常永駅
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常永駅(じょうえいえき)は、山梨県中巨摩郡昭和町上河東にある東海旅客鉄道(JR東海)身延線の駅である。特急「ふじかわ」は通過し、普通列車のみが停車する。
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[編集] 駅構造
島式ホーム1面2線のみを持つ地上駅。北側から見ていくと駅舎、1番線、2番線の順番に並んでおり1番線に甲府方面の列車が、2番線に富士方面の列車が発着する。
ホームの小井川方の端はスロープになっており、ここから1番線の線路を横切って駅舎に行く。安全のため線路の手前に構内踏切が設けられており、構内踏切には遮断機と警報機がついている。
駅舎はコンクリート造りだが小ぶりで簡便なもの。内部には待合所のほかに小さな窓口も設けられているが無人駅であるのでシャッターが下りている。自動券売機等は設置されていないのでこの駅で切符を購入することは出来ない。この駅舎は1999年(平成11年)3月に出来たものでそれ以前には木造の駅舎があった。
[編集] 駅周辺
中巨摩郡昭和町にある駅だが駅の南西すぐに中央市との境界線が走っている。昭和町役場はこの駅と国母駅の中間附近にあるが、僅かながらこの駅からのほうが近い。
あたりには田畑が広がっているほか住宅も見られる。
- 昭和町立常永小学校
- 山梨大学医学部付属病院
[編集] 歴史
- 1928年(昭和3年)3月30日 - 富士身延鉄道により西条常永駅として開業。旅客・貨物の取扱を開始。
- 1938年(昭和13年)10月1日 - 富士身延鉄道を国が借り上げ。同時に常永駅に改称となる。
- 1941年(昭和16年)5月1日 - 国有化され国鉄身延線の駅となる。
- 1960年(昭和35年)11月1日 - 貨物の取扱を廃止。
- 1983年(昭和58年)6月1日 - 無人化。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄の分割民営化により、東海旅客鉄道の駅となる。
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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