ヒバリ
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![]() カンムリヒバリ |
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分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Alauda arvensis | ||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||
ヒバリ | ||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||
Lark |
ヒバリ(雲雀,告天子)はスズメ目,ヒバリ科に属する鳥類である。
ユーラシア大陸の温帯から亜寒帯にかけて広く分布しており、春を告げる鳥として洋の東西を問わず親しまれている。全長約17cm、頭に特徴的な冠羽をもつ。
見通しのきく広い草原などにすみ、草の根元などの地上に枯草を用いて、お椀状の巣を作る。
多くの鳥は木などに止まりながらさえずるが、ヒバリは飛翔しながら上空でさえずるという習性をもつ。 このさえずりは「一升貸して二斗取る、利取る利取る」、「利に利食う、利に利食う、後や流すう」などと「聞きなし」がされている。 又、このヒバリのさえずりはとてもきれいで、そのため多くの詩や曲などのモチーフになったりもしている。
ヒバリは、熊本県の県鳥でもある。
目次 |
[編集] 画像や動画とその解説
[編集] Sibley分類体系上の位置
スズメ目> スズメ亜目> スズメ小目> スズメ上科> ヒバリ科
[編集] 関連項目
- ラーク(Lark)→英語でヒバリの意味。
- 揚げひばり→イギリスの作曲家、レイフ・ヴォーン・ウィリアムズがヒバリが空を鳴きながら飛ぶ姿をイメージして作曲した交響詩。
レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ/レイフ・ヴォーン・ウィリアムズの楽曲一覧を参照。 - ひばり→オーストリアの作曲家であるハイドンがヒバリが美しい声で鳴きながら滑空する様子をイメージして作曲した弦楽四重奏曲。
フランツ・ヨーゼフ・ハイドン/弦楽四重奏曲第67番ニ長調「ひばり」を参照。 - 相模原市 1974年11月20日 市の鳥に「ひばり」を制定する。
- ヒバリ科