昭和町 (山梨県)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
|
昭和町(しょうわちょう)は、山梨県中央部にある町である。中巨摩郡に属する。
目次 |
[編集] 地理
甲府盆地の中央部に位置し、かつて釜無川の氾濫原であった平坦地。笛吹川支流の河川も流れ、近世以降は穀倉地帯や甲府の水源にもなる。
[編集] 歴史
氾濫原であるため考古遺跡も見られず、開発は遅れていたと考えられている。江戸時代には西条、西条新田、清水新居、河東中嶋、押越、紙漉河原、築地新居、築地新田、飯喰、河西、上河東の11か村。近年は新興工業団地の成立や甲府市近郊として宅地化が進み人口が増加。イトーヨーカドー甲府昭和店出店など大型ショッピングモールの出店に伴い付近は再開発された。昭和46年6月に昭和町となり現在に至る。
[編集] 行政区域の変遷
- 1874年(明治7年):西条村、押原村、常永村が成立。
- 1889年(明治22年):西条村と常永村で組合村。
- 1942年(昭和17年):西条村、押原村、常永村が合併し、昭和村となる。
- 1971年(昭和46年):昭和村が町制移行して昭和町となる。
[編集] 文化財
上河東の妙福寺本堂の青銅製鰐口は1960年(昭和35年)11月7日に県指定の工芸品。また、鎌田川のゲンジボタルは1930年(昭和5年)に国指定の天然記念物であったが、地方病(日本住血吸虫)の中間宿主であるミヤイリガイの駆除の影響で、餌となるカワニナが激減したために減少し、1976年(昭和51年)には指定は解除された。
[編集] 行政
[編集] 教育
- 昭和町立押原小学校
- 昭和町立西条小学校
- 昭和町立常永小学校
- 昭和町立押原中学校
- 山梨県立甲府昭和高等学校
[編集] 不動産
- (有)不動産かたやま
- 新日本通産株式会社