新津田沼駅
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新津田沼駅(しんつだぬまえき)は、千葉県習志野市津田沼にある新京成電鉄新京成線の駅。
JR総武本線の津田沼駅とは徒歩圏内のため乗換えに使用されている。京成津田沼駅と当駅との間は単線区間であるため、朝ラッシュ時の増発のネックとなっている。新津田沼方に引上線があり朝ラッシュ時は当駅折返しと京成津田沼ゆきが交互に運転される。なお当駅とJR津田沼駅は直結しておらず、距離も400mくらい離れており、乗換えには不便である。
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[編集] 駅構造
対向式ホーム2面2線の橋上駅。イオン津田沼ショッピングセンター、イトーヨーカドー津田沼店と丸井津田沼店(2007年1月31日閉店)の建物と接続している。
[編集] のりば
1 | ■新京成線 | 京成津田沼・千葉中央方面 |
2 | ■新京成線 | 北習志野・新鎌ヶ谷・八柱・松戸方面 |
[編集] 駅周辺
[編集] 北口
- イオン津田沼ショッピングセンター
- 株式会社ミヤコシ
[編集] 南口
[編集] 乗り入れバス路線
[編集] 利用状況
2004年度の乗車人員は1日平均36,294人である。新京成電鉄の中では、松戸駅の次に利用客が多い。
[編集] 歴史
当駅は、開業後現在の位置に落ち着くまで、3度移転している。
- 1947年12月27日 新京成線の始発駅として開業。現在の駅よりややJR津田沼駅よりの位置にあった。
- 1953年11月11日 京成津田沼駅への乗り入れを行うために前原駅~京成津田沼駅間をショートカットするように新線を敷設し、その上に新津田沼駅を移転した。
- 1961年8月23日 津田沼駅からの乗り換えが不便であることから、前原駅から路線を分岐(当初の路線の復活)し、初代の位置に3代目となる新津田沼駅を開業させた。2代目の新津田沼駅は藤崎台駅に改称した。
- 1968年 行き先が「新津田沼駅行」と「京成津田沼駅行」の2つあるのはわかりにくいとの利用者の声から、藤崎台駅を通る路線を廃止して、新津田沼駅をやや京成津田沼駅よりに移動させ(4代目)、新津田沼(4代目)~京成津田沼間を開業させた。当時は上り(松戸方面)ホーム側に駅舎があり、下り(京成津田沼方面)ホームとの間は地下道で連絡していた。
- 1977年(国鉄)津田沼駅北口再開発事業の進展により駅ビルが建設され、橋上駅舎化された。同時に地下道は廃止。駅ビルの主要テナントはイトーヨーカドー津田沼店。
- 2003年9月 イオン津田沼ショッピングセンターのオープンに伴い、北口を開設。