(主に糸井重里、山田五郎がいた) |
96年1月~9月に関しては2~5枠は男性と女性が交互に座っていることが多かった
- 監督代理経験者
[編集] CSでの再放送時にNGとなったケース
- 2006年までCS放送フジテレビ721で再放送が行われていたが「夜のヒットスタジオ」、「オレたちひょうきん族」同様、権利上や諸事情を理由にその出演者の出た回は再放送がされず、もしくは一部分がカットされてしまうことも有り。
- 田代まさしや横浜銀蝿の翔がゲストだった回はまるごと放送されず、特に田代は1995年のスペシャル版の際に自ら投稿したネタの「猿マーシー」にVTR出演しておりそこだけカットされたまま放送された。他にはアイルトン・セナやダイアナ皇太子妃を番組のネタで取り上げた際もそこだけカットされて放送された。
- 権利上以外にも、当時放送されてしばらく経過してから謝罪を行ったネタもカットされ再放送されていない。例に「ムーミン」の歌の替え歌ネタの「ねぇムーミン」→「先住民」(VTRで原始人のごとき格好の人間を登場させた)がある。
- なお「タモリのSuperボキャブラ天国 祝ありがとう衝撃のマル秘新展開 本日発表スペシャル!!」(Superの最終回)以後は現在のところ再放送が行われなくなり、現時点では事実上の再放送終了となっている。この最終回が放送されない理由として、「ヒットパレード最強王座決定戦」にエントリーされた30組の芸人の中に、のちに不祥事でメンバーの一人が吉本興業を解雇されたお笑いコンビや、放送後に芸能界から引退して一般人となった者などがいるなどの要因がある(後者については「元芸能人」である一般人の場合、放送時の諸権利関係が非常に複雑になってしまうため)。
[編集] 主なキャブラー
- 各キャブラーがボキャブラネタを初披露した時代
- カッコ内はキャッチフレーズ、「歌う」時代はキャッチフレーズが廃止されている
- ○は「Super」のヒットパレードでイチバンになった芸人
- ×は「Super」のヒットパレードでカスになった芸人
- ☆は「超」以降、ボキャブラキングになり座布団を獲得した芸人
[編集] 「Super」時代/ボキャブラ発表会 ザ・ヒットパレード
- アクシャン(帝国の逆襲)
- 視聴者投稿VTRに出演する事が多かった。
- あさりど(アルタからの旋風→めざせ君→アルタからの旋風→捨て身の貴公子)○×
- 「ヒットパレード」時代に「めざせ君」に転落しながらもイチバンを獲得。
- アニマル梯団(野性の咆哮)○×
- 雨空トッポライポ(現・〆さば)(軍団の鉄砲玉→めざせ君→軍団のレイニーボーイ)
- アリtoキリギリス(めざせ君→昆虫大戦争)☆
- アンジャッシュ(青梅街道の蒼い星→めざせ君→青梅街道の蒼い星→冷血サイボーグ)×
- 当時はネタがシュールすぎたためか常に下位低迷状態で、「ヒットパレード最強王座決定戦」では出川に次ぐブービーだった。
- アンバランス(シブヤ愚連隊→めざせ君→シブヤ愚連隊→六本木系脳天気)○×
- 「ヒットパレード」時代には2度イチバンに輝く。
- アンラッキー後藤(めざせ君)
- 石松亭(めざせ君)
- インパクト(トライアングルの鬼)
- UBU(脳殺ハレンチ娘→めざせ君→脳殺ハレンチ娘→セクシーレボリューション)×
- 梅垣義明(シャンソン大魔神)
- 笑組(上野発暴走ダンプカー)
- 越後屋文太(現・シベリア文太)(仁義なき男)×
- オアシズ(顔面ギリギリガールズ)○×
- 第1回ヒットパレードのイチバン。
- オセロ(爆走!浪花レディース→めざせ君→爆走!浪花レディース)×
- 初期~中期にかけてのカスの常連。「出川をカスにさせない」というタモリの方針の煽りを喰らい山崎邦正、男同志に次いで7度のカスになっている。
- お染ブラザーズ(ミスター正月)
- 海老一染之助・染太郎が「お染ブラザーズ」名義で登場していた。
- 男同志(男色の悪魔→全裸禁止令発令{/解除}→男色の悪魔)○×
- 第1回ヒットパレードから登場。ネタのほとんどが下ネタで江頭は必ずと言っていいほど裸になっており、その上、あまりのネタの酷さに放送出来ない作品も多かった。しかし「全裸禁止令」が発令され、全編、服を着てネタをやった回(1996年6月19日・第82回ヒットパレード)があったが全くウケず、タモリからは「男同志、服着たら迫力無くなっちゃったな」と言われ、ヒロミからは「やっぱり江頭は意味の無い裸をやんなきゃ」と言われた事により、この週だけで発令は解除された(なお発令解除後の最初のネタが上記にある同年7月17日・第86回ヒットパレードで披露されたネタである)。成績にはムラがあり爆笑問題、BOOMERに次いで11回のイチバンになっている反面、山崎邦正に次いで、8回のカスにもなっている。「超」では番組2回目でメジャー初の「0点」を記録(ゲストに来ていた遠藤久美子が固まっていた)、7回目には江頭が失踪したというアングルにより、ボキャブラに別れを告げた。なお、この第7回では相方のコンタキンテが江頭の父である江頭2:45と「ゼロから出直します→全裸から出直します」と言い江頭2:45が服を脱ぎ出すという謝罪ネタを披露している。
- 海砂利水魚(現・くりぃむしちゅー)(おとぼけツインターボ→邪悪なお兄さん)○×☆
- 第7回ヒットパレード前半戦(1994年9月28日)で初登場。「超」以降はスタジオにいる周囲の強烈なキャブラー達に押され、自分達の無個性に悩んでいた。しかし、「新」時代には(半ば無理矢理にキャラ作りをした上での)ブラックネタが大当たり。そして番組記録の3週連続ボキャブラキングを「新」と「続」で合計2度達成し、ヒットパレード時代は3週連続のカスに転落している。なお×-GUNに次ぎ、BOOMERと並ぶ5年間のボキャブラ生活を送っている(「歌う」最終回まで登場)。
- 金谷ヒデユキ(地獄のスナフキン)○×☆
- ヒットパレード時代は様々な芸能人を狙い撃ちにした替え歌で大当たり。「超」~「家族」では他のキャブラーを標的にした。そして「家族」最終回で行われた「家族そろってサヨナラボキャブラ天国最強王座決定戦」では第1位に輝き、賞金100万円を獲得した。なお、金谷は、これを機にボキャブラを卒業。同時に芸人としての活動から引退している。
- カマキリバンド(めざせ君→646469(ムシムシロック))
- キャイ~ン(天然ボケマシーン)○×
- ネタ自体はウケなかったがウドのサックスのモノマネが大ウケし、一度だけヒットパレードのイチバンに輝く。
- 極楽とんぼ(東京吉本の秘密兵器)×
- 第1回ヒットパレードのカス。
- ココリコ(背徳のストッパー)×
- アンジャッシュと同様、この頃はネタが殆ど評価されていなかった。
- コロンボ(迷走刑事)
- サービスパンダ(めざせ君→白と黒のエクスタシー)
- 「新」時代の第2回目でボキャブラキングに輝いたが投稿作品に敗れ座布団を獲得出来なかった。
- 坂道コロコロ(めざせ君→ローリングサンダー)☆
- <ヒロミにより改名、ネーミングは鈴木史朗。>→エンヤコラさ(坂道コロコロ改め→目指せ!Vシネマ)→<他番組では改名していない事が発覚し、元に戻される>坂道コロコロ(エンヤコラさもとい)
- 猿岩石(見ざる・言わざる・聞かざる)
- 正司敏江・玲児(ザ・グレートどつき)
- 底ぬけAIR-LINE(華麗なるヒコーキ野郎→めざせ君→華麗なるヒコーキ野郎→きりもみ空中3回転→きりもみ空中2回転)×
- 当初は3人組で登場し、ネタ前とネタ後に「はーいどうもっ!」と必ず入れる芸風だったが、不評だったため2人組になってからは入れなくなった。なお幹てつやに次いでメジャー入りに時間がかかっている。
- つげシスターズ(五反田の美人姉妹)×
- つぶやきシロー(ロンリーウィスパー)○☆
- ヒットパレード時代は成績も良く、「超」ではキングに輝き座布団も獲得したが、中期以降は成績が低迷。「新」では作品カットの連続で、「黄金」を目前に番組を去った。ヒロミ曰く「ささやかなくなって面白くなくなった」。
- D-BARN(めざせ君→予選落ちくん)
- Take2(さわやか大魔神→奇跡のシンデレラボーイズ→さわやか大魔神2→魅惑のサラブレッド)○×☆
- 出川哲朗(自称・ポストタモリ)×
- タモリが「カス座布団さえあげたくない」という事で一番ウケなくてもカスにならず「9位」が定位置に(しかし、あまりにもネタがヒドイ場合は例外的に4回カスになっている)。それを武器にした作品で4位を取ったこともあり、「タモリはヅラ」というネタを芸人の中で真っ先に使用し高順位を叩き出した。余談だが「タモさん、聞いてくださいよ~」というネタ始まりが多く、このセリフが出川の物真似の定番になった。
- デンジャラス(2丁目からの使者→列島危険地帯)☆
- ノッチはこの番組での愛称から芸名自体を「ノッチ」に変更した(当初は佐藤望名義)。「黄金」では「夕日シリーズ」が大当たり。そんな中、フォークダンスDE成子坂に、このシリーズを一度だけパクられている。
- DonDokoDon(めざせ君)
- ニーニーズ(沖縄の英雄)×
- ネプチューン(電光石火の三重殺(トリプルプレイ))○×☆
- オチ前のコントは天下一品。しかしオチが決まらず大スベリという事も多々あった。ところがオチが決まった時は高得点を連発した。「超」で初披露した「ホストクラブ・アキラ」ネタが大当たり。その後のネプチューンの定番ネタになる。他にも「映画監督ネタ」、「代打教師アキバネタ」がある。
- のイズ(めざせ君)
- ノンキーズ<Super時代はノンキース名義>(四谷三丁目からの刺客→めざせ君→四谷三丁目からの刺客→情熱の嵐)×
- 青うま(ノンキーズ改め→天から舞い降りた)→バシャUMA(青うま改め)など、後期は名前の変遷が激しかった。
- 爆笑問題(不発の核弾頭→初代名人)○×☆
- 第3回ヒットパレード(1994年8月31日)から登場。正統派なネタで抜群の安定感を発揮した。初期は2人で作品を作っていたが、太田光の作るネタはほとんどと言っていいほどウケず、一度だけカスになっている。これをきっかけに太田はボキャブラのネタ作りを全て田中裕二に一任した。なお「Super」では最多16回のイチバン、「超」~「黄金」の1年半で15回のボキャブラキングに輝き、1997年2月5日には座布団を5枚獲得し100万円、1998年1月6日の放送で10枚目の座布団を獲得し、初代名人に輝いた。なお「新」、「黄金」(名人獲得後)ではチャレンジャー(計8週間)に転落し、その期間中太田はチャレンジャー席で毎回大暴れしていた。
- ×-GUN(現・丁半コロコロ)(アジアの超特急)○☆
- 第3回ヒットパレード(1994年8月31日)から登場。以降、常連になる。その後、「超」からボキャブラシリーズ終了(1999年9月25日)まで出演し続け最長5年1ヶ月のボキャブラ生活を送った。「超」以降は登場時に西尾季隆が、「キャー!○○!(○○の内容は毎週違う)」と一発ギャグ(デブフレーズ)をかますのが恒例になり、「続」&「歌う」では、嵯峨根正裕(現・さがね正裕)が一発ギャグを披露するのが恒例となった。
- 林家こぶ平(現・林家正蔵)(平成の爆笑王)
- 視聴者投稿時代に「デーモンこぶ平」というネタで出演したこともあった。
- ピーピングトム(のぞき屋ダイナマイト→めざせ君→のぞき屋ダイナマイト→暗闇の目撃者)×
- 元祖ホストキャブラーでネプチューンより先にホストネタを披露していた。
- ピテカンバブー(めざせ君→予選落ちくん)
- BOOMER(遅れてきたルーキー→二代目名人→遅れてきたルーキー)○×☆
- 第7回ヒットパレード前半戦(1994年9月28日)で初登場(初登場時から同年11月23日までは「ブーマー」名義で出演)。川合俊一をモチーフとした「バレー部の川合君」ネタシリーズ(ホモネタ)で「ヒットパレード」の常連に定着。その後は安定した力を見せ、爆笑問題に次ぐ15回のイチバンに輝いた。「超」初期は不安定な成績だったが、「家庭の事情ネタ」、「イセ子ネタ」、「動物ネタ」、「監督ネタ」で時代を博した。「超」以降では18回のボキャブラキングに輝き、1997年8月18日に座布団を5枚獲得し100万円、1998年9月18日には10枚目の座布団を獲得し「二代目名人」に輝いている(Super、超、新、黄金、家族、続、歌うの全てでキングになり座布団を獲得した唯一のキャブラー)。なお×-GUNに次ぎ、海砂利水魚と並ぶ5年間のボキャブラ生活を送っている(「歌う」最終回まで登場)。
- ビシバシステム(狂乱の男女混合タッグ)×
- ふうりんかざん(戦慄の筋肉質)
- フォークダンスDE成子坂(コギャル殺し→戦慄の不協和音)○×☆
- 吹越満(パントマイムの若大将)
- プリンプリン(ドタバタソルジャー→めざせ君→ドタバタソルジャー)☆
- 「新」以降は「時代劇ネタ」が中心となり好成績を残す様になった。
- 北京ゲンジ(めざせ君→予選落ちくん)
- へらちょんぺ(人間失格→白い恐怖)○×
- そのまんま東が贔屓にしていた。ヒットパレード最強王座決定戦以降、必死にネタを送り続け「新」で久々の登場を果たす。
- 保津純子(色仕掛けの人形遣い)
- ホンジャマカ(ライブの帝王)
- 本間しげる(一人ぼっちのカメレオンマン)
- -4℃(氷の失笑)×
- マギー司郎(北関東イリュージョン)
- ベテラン芸人の中では最も高い成績を残している。
- ますだおかだ(しゃべくりハリケーン)
- 2人にとって冬の時代であり、ヒットパレードに出演したが全く成績は振るっていない。
- 松本ハウス(爆発2秒前→めざせ君→爆発2秒前→汚れなき壊れ屋)×☆
- ヒットパレード時代は、なかなか成績が振るわなかった。その後、江頭2:50の失踪で男同志が「超」7回目で番組を卒業。これにより繰上げでメジャー初登場。江頭を失ったボキャブラを加賀谷の強烈なキャラで引っ張る。その後、「歌う」の途中で番組に別れを告げる。
- まなつまふゆ(出川からの置き土産→演芸場の小悪魔)○×
- みかずき組(牙無き女豹)
- MANZAI-C(彷徨のヒットマン)○×
- 第18回ヒットパレード後半戦(1994年12月28日)で初登場1位という衝撃のデビューを飾る。しかし「超」以降はチャレンジャーの常連になる事が多く、大島監督には特に厳しく怒られた。ところが持ちネタである「スケッチブック」ネタを「家族」から使用する様になってからは成績が多少向上。「家族」最終回の「最強王座決定戦」では30組中の第3位に輝く。なお「続」、「歌う」時代にはメジャーに定着していた。
- 山崎邦正(1000のあいさつを持つ男→リトルパンチドランカー)○×
- 第1回ヒットパレードから登場。毎回、挨拶ボキャブラ(「こんにち和田勉」など)を披露。1996年6月末からは挨拶ボキャブラも評価の対象になった。第3回ヒットパレードではイチバンに輝くも、これが最初で最後のイチバンになる。なおヒットパレードでは最多のカスに転落している。「超」以降には出演していない。
- 山田幸伸((岸谷五朗・寺脇康文に続く)第3の男)×
- U-turn(めざせ君→回転禁止の青春)☆
- 当時は2人組での出演で、身長の凸凹ぶりと土田の顔の大きさがが評判だった。「超」では一度、キングに輝き座布団も手にしているがBOOMERが100万円を手にした事によりチャラになっている。「続」、「歌う」ではキングの常連になるが、それと同時に土田の対馬に対する確執が表面化したのも、この時期である。
- よゐこ(燃えない闘魂)×
- 横山たかし・ひろし(キング・オブ・お坊ちゃま)
- La.おかき(五反田のイタリア人)
- らんぶるふぃっしゅ(めざせ君)
- レツゴー三匹(超ナニワ伝説)
- ロンドンブーツ1号2号(くいだおれパンクス)○×
- ヒットパレード時代のみの出場。当時の芸人の中では珍しい長文ネタで大当たり、まさに「長文ネタの元祖」。しかし末期には、なかなか長文ネタが当たらなくなった。「超」に出演していれば間違いなくメジャースタートだったが、「超」の番組スタイルが自分達には合わないとしてボキャブラを去った。なお、ボキャブラに出ていた若手芸人達の中で、この時期にテレビで自分達の冠番組を持っていた数少ない芸人である。
- わたる哲平(千の声を持つ男)
[編集] 「超」
- アメリカザリガニ(ミナミの赤い爪)
- 「新」時代は「アメザリ」と略称で出演していた。
- ジェット★キッズ(流星王子)
- ソウル・ソニック・ブギ(燃えよふたりっ子)
- プリオ(秘密の花園)
- ペナルティ(罪と罰)
- 幹てつや(歌う阪急電車→歌う阪急電車下り線)
- 「超」・「新」時代は20位の常連だったが、「黄金」では遂にメジャーに昇格するという奇跡を起こした。
- モリマン(ダーティー・プレイメイト)
- ライブでは放送禁止用語連発・下半身露出など過激なネタが多かったが、男同志とは違い番組ではそういうネタを一切封印していた。
[編集] 「新」時代
- Do-Yo(現・どーよ)(青春バイオレンス)
- VERSUS(ときめきキャンパスガール)
- メンバーの亀村愛はこの番組でアリtoキリギリスの石井正則と知り合い、結婚した(のち離婚)。
- パイレーツ(聖☆美乳エンジェル)
- ネタの後に言う「だっちゅーの」でブレイク。1998年の新語・流行語大賞を受賞した。
- プラスドライバー(鋼鉄十字軍)
- スマイリーキクチ(仮面の独白)☆
- 当初は癒し系全開のキャラだったが、「元暴走族」という過去を暴露してからは毒舌にさらに磨きがかかり、決して崩さない笑顔でキャブラーを恫喝したことも。
- ファンキーモンキークリニック(蒼い巨塔)
[編集] 「黄金」時代
- あぶらとり紙(予選落ちくん)
- アンタッチャブル(一触即発BOYS)☆
- ネタのセンスは初登場時から突出しており「家族」、「続」、「歌う」ではボキャブラキングに輝いている。「続」では海砂利水魚と5枚目の座布団、そして100万円を争ったが海砂利に敗れた。
- With T(10代目いいとも青年隊)
- エルトンGOタカーズ(予選落ちくん)
- G★MEN'S(ザ・グレートシズオカ)
- 春風亭柳二(予選落ちくん)
- ジョーダンズ(真夜中の狩人→桜中学OB)
- スティーブ&ジャニカ(全米チャンピオン)
- ダーンス4(オーバーヒートの4WD)
- ボキャブラでは珍しい3段オチで勝負し、上位に食い込む事も多かった。
- チャオ+1(真夜中のSE)
- チュチュチュファミリー(暗黒のハーモニー)
- T・I・M(現TIM)(爆裂ボディ・ソニック)
- ゴルゴの体文字を用いた漢字ネタで頭角を表す。現在の持ちネタ「命」は、実は当時の作品の一つ。
- トーキョービンゴビンゴダイナマイトジャパン(予選落ちくん)
- 花いちもんめ(予選落ちくん)
- ピーカーブー(予選落ちくん)
- びゅんびゅん(予選落ちくん)
- ぷかぽん(予選落ちくん)
- ブラックボックス(予選落ちくん)
- 北北西に進路を取れ(予選落ちくん)
- 保健体育委員(鎌倉名門女子高校)
- マンブルゴッチ(予選落ちくん→堀越学園の一番星)
- やるせなす(予選落ちくん)
[編集] 「家族そろって」時代
- オーディン(予選落ちくん)
- キングスパレイ(予選落ちくん)
- さまぁさまぁ(胸騒ぎの放課後)
- だぼぱん(ラージ&ルーズ)
- テツandトモ(予選会最優秀新人賞受賞→NHKのど自慢チャンピオン→TBS街角テレビ歌唱賞受賞→テレビ東京スターは君だヤング歌謡大賞受賞→シンガーソングなんでだろう)
- 番組内では殆ど受けず、そのためかキャッチフレーズの変遷がキャブラー内で最も激しい。
- 野口製作所(明日を見つめる有限会社)
- BarBie's(予選落ちくん)
- パックンマックン(予選落ちくん)
- ブラックパイナーSOS(硝子の十代)
- →下目黒二丁目(東京都目黒区)
- プラトニック(予選落ちくん)
- 野性爆弾(さまよえる獣人)☆
[編集] 「続」時代
- アウトブレイク(超新人→期待の新人キャブラー)
- [an][do](現・アン☆ドゥ)(銀河のふたりっこ→路線変更)
- インスタントジョンソン(はじめまして)
- 江戸むらさき(期待の新人キャブラー)
- おぎやはぎ(期待の新人キャブラー)
- 号泣(期待の新人キャブラー)
- 健(期待の新人キャブラー)
- ストロング・マイマイズ(期待の新人キャブラー)
- 代田ひかる(超新人→嘆きの天使)
- はなわ(期待の新人キャブラー)
- Bコース(期待の新人キャブラー)
- ヘモグロビン(期待の新人キャブラー)
- 北陽/s(現・北陽)(期待の新人キャブラー)
- 技ありーず(一撃必殺)
- ワンダラーズ(燃えるおたふくソース)
[編集] 「歌う」時代
[編集] 若手お笑い芸人登場のコーナー
キャブラーを目指して、ネタで評価するコーナー。「家族そろって~」最終回直前スペシャル(1998年9月5日)と「続~」のスペシャル(1999年1月2日)で2回行われた。 ここから、テツandトモと代田ひかる(現だいたひかる)、アウトブレイクがキャブラーになった。
[編集] 家族そろってボキャブラ天国・最終回直前スペシャル 緊急特別企画「飛び出せ!ボキャブラニュースター予選会」
- 360°モンキーズ
- ライオンヘッド
- 白衣
- Bコース
- アウトブレイク
- NATSU&MEGU
- テツandトモ
- シャカ
- はなわ
- ストロング・マイマイズ
[編集] 祝!続ボキャブラ天国 新春失笑スペシャル!!
- 号泣
- 360°モンキーズ
- 北陽/s(現.北陽)
- ライオンヘッド
- ストロング・マイマイズ
- おぎやはぎ
- Bコース
- 健
- ホーム・チーム
- 代田ひかる(現.だいたひかる)
- ヘモグロビン
- 江戸むらさき
- はなわ
- ネギねこ調査隊
- アウトブレイク
[編集] スタッフ
[編集] 出版など
- 黄金ボキャブラ天国(発行:フジテレビ出版 発売:扶桑社、ISBN 4-59402-429-7)
- 1998年1月30日初版第一刷発行
- THE ボキャブラ天国 公式ビデオ寿(ポニーキャニオン) VHS
- THE ボキャブラ天国 公式ビデオ誉(ポニーキャニオン) VHS
- THE ボキャブラ天国 公式ビデオ雅(ポニーキャニオン) VHS
- 3巻同時に1998年12月18日発売
[編集] 全国ネット時の前後番組
フジテレビ系 水曜19時台後半 | ||
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前番組 | タモリのボキャブラ天国 | 次番組 |
クイズ!超選択 | 志村けんはいかがでしょう | |
フジテレビ系 水曜22時台 | ||
MJ -MUSIC JOURNAL- | タモリのSUPERボキャブラ天国 ↓ タモリの超ボキャブラ天国 |
タモリの新・哲学大王! |
フジテレビ系 日曜23:45 | ||
プロ野球ニュース | 新ボキャブラ天国 | プロ野球ニュース (再復活) |
フジテレビ系 火曜20時台 | ||
火曜ワイドスペシャル (第2期、19:30~) |
黄金ボキャブラ天国 ↓ 家族そろってボキャブラ天国 |
走れ公務員! |
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